何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

514日目 桐沢宅ホームコンサート

2005年08月21日 23時45分00秒 | Weblog
8月21日

 今夜は、先日、灯篭流しの時にライブをお願いして、承諾してくれた桐沢さんのお宅でホームコンサートだ。得さん夫婦も招かれているという事で、得さんの車に便乗させてもらって出かける事になっている。

 坂下さんや、桐沢さんの先生時代の教え子だという藤江君にも声をかけてあるので、人数は少ないがいい感じになりそうだ。

 相変わらず昼の間コンピューターと格闘。そこで又、大問題が発生。住所録ソフトを移動させてあったのだが、そのソフトを、間違って削除してしまったのだ。3000件は、入っていたはずの住所録が消えてしまった。連続ライブをはじめる前のデーターは、ここ3年使っていないデスクトップパソコンに入っているが、一番大切なここ3年間に出会った人たちのデーターが総て消えてしまった。

 メールソフトも住所録も無くなってしまった。これからの連続ライブにとって、かけがえのない資料を総てなくしてしまったのだ。ライブは何とか続いているが、そのライブを続けるために必要な資料が0になった。
 まさに白紙からの出発だ。

 めげてなるものか。

 夕方、7時前に、得さんの家に出かけ、秀子さんの運転する車に乗せてもらって、桐沢さんの家に。到着すると、坂下さん、藤江君はすでにやってきていた。
 まずは、食事からと、豪華な食品が食卓に並んだ。まずはゆっくりやってくれという桐沢さんのご好意に甘えて、ビールを軽く飲みながら1時間ほど会食して、8時過ぎからライブを始めた。ここは勝坂、もちろん、「勝坂賛歌」がメインの曲だ。1時間と少し唄って、又宴会になったが、得さんもお疲れの様子だったのでみんなで10時過ぎに桐沢さんの家を出た。

 今日もほろ酔い、いい気分だった。

 がー、コンピューターの件は悔やんでも悔やみきれない。

 めげてなるものかー。

513日目 伊出野バンガロー

2005年08月21日 00時36分06秒 | Weblog
8月20日

 ソフトを移動させて、コンピューターをいじりたくして夕方まで過ごした。DVDが見れるようになった。これはいいぞと思っていたら、Outlook Express のメールアドレスが全部消えてしまっていた。

 完璧に落ち込んだ。600件あまりのアドレスが全て無くなってしまったのだ。連絡をもらうまでこちらからの送信はできなくなってしまった。ここ3年、毎日のライブ活動で通信を送る事もほとんど無くなっていたのだが、ショックだ。
 ショックではあるが、悔やんでも仕方がない。又一からやり直しという事か。

 6時に、大石さんの家に向かった。門桁のジャガイモを煮て待っていてくれた。今夜、ボーイスカウトが泊まっているので、リーダーの人たちに聞いてもらおうという事だった。子供達が寝るのを待って、ジャガイモの煮つけをいただきながらチビチビとお酒をいただいて、時間を待った。門桁のジャガイモは小ぶりだが、しまっていて歯ごたえがよく、香ばしい味がするおいしい芋なのだ。

 シャワーを浴びさせてもらってしばらくして、9時近く、風呂から上がってきた女性リーダー達がやってきた。大石さんの家の二階の広間でライブを始めた。しばらくして男性リーダーもやってきてくれて、1時間ほどのほろ酔いライブ。以前、学校に住んでいたときに、泊まりに来た人がいてまったく知らない人たちではなかったので、気分もリラックス。いい感じの1時間だった。

 リーダー達が帰って、しばらく大石さんと飲んでから、勝坂砦に帰った。そして又朝までコンピューターと格闘し続けた。