BS TBSで放送された「疾走する蜷川幸雄~生きる覚悟~」見ました。2時間 病に負けず演出を続ける氏の姿を追ったドキュメント番組ですが、まさに生きる覚悟が見えてくる迫力がありました。
「海辺のカフカ」では、全く演技経験のない新人俳優古畑新之を徹底的に鍛え、「ハムレット」では、己れが見出した藤原竜也に激しいダメ出し。その鬼気迫る様子が、画面を通して伝わって来て、舞台作りへの執念を窺い知ることが出来ました。
石橋蓮司に向けられた「バーのカウンターに肘ついて芝居してんじゃねーよ」という言葉。「演技がアップばかり」これは「ハムレット」で満島ひかりに向けられた言葉。伝説となった灰皿を投げるシーンこそ見られませんでしたが、投げ掛けられる言葉は峻烈なものばかり。
ラスト近く、受けて立つ役者側 市村正親の言葉が印象的でした。「自意識持ってたら役者なんかやってられませんよ」
「海辺のカフカ」では、全く演技経験のない新人俳優古畑新之を徹底的に鍛え、「ハムレット」では、己れが見出した藤原竜也に激しいダメ出し。その鬼気迫る様子が、画面を通して伝わって来て、舞台作りへの執念を窺い知ることが出来ました。
石橋蓮司に向けられた「バーのカウンターに肘ついて芝居してんじゃねーよ」という言葉。「演技がアップばかり」これは「ハムレット」で満島ひかりに向けられた言葉。伝説となった灰皿を投げるシーンこそ見られませんでしたが、投げ掛けられる言葉は峻烈なものばかり。
ラスト近く、受けて立つ役者側 市村正親の言葉が印象的でした。「自意識持ってたら役者なんかやってられませんよ」