田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

2014冬の田切大掃除02

2014-01-11 08:24:00 | 飯田線の旅
 前回の記事に間違いがありました。八王子で乗り換えたのは松本行きではなく甲府止まり。甲府で松本行き普通電車に乗り換えた訳ですが、八王子からの列車は6両、甲府で待っていたのは3両!長さが半分!!甲府で降りてしまう乗客も多いので混雑するって事はないけど・・。こいつがあとでボディブローのようにじわじわ効いてくる。
 まだ正月の松の内で、列車が諏訪エリアにさしかかると、上諏訪~岡谷間では諏訪大社への初詣客がホームにひしめき合っていたそここへ3両編成でそこそこ客が乗っている列車が来たものだから車内は都会の通勤ラッシュみたいになった。

 岡谷駅を出るときは曇り空とはいえ何も降っていなかったが、塩嶺トンネルを抜けたとたん細かな雪が横殴りに降っていた。山ひとつ超えて天候が変わったようだ。満員の列車は程なく塩尻に着いた。


 写真には写っていないけど、凄く細かな雪が降っているし、風も強くて寒い。ここで中央西線を北上してくる宇宙局長と合流するのだ。


 隣のホームに停まっている見覚えのない車体。これが中央本線の旧線経由で塩尻~辰野間のみを往復運動するローカル運用で、前回の冬に来たときはクモハ123の単行電車だった。ダイヤ改正で廃車になりこれに置き換わったのだ。

 少しして局長が合流した。この後の行程だけど、特に決めていない。さし当たっては「昼食」なので、どこで何を食べるか相談した結果、まだ食べていない「辰野のほたる丼」にした。つまり辰野に向け移動だ。


 たまたままだ停まっていた旧線経由のローカルに乗ることにした。車内はこんな感じで片側がクロスシート、反対側はロングシート。置き換え前は単行(1両)だったが、これは2両編成で当社比2倍の空間容積!でも乗ってる人はほとんどいない。


 小野駅。無人駅だが大きな駅舎がある。


 信濃川島駅。ここも無人駅で、田切のように築堤上にホームがある。周囲に何もない。
中央本線がここを通っていたときはどのような賑わいだったのだろう。


 途中にあるのは2駅。乗車時間は短くすぐに辰野に着いた。辰野の駅舎。現在はこの大きな建物には駅しか入っていない。かつては駅ビルで僕が知っている範囲(20数年前)でも、喫茶店、駅そば、レンタルビデオ屋、キオスク、そして理髪店(これに関しては記憶があいまいだが)がテナントとして入っていた。それが少しずつ撤退し、最後にキオスクがなくなって今の状態になった。駅の周囲に人影もなく、駅が大きい分だけ余計に侘しい。


 それでも駅玄関には正月飾りが。これを見る人も少ないだろう。


 駅前にある食堂と思われる店。看板に「チャーローメン」と書いてあるので伊那市のうしお系のローメンを出すのだろう。でもやってない。

 この辰野で「ほたる丼」を食べる予定だが、駅には観光案内もないし、案内図もない。本当に辰野町あげての観光振興対策メニューなのだろうか。普通は観光客の目を引くためにのぼりが目立つように目印にたっているものだがそれもない。事前にネットから落としておいた観光協会作成のほたる丼加盟店マップは大雑把過ぎて駅で降りた観光客には使い物にならない。予定は特にないが、だからと言って昼食時間を大幅に遅らせるのもいやなので駅のそばで開いている店を探すと・・