横須賀中央駅のバス停から京急バスに乗って横須賀美術館を目指します。京急バスは「よこすか満喫キップ」を使えばフリーで乗車できるので大変便利でした。美術館の最寄りバス停は「ラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前」です。横須賀中央から乗った時は車内は閑散としていましたが、堀之内駅に着いた途端、若い人（大学生くらいに見えました）や子供を連れた大人が大量に乗り込んで来て満員になりました。外も晴天で暑いけど、この時期まだ空調が入らないバス車内も凄く暑い。またしても「謀ったなぁ、シャア」でした。
この先には大した観光名所はないはずだし、しかもこんな若い年代の人たちが何を目的に乗って来たんだろう？と不思議に思っていたら、皆さん美術館最寄りのラビスタ観音崎で降りる。もちろん自分たちもここで降りるんだけど、つまり目的は美術館なのでした。会期末なので混みあいますとアナウンスはされていましたが、巨大ロボットを喜んで見るような人種とも思えない。何と巨大ロボット展が終了する前に並行して「ジブリ展」が始まっていました。子供ずれの親、若い人たちの目的はジブリ展の方でした。
左、よこすか満喫きっぷのリーフレットです。これがないと食事券・遊び券が上手く使えない。右、ロボット展の入場券、これが満喫きっぷの遊び券と引き換えになるのでお得です。
風光明媚な観音崎にある横須賀美術館です。見ての通り平日なのにこの人出。ほとんどジブリ展のお客さんで、感覚的には、ロボット展：ジブリ展は１：２０くらいでジブリの圧勝！地球や人類や時には宇宙を守った巨大ロボットもジブリには勝てないのでした。
会場入ってすぐにあったのは宇宙の戦士のパワードスーツ。後ろに立って記念写真を撮れるようになっています。全高約２ｍ、多少調整が出来るとはいえ背の高い兵隊は着られないんじゃないかな。
宇宙の戦士の本の扉絵が大きく壁に展示してありました。多くの展示物は撮影可能で、むしろダメな物は「撮影しないで下さい」の表示がされていました。恐らく版権等の大人の事情があるのでしょう。
ゲッターロボの展示。文字が小さいから読みずらいですが、全く同じ3台のマシンが合体するのに、合体後に重さが変わります。一番軽いゲッター2が２００ｔ、一番重いゲッター3が２５０ｔ、何で？
巨大ロボット言えばやはりこれですね、マジンガーZ。
新旧のマジンガーZのおもちゃが展示されてました。初代と最近の超合金ですが、大きさも違うけど、細部の作り込みと言うかプロポーションの再現度合いが全く別次元ですね。当然のように値段も高いけど。
で、広いホールの床面に貼られた「平面ガンダム」これだって、図面を拡大していわゆる実物大（設定上の）なのですが、さほど巨大に感じない。ついさっき立体で直立してたガンダムを見たからだろうか？この展覧会の目玉のはずですが、少々拍子抜けでした。
さらに続く。