4月9日は久しぶりにいい天気でした。例によってカメラを持ってぶらぶらと散歩に出かけました。今回は歩いた行程に沿って、撮った写真をそのままの時系列で紹介します。桜・飛行機・生き物とぐるぐる写真が変わりますがご容赦を。
入間川の土手に咲いていた「からし菜」と「ソメイヨシノ」です。黄色と白い花に青い空がいい感じです。この桜の下の茂みに黒と白の野良猫の人が住み着いています。2人とも桜耳の地域猫さんです。
入間川の看板、その右奥にあるのはJR川越線の入間川橋梁です。この看板の左に自動車と人が渡れる初雁橋があります。
初雁橋の歩道上から見た入間川橋梁です。この時期は入間川の河川敷に黄色いからし菜が咲きます。あたりには菜花特有の香りが漂っています。JRの入間川橋梁はこちら側に架線柱がないので車両撮影の適地で、陣取っている撮り鉄の人をたまに見掛けます。
飛行音がしたので見上げると、C130輸送機が飛んでいました。胴体に日の丸が見えるので、航空自衛隊入間基地の機体です。
初雁橋の上から入間川の流れに逆らって泳いでいる鯉の人が見えました。そこそこ速い流れに逆らって上流に向かって泳いでいました。
またしても甲高い飛行音がしたので空を見上げるとT4練習機が飛んでいました。こいつはブルーインパルスでも使っている機種で、飛行速度が速くてファインダーに捉えるのは苦労します。小さな機体ですが高速で低空を飛ぶためか、他の飛行機に比べると大きな音を出して飛びます。左下に斜めに走る黒い影は手前にある電線です。
入間川橋梁を川越線の列車が通りました。桜の花と列車を1枚の写真に撮れるのはこの時期だけです。
河原の茂みに白猫の人が居ました。この子は先程の土手の桜の下あたりに住んでいる白猫の人とは別の猫さんです。この子も桜耳の地域猫さんですが、警戒心が強くて全然近寄れません。
西に向かう民間航空の航路になっているので、かなり上空を大型の旅客機が頻繁に通過します。このように2本の飛行機雲をひく機体が大半ですが、ごくまれに4本飛行機雲をひく機体も見ます。
C2大型輸送機が低空を飛んでいました。上空を飛ぶ飛行機は機体の下面しか撮れませんが、このように旋回するために機体が傾いた時には上面を撮ることもできます。
先回して近づいてきたので、良い解像度で撮影が出来ました。飛行機を近くで撮りたいなら入間基地の周辺にある公園にでも行けばいいですが、こうして散歩中にたまたま出会ったから撮影するだけなので、ここまで近くで撮れれば充分です。航空自衛隊でプロペラ機のC130とジェット機のC2と2種類の大型輸送機を運用しています。無駄なんじゃないかと思う人もいるでしょうが、それぞれに利点があるのです。だから運用する作戦行動によって使い分けるという事です。
入間川の河原に降りてからし菜の高さで川越線の車両を撮りました。これもからし菜が密集して咲いているこの時期だけです。
ピントを車両に合わせるとこうなります。
からし菜と桜と鉄道車両を1枚の写真に撮りました。こんなのって鉄道車両がメインじゃないので撮り鉄は馬鹿にするんだろうな。
川越水上公園まで来ました。この公園内も桜の木が多数植えられています。芝生広場にシートを敷いて花見を楽しむ人も多いですが、火気の使用は禁止されています。大型遊具のある児童遊園の脇の桜が満開でした。
ソメイヨシノがまだ満開ですが、花の中心部が紅色に変化してきました。これは花が散る兆候です。
道に桜の花びらがだいぶ落ちています。花弁が風に舞っているので、いよいよ花の盛りは過ぎたという事でしょう。
池のスワンボートたちは休業中です。手前の小さな巣箱はカワセミの家と書かれていますが、入り口側にカワセミの模型が取り付けてあって、そもそもカワセミを呼び込む気はないようです。洒落でやっているのか?実はこのすぐ近くでカワセミが餌をとっている姿をよく見ます。カワセミの人が実際に近くにいるんだけど、公園関係者は知っているかな。
八重桜が咲き始めていました。満開はまだ先です。この桜はソメイヨシノが散るのと入れ替わりに咲き始めます。
からし菜にベニシジミの人が止まって蜜を吸っていました。
東京都心に比べて桜の開花も満開も少し遅れた川越ですが、この週末(4/12~13)あたりが花見の最後の機会になりそうです。風に花弁が舞っている中で花見をするのもいいかな。
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