タイミングと出会い

昨日のこと。

急遽美容室に行くことにした。
予約は１７時半。
仕事終わってしばらく時間があったので、ぶらぶらとウィンドーショッピング。
何気なくカバン屋さんに入る。
初めて入るこのお店のカバンは、どれもユニセックスな商品。
女っぽいものより割と男性ものが好きなわたし。
興味津々で見ていたら、
「そのカバンいいですね。どこのですか？」
と、ひとりの男性スタッフに声をかけられた。
へんてつもないシンプルなオレンジっぽい革のバックだったんだけど、さらに
「ブーツもいいですね～」
と、なんだかやたらヨイショ(？)してくる。
「あ～どっちも丸ビルの中にある店です・・・噛みそうになる名前の店なんですけど・・・」
わたしはそれよりもこの人の靴が気になってて聞けば、アルフレッドバニスターじゃん！
高くていつも見るだけで終わっちゃうんだけど、やっぱここの靴デザインいいな～(T_T)

・・・そんなこんなで話が始まり、なんと、わたしはこの男性スタッフとその後
１時間半も話してしまった！！！
(結果、美容室の予約時間に遅刻した・・・)

何を話していたか言うと、
・音楽の話
・絵・美術館の話
・本の話
・最近感動したこと
・お気に入りの場所...etc

・・・カバンの話は１０分もしてない。
普段、人には滅多に話さないような若干込み入った話もした。
なんで初対面の人とこんな話できたんだろう。
むこうもすみませんとか言いながら、どんどんいろんな話してくれるから楽しくて(笑)。
不思議な人だ・・・
おそらくその人とわたしの時間の流れや雰囲気が合致したからじゃないかと思う。
（って、あちらも言ってた）
こんなに長いこと話してて仕事大丈夫なのかなと心配してたんだけど、帰りに名刺もらったら
店長って書いてあった。
じゃあ大丈夫ね(^-^;)　でも店長、いいのかい・・・？仕事になってないぞ(汗)。

年上に対して失礼な言い方だろうけど、とても純でかわいらしい素直な人だった。
（これが営業としての演技だとしたら、人間不信・・・）
本当にこの１時間半でたっくさんの話したから、全部記憶することができなかったのが残念。
あー誰の絵がいいって言ってたっけかな～。
なんて人のガラス作品が素敵だって言ってたっけ・・・？

「あ～久々にこんなにたくさん話しました。３年振りぐらい(笑)。話し足りないことないかな・・・」
と言うこの店長さん、今日でこのお店最後で明日から違う売り場に移動になるらしい。
なんとも言えないタイミング。
話してて、人との出会いというものをとても大切にしていて、まっすぐに生きてる人なんだろうなと感じた。
心が澄んでるね。すばらしい。
こういう人、あと２名ほど知ってるんだけど、みんなＯ型男性・・・なぜ？(笑)。

「自分のアンテナ高く立ててると、困ったときや必要なとき、必ず大切なことキャッチできますよね～。」

不思議な出会い。
この人との出会いは、わたしにとって間違いなくプラスになる。

・・・え？
カバン？
買いましたよｗ
これだけ話して、じゃあって言えないでしょ(笑)。
もちろん、気に入ったのがあったから買ったのよ。

やっぱ新手のセールスじゃないかって？
・・・そうかもしれない。
けど、わたしはこの人との出会いを信じたい。
その方がこの先、自分が素敵に生きていけると思うから。

というわけで、今日買ったカバンは大切な一品！

あー・・・

なかなか上手くいかないもんだ・・・
なーんで、緊張しちゃうのかな。

自分で言うのもなんだけど、結構完璧主義派。
何かひとつでも、条件が悪ければ全部ダメになってしまう。
「テヘ。ちょっち失敗しちゃった～♪」
って、言えばいいじゃん。
もっと自分見せればいいじゃん。
気取る必要なんてない。

あ～やっぱ胃イタイ・・・