ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

蒸される

2018-07-30 21:46:16 | にっき
逝った。
ここ10日ほど一日の3割ぐらいの時間だけ頑張ってくれていた職場のエアコンが完全に逝ってしまわれた。
防寒着着ながら耐え忍んだ寒い冬を思い出してしまうが故にやるせなさが半端ない。
訳あってほぼ窓が開かない仕様(開口部、下から20センチのみ)になっている建家なので風通しが悪く、そして制服のシャツも長袖なので、暑いというより息苦しくて辛い。
なんなの…この修行…
開かない窓ガラスを叩き割りたい衝動に駆られるが、隅に防犯ガラスとシールが貼られているのが視界に入りますますやるせない。
痩せるかな?と同僚にボヤくと首を左右に振り、
「疲労が増すだけ」
と、静かに返された。

業者もこの夏は特に忙しいだろうし、見積りがそれなりの金額になれば例によりさらに時間かかる。
直る頃には夏終わってるんじゃなかろうか。
命奪われないよう祈るのみである。

深みがない

2018-07-28 23:56:07 | どくしょ

小3娘。夏休みの読書感想文。
ちなみにこの本のチョイスはオット。
かわいい絵だな…これが今風なのか。

お恥ずかしながらわたくし、世界の名作とか文豪の傑作とか読まずにきたのでこの話も正直ちゃんとわかってなかった。
今30分ほどで読み終えたのだが、なんだ?
このかわいい挿絵のせいなのか翻訳の仕方なのか、非常にライトな作品に仕上がってるような気がする。
内容は原作通り書かれてるんだろうけど、この物語の主人公はもっと前向きで賢く慎しみ深い子だと思うんだよな。
この本のジュディという人物像の表現が浅くて残念。
ジュディが書く手紙形式で話が進むのでここの書き方が薄いと、あしながおじさんがただのロリコンにしか見えなくなる…。
ちゃんとした翻訳本読みたい。

さて。
これまた浅くしか物事捉えられない我が子にこの感想文書けるのだろうか。
明日中に書き終えて欲しいんだけど。
でもまぁ難しいよね、読書感想文って。
あらすじ書いて、さーどうすっかなってなるよな。
明日は長い一日になりそうだ。

2コマ目にはブハッてなる

2018-07-25 22:36:25 | どくしょ
マンガなんだけど。


我が家で唯一本読まぬ長女。
せめてマンガでもいいから(マンガさえも興味ない様子なので)何か読ませたい…と図書館で物色するがルビふってないと小3にはちと難しいし、巻の途中からだと話わからないだろうし。
手塚治虫作品、図書館いっぱいあるけど怖そうとか言って絶対手出さないだろうし。
(いずれブッダとか読んでほしいなあ…)

…結果選んだのが上記2冊。
まるちゃんならテレビで馴染みあるし巻の途中でも良かろう。
…結果読んだのが長女以外というね…(年長児でさえパラパラ見てた)
てか、さくらももこ天才でしょ。
自分が小学生の頃りぼん読んで笑っていたがウン十年経った今読んでも爆笑もんだ。
この7巻ってちょうどテレビ放映され始めた頃らしくって、話と話の間にあるちょっとしたコラム的なページがなかなか興味深い。
右の方はかなりシュールで、ももこワールド全開。
顔(頭部)が壺になった人の話とかもう最高。
あり得ない設定故にあり得ないセリフがバンバン出てくる。
ハアァ…涙した。

甘すぎて拒否反応

2018-07-25 22:02:30 | どくしょ

阪急不動産ホームページで連載された宝塚という場所は素敵ですよ〜推しの短編集。
悪い人一切出てこない。みんないい人。幸せ。
ハッピーなお話を素直にいい話だと受け入れられない自分に少々苦しさを感じてしまう。
少々?いや、もうやめてーのレベル。
ただ、表紙の絵、素敵だなーと思ったらアンディーウォーホルでした。
ここはさすがキュレーターだったマハさんならでは。

ジレンマ

2018-07-19 13:20:04 | にっき
この人には伝わるだろうと思ってオブラートに包みながら伝えてみた結果なんの反応も無かったので、やべえ!やっちまったか!?と数日間モヤモヤしていたんだけど、相手の方にわたしの意図することは伝わっているらしいことがわかったので胸を撫で下ろしているところです。
是非あの子にもと思うけど体感しないと理解できないよなあ。
プロだったら当たり前のことだけどさ。
趣味でやってる一般ピーポーだからこそこの辺で、あへーって気持ちよくなりたいじゃんね。

おんがくの話です。

絵本に触れる

2018-07-16 23:30:55 | アート
道すがら、いわむらかずお絵本の丘美術館の看板を見付け急遽寄ってみることに。
「14ひきの〜」シリーズの絵本描いてる方ですね。

たまに岩村さんご本人がいらっしゃって朗読してくれることもあるらしく(益子にお住まいとの事)、へ〜それはいいなぁと展示を観ていたら、いらっしゃいました岩村さん。
何か取材を受けているようだったので遠巻きにお姿拝見。

いつものように絵ハガキを。

たくさんあった中から読み聞かせのを選んだのは次女。
保育所でも読んでくれるらしくこのネズミたちを知っていた。
わたしはどうしても食卓風景とか何か食べてるシーンをいつも選んでしまう…

湧水を見た方が運動になったし自然を感じられたりして内容的に濃かったと思うんだけど、わたしは美術館という空気感の中に身を置いている方が心落ち着く。
インドア派だな。

伝われ。

2018-07-16 01:10:54 | おんがく
今日(日付変わってしまったが)の練習、外部指導の先生が来てくれた。
結局あれから元気なワカモノにおせっかいオバちゃん出来ぬまま悶々と吹いていたのだが、その子に言いたい事を今日先生が全て言って(指摘して)くれた。
もちろん名指しではない。全体に向けて言ってたんだけど、そうなんです、それを伝えたいのですと心の中ですがりつくように感謝した。
いや自分だってそれが出来てないからまだまだ練習しなければと思ってるんだけど。
伝わったかな。

この先生は来てくれる度いつも同じ事を言っている。
楽器の都合を出すな。自分の都合を出すな。と。
これをコントロールしてなんぼ。
わたしもいつもこれを念頭に置いている。
各音いちばんいい響きで鳴るポイントを狙い同じ場所に音が並ぶようにと。

伝わったかな。
周りの音もだけど出てくる自分の音をよく聴いて欲しい。
簡単なことじゃないけどね。

ぶっ飛んでた

2018-07-14 17:14:59 | にっき

町田康×クドカン。ヤバい人たちだよ、これ。
いやー笑った。
万人に勧められないけど、町田康の世界観を映像化するとこんなんなるのか…てか、よくやったな。
俳優陣、流石です。たまんない。
思い出しては笑ってしまう。
昨日の恐怖とモヤモヤを吹っ飛ばしてくれた。観に行ってよかった。

とにかくぶっ飛んでて訳わかんないけど、世の中ってこんなんだよね…。

エンドロール、終わり方に賛否両論あるみたいだけど、わたし的には最後までしっかり見るべきだと。
最後の最後まで振り切ってる(笑)。

今日ちょうど図書館で予約してた町田康の本が順番回ってきたので、引き続き町田ワールドに浸ります。