10月14日(土)~15日(日)の両日、川越地区最大級のお祭り「川越祭り」が行われました。コロナ終息宣言後初の完全開催との事で期日前より楽しみにしていました。川越駅・本川越駅周辺で行われるお祭りは、GW始まりからの「春祭り」、夏の「百万灯祭」がありますが、この川越祭りはそのんかでも最大規模のお祭りになります。そもそもは川越総鎮守である川越氷川神社の祭礼です。
JR及び東武鉄道の川越駅の東側~東武鉄道川越市駅~西武鉄道の本川越駅~蔵造の一番街付近をかなり広範囲に車両進入禁止にして祭り会場が設定されます。
14日はさわやかな秋晴れ、15日は昼少し過ぎまでは雨でしたが、14時ころから雨があがりその後に日が出て絶好の祭り日和になりました。
各写真は15日に撮影したものです。
西武鉄道の本川越駅前付近。午前中のけっこう強かった雨が嘘みたいに晴れてます。川越祭りではこんな3階建ての大きな山車が、会場内を引き回されます。出店も多数出て、皆さん食べ歩きを楽しんでいます。
ちょっと分かり難いですが、4台の山車が大きな交差点に集まっていました。こうなると見学者が多数集まって立ち止まるので、全く動けなくなりますね。
大きな台車の上の1階にお囃子、2階をせり上げて、3階部分は各山車自慢の人形が立ちます。こいつは新富町2丁目の徳川家光公。これだけ立派な山車を町内会しかも丁目だけで保有しているのが凄い。
最近、川越の各駅周辺でも高層マンションが増えてしまい、大きな3階建ての山車も、見下ろされて小さく感じます。
山車同士が行き会うと、こうして間近でお囃子を盛大に鳴らして競い合います。これを「曳っかわせ」と呼んでします。お囃子の調子や舞を乱された方が負けになるとの事でした。
この風景、今年だけ見られたレアものです。山車後方の足場にカバーで見えない建物は「埼玉りそな銀行川越支店」で、このような大きな西洋建築で時の鐘と並ぶ一番街ランドマークです。現在補修工事中でこんなカバーに覆われていますが、この状態の前を山車が通るのを見られるたのは今回だけです。僕以外は誰も気にしていませんでしたが。
こっちがもう一つのランドマーク時の鐘。背の高い山車の通行の邪魔にならないように信号が90度動かされています。だから、この信号の向き越しに時の鐘を撮れるのも祭の間だけ。こっちも僕だけが少し興奮してシャッターを切っているほかは誰も注目してませんでした。
蓮馨寺さんの少し広い境内にも多数で店が出ていますが、このお化け屋敷の小屋!がなかなか見もので、4年振りのお目見えです。中の音がスピーカーで外に流れていて、凄まじい絶叫が「これは、かなり怖そうだ」と感じさせます。
最後に武者の亡霊が・・・ではなく、傾いた陽に映し出された山車の人形の影。道沿いの看板建築の壁に映っていました。
川越祭りは暗くなった夕方から夜が本番。物凄い人出で、ただ道を歩くのも困難になってきました。退散して居酒屋で一杯やってから帰ろう。
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