人生、後悔のない航海へ!(コーチ・らしんばん)  

仕事も人生も思いのまま。今日は、人生という真っ白なカンバスにどんな絵を描きますか。

今さら聞けないRPA(Robotic Process Automation)

2018年05月31日 | プロジェクトマネジメント
RPA(Robotic Process Automation)


RPA

はじめて耳にしました。
こんなこともわからないのか、
といわれる前に調べてみました。

詳細はこのサイトをお読み下さい>>>
今さら聞けないRPAの基本|AIとの違いやメリットを解説


業務の生産性向上をうたうサービスが次々に登場するなかで、
RPA(Robotic Process Automation)という言葉が欧米を中心にバズワードになっている。
RPAとはホワイトカラーの間接業務を自動化するテクノロジーであり、海外ではデジタル・ワークフォースとも呼ばれている。
構造化されたデータを収集・統合し、システムへ入力するといった、単純なフロント/バックオフィス業務を自動化することが可能

なるほど・・・
・ルーティンワーク、
・業務量が適度にある(多い)
・ミスをすると手戻りが発生する
・ミスを誘発しやすい
・人手を要する
・人を増やせない

だったら、機械に仕事を任せて、人間様はより高度な仕事をする。


ではRPAの活用シーンはというと、

会社組織(業界横断)で見てみると
 財務/経理
 人事
 IT

業界に特化したものとしては
 金融
 保険
 通信
 病院等
 小売り
 政府

いろいろありますね。

さらに、調べてみると

RPA推進プロセス

というサイトに出会いました。

このプロセスを眺めていると、

①ディジタル技術動向の情報収集
 ・社外ネットワーククの構築
 ・利用可能なRPA技術動向の把握
 ・他者事例の収集

②自社事業動向・課題の把握
 ・自社事業プロセスの理解 
 ・現場との討議
 ・プロセス課題の収集

を並行してやることがポイントなのかなと思います。

自社事業動向・課題の把握については、

私は、業務品質の改善という視点で、プロセスを見直すと、課題が見えてくると思います。

まずは、仕事の重複の洗い出しをする。
例えば、
 課をまたいで書類のやり取りをするような仕事。
 課をまたぐだけでなく、客先とのやり取りもある仕事。

次に、仕事のプロセスを見える化する。

そうすると、「無駄なプロセスをなくす」ことができます。

それは、手順を明確化することです。
そうすると、誰がやっても同じ結果になります。

100点を求めない、80点を求める。

これだけでも、十分仕事がスリム化されますよね。

そのうえで、RPA化できるものを策定していく。

③RPA戦略の策定
 ・RPAディジタル化ビジョンの設定
 ・ディジタル化戦略の策定
 ・事業部門戦略への反映

④ロボット化計画の具体化
 予算化
 ・各部門別施策のブレークダウン
 ・予算化基準の決定/予算化
 ・推進者(プロセスイノベーター)との目標確認 

⑤ロボット化の実施
 モニタリング
 ・ロボット作成
 ・BPR施策の実行
 ・実施状況の把握
 ・目標会理事の原因把握と対策


さあて、うちの会社、働き方改革と残業削減、業務効率化を訴えています。

RPA導入が必要といっているけど、導入プロセスを含めどうしたいのかな??




タワー・ゲーム(プロジェクトマネジメント)

2016年04月18日 | プロジェクトマネジメント
タワー・ゲーム(プロジェクトマネジメント)

私、仙台で開催したい勉強会があります。

それは、「タワー・ゲーム」なのですが、
あなたがご存じの「タワー・ゲーム」とは
少し違います。

一般的な「タワー・ゲーム」は、できるだけ高い建物を
建てなければいけません。
それらのゲームは大抵チーム内の協力を目的にしています。
マシュマロを使うマシュマロ・チャレンジや、新聞紙タワーやクリップと
カード使ったタワーなどで高さを競うものなど様々です。

私が紹介したい「タワー・ゲーム」は、
タワー・ゲーム(プロジェクトマネジメント)です。

あなたは、こんな言葉を耳にしませんか
コスト意識を持て!
スケジュールは守れ!
品質は落とすな!
リスクは最小に!?
・限られた資源を有効に使え!

このゲームの特徴は、
最も高いタワーがいつも最良というわけではありません。

プロジェクトの成功を決める要因はたくさんあります。

このゲームでは、チーム内の協力(チーム・ビルディングとコミュニケーション)
を学ぶこと、チームをマネジメントすることの他に、
スコープ(範囲)、タイム(時間)、リソース(資源)、
品質そしてリスクといった要素をマネジメントすることの重要さ
を学びます。

このゲームは、世界中で何度も実施されているそうです。

面白そう ・・・
と思うのは、例によって私だけでしょうか?


ネット検索しても、殆ど引っかからない言うことは
大学や高専等の教育機関、官公庁や会社では、当然、
このようなワークショップは行われているのでしょうね。

去年まで、プロジェクトマネジメント、プロジェクト品質マネジメント
そしてプロジェクト・リスク・マネジメントを教えていたので
気になります。


それにしても、自分でも思います。
私は、何屋さんなのでしょう?
何でも屋さんですかね?


今日も、最後まで、お読みいただきまして、
ありがとうございました。


プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)
でもあるタッタくんこと佐藤好彦でした。

プロジェクトマネジャーの役割を考える

2015年07月26日 | プロジェクトマネジメント
はじめに
PMBOK第5版が世に出て2年半あまりが過ぎました。
世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント(第4版)が4月に出版されました。
この本は入門書として最適ですので、前職でサブテキストとして使用していました。

プロジェクトマネジメントの威力もすっかり浸透し、
プロジェクトを成功に導いたり、プロジェクトを立て直した
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)
のお話も目にするようになりました。
実証済みの定型的な技法を活用することの重要性も認識されています。

私なりに、あらためてプロジェクトマネジャーの役割を考えてみます。

プロジェクトマネジェーの仕事の8割がコミュニケーション、聴くこと(傾聴)と
語られています。PMBOK第5版では、プロジェクトマネジャーのスキルとして
コーチングも求められています。

では、聴いてどうするのでしょうか?
ステークホルダーやチームメンバーから
何かを引き出すのでは?
ビジネスアナリシスにおいては、要求の引き出しのテクニック
も重要視されているようですが。

では、プロジェクトを成功に導くために
プロジェクトマネジャーは何をする必要があるのでしょう?
3つに絞って考えてみます。

1.計画して実行すること
  スコープ、スケジュール、予算、リスク等の検討、そして実行とコントロール。
  コミュニケーションも重要です。

2.プロジェクトの終着点に焦点を当てる
  WBS、ワークパッケージ1つ1つに同じように重きを置くことなく、
  最終成果物に焦点を当てること。最終目標が明確であると、プロジェクトが困難な
  時期にあっても、プロジェクトを指揮し、成功へ導くことができます。
  (これは、コーチングのスキルそのものなのですが。)

3.マネジャーとリーダーの2つの役割を演じる
  マネジャーとしては、チームメンバーから信頼を得ること。
   プロジェクトマネジメント技法を上手に活用できるもと、さらに専門知識があること。
   ここでも、コーチングのスキルがポイントとなりそうです。
  リーダーとして決断し、責任を引き受ける
   ここで、質問なのですが・・・
   自分が専門知識に精通していると、チームメンバーの仕事に口出ししたくなる。
   未経験の仕事に関しては、チームメンバーには任せられないので、自分が関与すべきである。
   いかがでしょうか。
   プロジェクトリーダーがこの2つに当てはまると・・・
   私は、これで相当苦労させられました。

私は、プロジェクトマネジャーはスーパーマンか、とよく思います。
自分に足りないものは、誰かできる人に任せればよろしい。
それだけのことなのですが。
普通に、現場の管理職にも当てはまります。
   

参考:世界一わかりやすいプロジェクトマネジメント(第4版)

マインドマップでPMBOKを描く(番外編)

2015年04月09日 | プロジェクトマネジメント
マインドマップでPMBOKを描く
今日は番外編です。

プロジェクトマネジメント基礎講座を担当していたときに使用したマインドマップです。

1.WBS
 出典:ITpro 2012年2月27日版 
    50年以上前の技術が現場を救う
      WBSがプロジェクトとあなたを変える

プロジェクトマネジメント基礎講座を担当していたときのことです。
WBSについての説明があまり良くなかったようで、「???」でした。
初めて聞く「WBS」、いったいこれが何に役立つのか?
それで、急遽、このMindMapを使って「WBS」のおさらいをしました。
①WBSの意味
②誰のために作成するのか
③そのメリットは
 ・作業の抜け、漏れ、重複の防止
 ・プロジェクト・スコープのベースライン決定
 ・計画の明確化
 ・先を見る習慣化や作業を分解管理する習慣化

2.プロジェクト・ガバナンス
これは、私が受講したときのメモです。
 ・そもそもガバナンスとは、コントロールのコントロール。
 ・ではコントロールと。
 ・コントロールとマネジメントの違い

皆さんの参考になると嬉しいです。



マインドマップでPMBOKを描く#14

2015年03月30日 | プロジェクトマネジメント
マインドマップでPMBOKを描く
第14回(最終回)

本日は次の4つです
 13.2 ステークホルダー・マネジメント計画
 13.3 ステークホルダー・エンゲージメント・マネジメント
 13.4 ステークホルダー・エンゲージメント・コントロール
 14  単一のプロジェクトマネジメントの標準

いかがでしたか

私は、受験勉強をしているときは必死でした。
覚えるために描きました。
皆さんも、自分なりのマインドマップを描いてください。

次回は、マインドマップ講座でお目にかかりましょう。