さん喬•権太楼「COREDO落語会」

書き洩らしたシリーズ（笑）最終回は演芸評論家の山本益博氏がプロデュースを務める
「COREDO落語会」
日曜日に開催されましたが早くも24回目。
毎回売り切れになる人気企画ですが、今回はコロナ禍で、会場の日本橋三井ホールの客席数も半減。
どうにか、チケット入手して、行って来ました。

さん喬•権太楼の大看板と若手実力派の白酒•一之輔が登場する
今回のプログラム。
では、早速、演目と演者。
道具屋　与いち
雛鍔　　一之輔
寝床　　白酒
中入り
棒鱈　　さん喬
鼠穴　　権太楼
毎回、皆さんの熱演で3時間を超えるロングランの会ですが
今回も。
古典落語を堪能しました。

「雛鍔」一之輔
職人の父親とこまっしゃくれた子供。
一之輔師の十八番。
今回は、おかみさんまでが、子供に
「お父つぁん　からかうんじゃないよ。お前の方が頭良いのは分かってんだから・・・」という始末（笑）

「寝床」白酒
重蔵が大きなリアクション取るたびに
「なにか驚くようなこといいましたか」と困惑する旦那が笑える。

「棒鱈」さん喬
さん喬師の十八番。
後に上がった権太楼師によると、ラストのくしゃみする場面で、ずっと袂で口を覆っていたという。
気付かなかった（笑）

「鼠穴」権太楼
昨年から、高座に掛けている演目。
既に、権太楼流に仕上がっているのはさすがだが、失礼ながら私は、オチがイマイチだと思う。