田切通信

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冬の大掃除13

2010-04-05 22:09:00 | 飯田線の旅
 実はこの冬の掃除シリーズをだらだらやっているうちに、実生活の時間では春の大掃除が終わってしまった・・・だが、途中で終わるのも据わりが悪いので、引き続きしつこく冬の大掃除シリーズを続けます。

 小諸城趾にある小諸市動物園だが、何しろ立地が城跡であるから、敷地的制約が凄い。小諸城趾には水のある堀はないのだが、水の無い、いわゆる「空堀」があり、それがもの凄く深く大きい。それが城趾の3方向を取り囲んでいるのだが、そのうちの一つと、城趾内にも走っている別の空堀に挟まれて残った幅が狭い細長い敷地が動物園に当てられたエリアだ。どうも言葉で説明しても分かりにくいが、飯田にある動物園をご存じだろうか?あれを更に幅狭く細長くして、なおかつ崖の上に載せた状況を思い描いてもらえればだいたい合っているように思う。
 そんな敷地だから大型の動物は少なく、猛獣といえるのはライオンとツキノワグマだけで、半分以上は鳥類、そして猿の類だ。しかもこの寒い冬の時期、それらの多くは展示用の檻では無く、その裏側にあるらしい寝床にこもって出てこない。園内が無人化ならぬ無獣化していて寂しい。

 ペンキのはげたコンクリート製の象と馬。何かちょっと怖い。その後方に写っているショーケースには、園内で死んだ動物の骨や剥製やホルマリン漬けが並んでいてこれまた怖い。


 鳥たちはこの寒さでもまあまあ元気。白鳥の左後方にはピンク色のフラミンゴが写っている。


 水飲み場はペリカン。


 分かるかなぁ。ペンギンの顔出し看板。手作り感満載だ。


 園内の至る所にこのような看板が。脅しではなく、この看板がある柵の向こうは全て強烈な断崖絶壁だ。小さな子供連れだったりしたら、一時たりとも気が抜けない。


 見た感じ普通の日本犬だが、これが珍しい希少種の川上犬のサクラ。こいつだけが元気で近づいたら吠え付かれた。日に2回程度園内を散歩するらしい。


 半分くらいの動物がお休み中だから、一通り観覧しても30~40分ぐらいで見終わってしまった。これで城趾の見られる場所は全て見て歩いたことになる。これならば資料館なども見られる共通券を買っておくべきだった。

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1 コメント

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Unknown (宇宙局長)
2010-04-06 22:01:50
崖崩れ注意看板の文章の書かれている方向と言葉遣いが時代を感じさせますね。
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