

台風一過
すっきりとはいきませんでしたが・・・
朝はかなり曇っていました。午後ようやく晴れて来ました。
太陽が顔を出すと途端に気温も上がって来ました~
昨日、一昨日と涼しくかなり過ごしやすいい気温でしたが~
今日は、また暑い~です。
土曜日、日曜日
共生~、多様性
自然環境
種の保存は、固有種だけを保護しようとしてもその環境が伴わなければ出来ないことで、
自然環境を守る事はすべてにおいて共生する事が大事になります。
共生とはどういう事~?のお勉強会
里山文化の会はこのワークショップのお手伝いでした。
参加された方は9人
里山文化の会は6人
土曜日午前中は佐々木先生の講義
午後は藍の生葉染め
シルクのスカーフを染めました。
藍生葉を塩もみして生葉の汁をしぼり、絞り汁で染める染め方と
生葉を茹でて茹で汁に生葉の絞り汁を少し入れて染める茹で汁染めの二通りで染めました。
ほとんど初めての方たちですからその染のお手伝い

染めたスカーフ
お手伝いで写真撮る暇がなく作業工程の写真なしです。
でも皆さん綺麗に染まって感激されていました。
そして日曜日、
昨日二枚のスカーフを染めましたが、一枚をコブナ草でもう一度染めます
コブナグサの黄色を乗せることで緑になります。
里山会員は、大鍋でコブナグサを煮出します。
煮出した液を配分してそれぞれ染めます

ちょっと緑がかって来ました。

椿灰汁で媒染します
良く洗ってもう一度染め液に戻し、また良く水洗い

こんな色に染め上がりました。
今度は、木綿を染めます
受講生の方はバンダナを折り紙染めします
バンダナを折って準備
その間に里山会員は、ジュウサーで藍生葉を撹拌、濾し布で絞り液を作る
限られた時間でやる仕事、手順良くやらねば~
こした藍のしぼりじるを火にかけ温度を上げる(60度)
かき混ぜながらしっかり酸化させる
しっかり酸化して真っ黒く見えるような液になりました。
ハイドロ(還元剤)を入れて温度の下がるのを待つ

藍が建ってきました
表面に泡がたちきらきらして来ます
この泡の下は黄緑色になっています

このバンダナを染めます

皆さん一斉にそっといれます
泡をたてないように静かに~
藍染めは、媒染しません
空気に触れさせて良く酸化させ水洗いして

皆さんこんな作品が出来ました。
お疲れさまでした~
台風の影響で二日間涼しくてとても助かりました
お手伝いもあれこれ忙しかったですが~
参加された受講生の方たちはとても喜んでお帰りになり良かったです~
追記

コブナグサ出染めたスカーフ
左濃い色が椿灰汁の媒染、右が焼きミョウバンの媒染
椿灰汁を使うと明るい色に染め上がります
でも、今は火を燃す事が出来ませんから灰汁をとる事自体が出来ません。
灰汁も手に入りにくい時代になりました