台風が遠ざかって(現在影響下にある東北地方以北の方には申し訳ないが)空が晴れ渡り、丸い大きな月が出ている。昨夜が中秋の名月なので「中秋の名月翌夜」なのだ。したがってよく見ると「まん丸お月様」ではなく少し欠けている。もともとは観月と言うものは「まん丸満月」ではなく、少し欠けた状態を愛でるものだったらしい。その完全ではなく少し欠けている状態に美を感じるのは日本人に独特の感情なのだそうだ。
だから今夜、月を見てしみじみ過ごすのが「正しい日本人の情緒のあり方」だったりするかも知れない。
先程月を見上げたら、月のそばに浮いている小さな雲の固まりに、月の光が映えて青く縁取られていた。これがまた絵のようで実に美しかった。月の青い光に照らされた風景を見ていると、なぜか厳粛な気持ちになるから不思議である。
今夜は月を見上げ、ビールなど飲みながら静かに過ごすのがよいのだ。
だから今夜、月を見てしみじみ過ごすのが「正しい日本人の情緒のあり方」だったりするかも知れない。
先程月を見上げたら、月のそばに浮いている小さな雲の固まりに、月の光が映えて青く縁取られていた。これがまた絵のようで実に美しかった。月の青い光に照らされた風景を見ていると、なぜか厳粛な気持ちになるから不思議である。
今夜は月を見上げ、ビールなど飲みながら静かに過ごすのがよいのだ。