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田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

コミックの風景14

2005-12-10 20:55:39 | あ~るコミック
 文化祭を見学しに春高(都立板橋高校)に入った。但し今から10年以上前の話だ。だから、いくら予算のない都立普通校とはいえ、一部あるいは全面的に建て替えられてたりするかも知れない。だいたい文化祭の様子というのは、共学校なら何処でも同じようなものでは無かろうか。多くのクラスは単純な喫茶店もどきを営業していた。生徒会が一部屋使って何かの展示をしていた覚えがある。で、写真部と看板の出ている部屋があり、中をのぞくとごく当たり前の写真パネルを展示していた。別段何か使い回している様子もない・・・・なんだ、特に変じゃないな、拍子抜けだ。
 と思ったら、別な場所で「光画部」の看板を発見!コミックと同じで写真部が2つあるのだ。で、こっちが本家の光画部なのだった。う~ん、奥が深い。
 こっちの部屋には・・・いたいた、下駄履き学生服だ。明らかにあ~るを意識している。やはり本家としての意地と伝統があるのだろうか?
暗幕は足りているのか?あるいはベニヤ板に黒ペンキを塗って代用しているのか???変なところに興味が向く。どうやら暗幕がちゃんと足りているようだ・・・では、生徒会から強奪したのだろうか???まりいは文句を言わなかったのか????と、まるで関係ないことに気をもんでしまうのだった。


コミックの風景13

2005-12-09 20:12:16 | あ~るコミック
 春高に関しては、幾つかのサイトで「都立板橋高校がモデル」と名指しで出ているので隠す必要もないと思う。最寄り駅は地下鉄有楽町線の千川駅だが西武池袋線の江古田にも近く、背景によく出てくるのも当然とうなずける。さて、僕はこの板橋高校に行ったことがある。「行った」と言うのは校門から中を覗いたと言う程度ではなく、中に入って細部をじっくり見た。と言うのも文化祭に合わせて来校したからだ。学校に無関係の者も、簡単なチェックで中に入れたのだ。まあ、特定の有名お嬢様女子校ではないので、当たり前と言えば当たり前なのだが。
 そこで、まず校庭に回ると、あるある、部室長屋だ。ブロック造りの2階建てで、これはまず部室攻防戦の背景通り。その方向から見た校舎の非常階段も背景通り。まあ、事前の情報でそれと分かってはいたが、実際に見ると楽しい。連載当時に在校していた生徒達は、自分たちの校舎が漫画に出てきて、毎週さぞや楽しかったろう。
 さて、そうなると気になるのは、校庭の片隅にあるはずのプレハブ小屋。すなわち土木研究会の部室だ。見渡してみると・・・やはり無い。
土研自体がないようだから当たり前だが、ちょっと残念だ。
 気を取り直して校舎に入る。

コミックの風景12

2005-12-08 20:25:46 | あ~るコミック
 宇南山公園の話の続き。
 最初に宇南山公園が出たのは第1巻の頭書。あ~るが、やしゃヶ池の中から初めて登場する。と言うわけで、しつこいけど再確認の為に第1巻を開いた。
 宇南山公園の看板は5巻の描写と同じ(これは時間軸が逆で、1巻の記述に5巻が同じ・・が正しいのだろうな)だが、より多くの背景描写があった。こりゃ参ったね、池はだいぶ山というか丘というか、とにかく斜面の上の方にある。5巻を見て想像していた情景とだいぶ違う。で、予想した狭山湖はいかに???多摩湖の方はダム湖だから、確かに湖面(水面)は湖の間口にある公園よりだいぶ高いところにある。しかしそれはなだらかな斜面を登り・・・なんてものじゃない。だってダム湖でっせ、急斜面を上り、となるだろう。この辺はちょっとコミックの描写と違いそうだ。
 やはり再度見に行かないと行けないだろうな。

 次は何を検証しよう・・・いっそ光画部の本丸に切り込みますか。
次回から春高についてのシリーズになります。

コミックの風景11

2005-12-07 20:57:07 | あ~るコミック
 え~、昨夜の続きで、池袋から東上線に乗った場合はどうかを、図上で検証してみたい。と思って地図広げたが・・・・だめだこりゃ。東上線じゃ、相当埼玉方面に食い込まないと水辺がない。それこそ秩父の方まで行かなけりゃならないが・・・それではあまりに遠すぎると思う。時間も交通費も乗り換えの手間もかる。その辺の条件は、光画部員の最も嫌う項目のような気がする。
 「やしゃヶ池」に関しても、実際に「夜叉ケ池」と言う名の池は何カ所かあるようだが、いずれも東京近くにはない。
 この二つの名称から場所を特定するのは諦めた方が良さそうだ。しかし、だめだとなるとよけい気になりますね~。

 これで5巻の検証は終わり。京都への修学旅行に関しては、実際に著明な地点が多数そのまま出ているので、特に検証の必要はないでしょう。

コミックの風景10

2005-12-06 21:58:54 | あ~るコミック
 宇南山公園・・これが問題なのだった。何しろ情景描写のコマが少ない。著明な物でも書き込まれていればよいのだが、それもない。
 ならば別の観点からアプローチするしかあるまい。光画部一行がどこかに移動する際、必ずと言ってよいほど池袋駅が基点になっている。これは春風高校の立地が大きく関係している。(校歌にある「環七陸橋」は豊玉陸橋だ)したがって使う路線は、一つには西武池袋線、今一つは東武東上線だろう。このうちコマの中によく出てくるのは前者の西武池袋線だ。そこで、西武線で山のありそうな郊外に向かうと、そのまま所沢に至り、その先にあるのは・・・・狭山湖&多摩湖の隣り合った2大湖だ。多摩湖はダム湖で、正面に大きなダムがある。コマの描写にダムは出てこなかった。しかしダムの前に「狭山公園」一方の狭山湖の前には「狭山運動公園」が併設されている。この狭山公園・・どうだろう、さやま・・うなやま、どことなく語感が似ているように思うのだが。
 これも現場を見ないと何ともいえない。それこそかなり昔に多摩湖にはなぜか夜中に何度か行ったことがある(なぜ夜中なのかは詮索しないように)が、そんな当時の記憶など詳細にはないぞ。
 これもまた訪れて確認しなければならない物件なのだ。