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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

旅のプラン8

2008-08-19 11:14:26 | 飯田線の旅
 飯田線はこの先どうなるんだろう?と最近のダイヤを見るたびに思う。確実に衰退の方向に進んでいるのは間違ない。

 田切からの帰りの経路だが、定番の北に抜けて中央本線で東京に帰るルートを選ぶ。
そう言えば中央本線も普通電車のダイヤはまばらで、大変使い勝手が悪い。こちらは特急あずさが頻繁に走っているが、青春18切符では乗れないし、ましてや区間利用の地元客だって乗れない。JRは「地元の足の確保」を何だと思っているのだろう。

 どうも怒りばかりが先行するが、それもそのはず。掃除後中央線に向かってに田切を発つ列車は事実上10:39発の1本しかない。

  (列車番号) 237M 1427M
  田 切 発 10:39  12:32

  駒ヶ根 着 10:50  12:42
  駒ヶ根 発 10:52  12:43

  伊那市 着 11:11  13:03
  伊那市 発 11:12  13:04

  辰 野 着 11:43  13:39
  辰 野 発 11:45  13:43

  岡 谷 着 11:56  13:54

 上記の通り237Mで出発し、何処かで1回だけ下車し、次便の1427Mに乗り継ぐ。
下車して昼食となるが、駒ヶ根なら少し早めの昼食になり、名物のソースカツ丼になる。伊那市ならちょうど昼時だ。名物はロー麺。しかし前夜は伊那市泊だから新鮮みがない。辰野のホタル丼はまだ食べたことがないので興味がある。当日の天候にもよるけど、選択肢がこれだけだ!しかも岡谷でも1時間弱乗り換えの時間が空く。
さてどうしよう。

列車に泊まる

2008-08-19 09:26:03 | その他
 盆も過ぎて、8月もいよいよ残り少なくなった。
先日わたらせ渓谷鉄道のトロッコ列車に乗ってきた。わたらせ渓谷鉄道はJRの桐生駅から銅山で有名だった足尾に向かう谷沿いを走る第3セクターのローカル鉄道だ。首都圏から比較的近く、トロッコ列車が定期で走っている。しかも谷間の渓流沿いの景色がいい所を走るので人気があるようだ。わたらせ渓谷鉄道は桐生~足尾が運行区間だが、トロッコは桐生ではなく少し先に進んだ大間々が始発になる。



 電化されていないので、ディーゼル車が走る。2両のトロッコと2両の客車をディーゼル機関車が引っ張る。機関車+客車+トロッコ+トロッコ+客車の編成で、トロッコの座席定員分の乗車整理券、大人500円・子供250円が必要だ。これが座席指定券ではなく乗車整理券なので、発車時刻より大分早くホームに行って改札開始を待つことになる。列車の本数が少ないのでちょうど良いような時間に大間々に着けない。そこで1時間半以上前の列車で大間々に着くことになるのだが、これはかなり無駄な時間だ。ダイヤを改善するか、あるいは整理券を座席指定券にしてほしい。



 沿線はとにかく山の中で、寄り添う川からの風が涼しくて気持ちがいい。

 今回の話はトロッコが主役ではない。
これ↓終点の足尾駅の構内に捨ててある廃車体のディーゼル車「キハ30」
その昔、八高線を走っていたのもこいつだった。



 車両の前にこんな看板。
8月末までわたらせ渓谷鉄道沿線でワタラセアートプロジェクトなるイベントを開催中で、駅舎の待合室に理解しにくい(何の説明もなく、ただ置いてあるのでそもそも、何なのか分からない)現代芸術作品が展示してあったりする。



 案内のリーフレットにはこんな記述が。

「渡瀬CampingTrain」は、足尾駅に放置されていた廃車両(キハ30・35型)を、来場者へ向けての宿泊施設として再活用する「美術作品」です。

 ふ~ん、何でも言えばそれで美術、芸術なのかね~?まあ、言うのは勝手だ。

 内容としては、アートプロジェクトをやっている8月末までの期間限定で車体を宿泊施設として利用させますよ。って事らしい。
 宿泊は前日までにネットで予約が必要で、料金自体は無料だが、ただ箱があるだけで寝具その他食事関連まですべて持参が必要。更に車内での火気使用及び飲食は禁止となっています。廃坑で過疎の街なので駅の周辺にはコンビニ1件さえ無いから、すべて列車で持ち込みになりますね。

 イベントでしか宿泊できないんだろうか?そのあたりはよく分からないけど、少なくても8月末までなら宿泊出来るので泊まりたいな~。

詳しくはこちら↓

http://www.watarase-art-project.com/2008/2C927B95-20E4-40C7-ADB0-09FC961FDA06.html