プロジェクトマネジメント(PM)の授業を終えて
授業の感想を懇親会で聞いた同僚によると、
(はい、私は欠席です。)
答え(正解)のない演習。私は、サポートをするだけ。
こんな研修は初めてで楽しかったとのこと。
確かに私は、正解へのロードマップを示すだけでしたから。
(本当は、答えなんかしらないよ!だったとも言えますが。)
それで、久々に10代の頃の授業、「教授の言葉」、を思い出しました。
もちろん授業の内容なんかとっくに忘れています。
①哲学の時間、教授の第一声は
「教育とは何か?」という問いでした。
読んで字のごとし、教え育む事。育むことが中学まで、教えるのは高校からだとも。
そして「学問」についても・・・
②応用物理
とにかく、多岐にわたっての授業でした。論文の書き方。そういえば特許の取得申請についても。
まさに、科学する事の意味、楽しさを教えてくれました。
なぜ、アインシュタインの式が美しいのか?あの頃は分からなかった。
今は何となく美しいと思えます。
教壇に立ったときに、初めて教授の意図が分かりました。30年が過ぎていました。
そこには、教授と同じことを話している私がいたのですから。不肖の弟子でご免なさい。m(__)m
③電力工学
赤点を付けない(落第させない)と宣言した教授でした。
理由は試験の成績が、社会人の成績ではないから。この実例が興味深いのですが。
(私の授業ではお話しています。)
一年間の授業の最後に、「諸君に電力工学の基礎はすべてたたき込んだ。
社会に出て必要となったときに、書籍を読む力はついたはずである。
あとは自分で勉強しなさい。」
④ドイツ語(なぜドイツ語かとは聞かないでくださいませ。)
学問を積めば積むほど、文章は平易になる。専門用語や四文字熟語なんぞつかな!
36,7年前、私の歳がばれる (°°;) 、のことでした。
改めて、不肖の弟子で、ご免なさい。授業の内容なんぞ、すっかり忘れています。
私、大学で学んだ事はないのですが、なぜか専門科目は東北大学の教授が担当していました。
ん十年たっても、記憶に残る授業をしてくれた教授に改めて感謝です。