ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

どんより9月

2016-09-30 20:16:47 | どくしょ
雨ばかりの月だった。
高く澄んだ空と柔らかい雲が見たかったのに。
夏の終わりから秋の始まりの移ろいを感じたかったのに。

昨日から次女のとびひ再々発。
まだ終わらぬとびひ地獄。


何年か振りに京極2連発。
読み終わった後、どちらもすっきりはしないよね(笑)。
2冊ともとにかく落ちる。堕ちる。
と言うか、そこまで?ってぐらい落とされる。
ヒトでなしに関して言えば、
俺はヒトでなしだからと何度も公言する。
死ねと普通に人に言う。
なのにそんなヒトでなしに救われていく人間がいるのである。
そして、投げやりとかやさぐれているとは違う。
決して本人は死を望んではないのだ。

しかしどんなショックなことがあっても人間なかなかここまで落ちたままずっと冷静でいられないだろう。
這い上がるかその逆か。
落ちきれない自分の代わりにとことん人間の底の底の底の感情を見たような感じ。
そんなヒトでなしに心がきゅうっと掴まれるほど痛く切ない想いを抱かされる。

図書館で借りて読んだけど買っとこ。
シリーズもののようだからね。
読み直して気長に次を待つとする。

本日の食 2

2016-09-22 17:25:44 | おいしいもの

ぎゃーーーー!
キタコレ!!

この夏お世話になったくりぃむわらびはわたしに幸せを運んで来てくれた。
今回も…やるじゃねぇかセブン(感涙)。
開発した人、神。
前回同様食べづらさは否めないが、しっかりめのココアパウダーで冬のほっこりスイーツ。
これ食べてコーヒー飲んでりゃもう…(とろーん)。

220円のしあわせ見つけました♡

片付け

2016-09-22 14:05:57 | にっき

ありがとう。
悩みながら浮気しながら使ってたマウスピース計5本処分。
割と思い切って捨てる方だが楽器関係に関してはなかなか難しい。

長年連れ添ったリガチャーはどうしようかと今迷っている。
壊れちゃってるんだけど。

本日の食

2016-09-22 13:08:45 | にっき

すき家にて牛丼ライト。
ごはんが豆腐。カロリーは並の半分以下だけど30円高い。
こんなメニューあるの知らんかった。
豆腐が湯豆腐だったりすると文句ない。
でも生野菜あるからな…
うーん。温度差がネック。

血まみれ。泥まみれ。

2016-09-21 21:02:24 | にっき
上の娘。
学校から学童に向かう途中、校庭にある時計のポールに激突したようで鼻血が止まらなく腫れてるから迎えに来てくださいと学校から電話をもらい、すみません…と仕事を早退。
本人と先生の話をまとめると、どうやらよそ見をしていて前を向いたらポールがすぐ目の前にあり避けきれず激突したらしい。
しかも誰かと話していたわけでもないようで完全なる自爆。
念のため耳鼻科にてレントゲンを撮ってもらった結果骨折はしていないようだとの事。
たまたま今日黒一色のTシャツを着せていてわからなかったのだが、家で手洗いしてみたら真っ赤な水が出るわ出るわ。
これ、黒以外の服着てたら本人ビックリしてさらに泣いてたかもしれん。
相当血が出たと先生が言ってた。

下の娘。
久々の晴天で保育所にて盛大に泥遊びをしたらしい。
泥だらけの服。いくらゴシゴシ洗っても落ちない。
しかもこういうときに限って3段フリルのキュロットとか洗うの面倒なやつ履いてやがる。
はぁ…(疲)。

血と砂を洗い流す。

病院で問題ないでしょうと言われ安心したのか帰りの車の中。
いやさぁ、実は教室の窓ガラスに映ってた自分見てたんだよね〜。
なんてほざき始めた。
はぁ?

…同じ事、大人になってからやるといろいろ痛いからしっかり歩けと口を酸っぱくして注意しました。

信じきれる?

2016-09-19 23:52:38 | にっき
映画「怒り」を観た。
そんなに映画観ない人間がいうのも何だが、映画として素晴らしい作品だと思った。
俳優って。演じるって。
表現するその力がとにかく皆すごかった。
それを引き出す監督もすごいんだろね。

原作は既に読んでいた。
でもこの話は結末よりもその過程の心の葛藤がたまらない。
人を信じることができるか。
大切な人、愛する人だからこそ信じたいのに疑心が湧く。
信じる。ではなく、信じたい。と言った時点で人はもう疑っているのである。
簡単なことじゃない。真っ直ぐに思うことって。

ものすごく怒った後は無性に悲しくなる。
…と、中学の頃から感じていた。
何故だかわからないがそう思っていた。

信じたかったんだろうな…
きっと怒りの裏にはこんな気持ちがあるんじゃないかと、今ぼんやり思う。

怒った後の悲しさは昔の小さい頃の方があった。
今は怒ったまんまでいることの方が多いかもしれない。
いつの間にか自分勝手になってんな。

最後に。
人によって思うことは様々だと思うけど、この作品に出てくる妻夫木聡と綾野剛の同性愛をとても美しく感じたことを特筆しておく。
それと、この映画の前評判が非常に良く公開を楽しみにしていた。
たぶん最後なんかすんごい泣いちゃいそうだから絶対独りで観に行こうと決めていた。
が、まるで泣かなかった訳じゃないけど思ったほど泣けなかった。
期待しすぎたか、考え込んじゃったか。
本当は、頭使わずして心で感じておもいきり泣きたかった。