田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

田切掃除・夏30

2005-10-24 20:31:18 | 飯田線の旅
 露天風呂につかあり伊那谷の遠景を眺めていると、しみじみと癒される。
実に贅沢な気分だ。
 1時間弱温泉を堪能して外に出る。駐車場の片隅に無人販売コーナーがあって、地元の野菜などを格安で売っている。この日は小玉の黒スイカを100円で買い求めた。黒スイカと言えば高級品で普通のスイカの倍の値がする。こんな小玉でも普通は800円くらいするのだが、それがたったの100円とは驚きだ。
蕎麦の城にも野菜販売所があって、旨そうな野菜や果実を売っていた。

 温泉を出た後は佐久間から飯田線と別れ、天竜川の本流沿いに浜松方面に向かう。このルートは着工半ばで放棄された旧国鉄佐久間線のルートで、所々に橋やトンネルの跡が残っている。これが完成していたら、旧二俣線から佐久間までの短絡ルートになっていた。そうなると飯田線も一本道ではなく、だいぶ様子が変わっていただろう。
 宇宙局長はこの帰りルートの途上に生息している。

田切掃除・夏29

2005-10-23 18:44:17 | 飯田線の旅
 前回の蕎麦の城のあたりに「泰阜村」とあるのは、下條村の誤りですね。何しろ半分寝ながら書いてたので脳のチェック機能が働いてません。
御指摘感謝→宇宙局長

 あ~るのOVA公開すぐ後で、田切駅待合室の落書きに「山田さん温泉へは唐笠からが便利です」とあった。当時はまだ今ほど日帰り温泉がなく、唐笠近傍の温泉と言えば今度も立ち寄った「コスモスの湯」しかなかった。
 当時から山田さん温泉はどこか?とは田切に来るあ~るファンの最大の疑問であり、しばらくはこの件の真偽が話題になったものだ。
今となってはばかばかしい話だが・・・
 とにかく、コスモスの湯に着いた。ここは入浴料400円と、他と比べて幾分安く、また国道沿いではなく少し奥まった場所になるので空いている。大変よいところなのだ。露天風呂から見える伊那谷の眺めも、まあ、○である。蕎麦の城と併せておすすめポイントなのだ。
 掃除とロングドライブの疲れを湯につかって癒す。何ともいい気分なのだった。

田切掃除・夏28

2005-10-22 20:17:16 | 飯田線の旅
 最近は道の駅が各地で充実している。電車の地方ローカル線の駅が無人化したりキヨスクがなくなったりと寂しくなる一方で、道の駅の充実ぶりは対照的だ。飯島近辺にも2カ所道の駅がある。一カ所は田切から国道を飯田方向に進んだ道沿いにあり、もう一つはそこから更に先、七久保方向に山を登った広域農道沿いにある。後者の方が後に開設された駅で、より施設は充実している。広い駐車場と地場産品の並ぶ売店、食事どころ、トイレと一通りそろっていて、休憩にはもってこい。実際に道の駅に車を停めて泊まるマイカー旅行者が増えているそうだ。そういえば唐笠のそばの道の駅「蕎麦の城」には畳敷きの仮眠スペースもあったぞ。
 駅も施設を充実させないと、マイカーに客を取られっぱなしになるな。
 一定の条件で駅寝の出来る駅(駅寝公認って意味ですね)なんてのを、増やしたらどうだろう?

 帰路でも道の駅に寄り休憩を取りつつ、お土産などを買って帰った。
前出の「蕎麦の城」に立ち寄り、最近泰阜村で力を入れている峰竜太シリーズのお土産から竜太蕎麦を買い求めた。道の駅のすぐ脇の道の裏手にある「コスモスの湯」に立ち寄る事にする。今回は飯島の陣屋旅館の風呂が休業中だったので、初温泉になる。

田切掃除・夏28

2005-10-20 20:57:03 | 飯田線の旅
 と言った訳で夏の田切大掃除は終了だが、帰路の旅はまだ少し続くのだ。
 伊那谷というのは、一山隔てた中央高速道を別にすると恐ろしく自動車道の整備状況が悪い。一応「三遠南信自動車道」なんてのを建設中だが、いったい何時になったらできる事やら・・・・確かに新規高速道路の建設に反対の意見は多いが、実際天竜峡以南の飯田線エリアを自動車で走ってみるとよい。僕らのような旅人なら、多少の(かなりの)不便であっても、それは旅の味わいだと思う事もできるが、そこで生活してる人にとっては、どれだけ不便な事か。飯田線があるじゃないか!って??ふざけちゃいけない。2時間に一本しかなく、深夜走ってないものが何のあてになるだろう。早くできないかな~三遠南信道。だって田切から帰るのに、南に下るとものすごく時間かかるんだから・・・行きはまだ気分も高揚してるからいいが、帰りはヘロヘロでっせ。
 なんか環境保全意識の高い人に喧嘩売ってるような内容になってしまった・・・弁解じゃないが、僕は電車旅も好きでっせ。実際冬掃除は電車移動の予定です。

田切掃除・夏27

2005-10-19 20:11:40 | 飯田線の旅
 この時期駒ヶ岳の千畳敷カール(氷河がえぐり取った地形をカールという)は平地より一足も二足も速い紅葉で、特にナナカマドの真っ赤な紅葉が見事なそうだ。何しろ行った事がないので見ていない。是非一度は行きたい!と思い続けて早幾星霜。

 さて、無事昼食も終わり、店を出た我ら6人は駅に向かった。まだ昼過ぎだが、そろそろ帰りの算段をしなければならないのだ。なぜってここは駒ヶ根、南回り(豊橋方面)で関東に帰ろうと思ったら。飯田線を抜けるだけで5時間以上たっぷり電車に乗り続けになるのだ。だから帰りは当然のように北回り(岡谷方面)で、中央線経由で帰る者が多くなる。東京へはこの方が便がいい。
 電車移動組の4人とはここでお別れだ。
駅で岡谷方面に向かう彼らを見送り、僕と宇宙局長の2人は車で南に下る。