@PAYASO

少しだけ更新再開してます(愚痴オンリー)

意地っ張りと頑固とこだわりと

2022年03月08日 | Life

最近、ご飯、何を作っていいかわからなくなってます。
親父が生きてた時は親父が偏食だったからそれに合わせて、まず献立を考える・・・と言っても親父は僕の作った料理は肉じゃがと肉どうふくらいしかまともに食べてくれなかったけど。そのあと手軽に作れる自分のもの、で、兄貴のもの。
もちろん、親父用のを僕も食べることもあったし、兄貴のを僕が食べることもあった。でも、僕が食べてたのはレトルトカレーとか市販のパスタソースをかけたパスタとか(2食で140円とかで売ってる簡単なやつ)。
今は兄貴に合わせてって感じかなー。基本的に洋食が好きなのだけど、兄貴に合わせると和風が多くなる。そこまで時間も割けないから簡単に作れる、材料費が安いやつでっても考えて。
まー、全て自分が作ったものばかりってのもあって、食べたくなくなる時があるんですよ。どんなものでもいいから誰かに作ってもらったものが食べたくなる時もありますし。色々考えてQOLを上げていかないと、ただ生きていくだけでも嫌気が差してくるかもだね。

 

最近、巷では芸能人のあれこれを暴露するユーチューバーが話題ですね。

なんかすごい人がいるなーってネットニュースやYouTubeまとめみたいなので見ていたのですが、一昨日くらいだったかな。初めて生配信を見て、昨日、その人の動画を大体見ました。

僕自身はまあまあ芸能ゴシップは好きです。そこは否定しません。
でも、なんで投げ銭をしてまでこの人を応援する人たちが出てくるんだろうってのは疑問でした。
多分、この人も自ら認めていると思うのだけど、大前提としてこの人は悪者です。悪人ではなくて悪者って感じ。グレーなラインだけじゃなく完全に黒なことも自らそれら芸能人と一緒にやってたし、率先してもやってたんだろう。
ただ、そういった「悪い事」だけじゃなく、時には良い友人として、時には良い相談相手として楽しい時間を過ごしてたんだろうな〜ってことも見えてきました。もちろん僕たち一般人からしたら華やかな世界だし、見えてこない部分もたくさんある世界だし、全てを理解するのは無理なことだろうな〜って。そんな中でこの人がずっと尻拭いしてきた芸能人たちがこの人の立場が悪くなってきた途端に連絡が途絶えたようです。そして窮地に立たされたこの人が目にしたのはまるで聖人君子のよう振る舞いテレビなどで大活躍する芸能人だったのでしょう。
人間ってそんなに強くできていなくて、これまで何をやってきたんだろう、これまでこの人らにどうして時間をかけてきたのだろう、これまでこの人たちにかけてきた信頼ってなんだったんだろう・・・そんな思いがブワーっと出てしまって行動に移ったんだろうなーって。慕ってきた人がたくさんいただろうし、面倒見た人もたくさんいただろうし、こんな状況になってもこの人との信頼関係を継続してる人もいる。悪人だったらそうはいかないって思うのです。多分、この人はいい人なんですよ。面白い人なんだと思うんですよ。でも、悪い事をたくさんしてきたのは間違いないから、悪人ではなく悪者、僕の中のニュアンスでしかないですがそんなふうに感じました。

そして彼に共感して投げ銭をしてる人たちの心理ですよね。

これは単に表と裏のギャップなのかなーって。
表では聖人君子のように振る舞ってるのに裏ではクズなことをしてる人たちへの反発が1番大きいのかなって思いました。

一般人は彼氏なんていませんっていうアイドルの言葉なんて信じてません。それはアイドルだけではないですね。俳優さんもタレントさんも一緒。表と裏があって表は演じてる部分で、裏が真実な部分、そんなことは誰もが理解してることなんでしょう。でも、普通のそれとは形が違えど恋をしてその人たちの言葉を信じたり、活動を応援するわけです。恋まではいかなくても、例えばその人の男気だったり芸事の美しさや器用さや巧さだったりを見て応援するんです。

裏では何やってるかわかんねーけどなー

多くの人はそう思いながらも表の顔を信じるわけですね。
でも、裏側が少し見えてしまったりすると、抑えてきた不信感が爆発したりするのでしょう。それからグレーなことやクズなことをやってるのにチヤホヤされてお金をたくさん稼いでることにイラッとしたりとかなのかな。

今はホワイトな社会と言われてるし、これからどんどん社会がホワイト化されていくと言われてます。

過去の芸能、例えば昭和の大スターの多くは反社と呼ばれる人たちと関係があったわけです。これは興行の多くがそういう人たちの生業だったという事があるので止むを得ない部分が大きいのですが。今、もしもそういう関係が表沙汰になったらテレビなどに出ることは難しくなるでしょうし、そういう部分を許せないって人が多くの一般の人たちだと思います。
ただ、例えば勝新太郎さんなんかは、そういう黒い噂を凌駕するくらいのスター性があったし、圧倒的な演技力もカリスマ性もあったって思うんですよ。今の人たちは過去の大スターよりも演技がうまかったり、歌がうまかったりもするんです。技術ってのは年々向上していくわけですから。でも技術だけじゃない部分を持ってる人だけが大スターって言われるんだろうなって思います。そういう人たちが芸事の精進を忘れて女遊びや賭け麻雀に日々興じているのは嫌だな・・・って思う人たちもいるんだろうな〜と。僕もこれは少し思います。もっと頑張れば大スターになれるのにって思うような気持ちですね。

単なる芸能ゴシップに終わらずに、エンタメや社会のあり方に変化が起こるかもなーってこの人の暴露とそれに対する世の中の反応を見てて感じたのでした。

 

そんな中でも僕的には嬉しかったのは、この人の交流関係の中にも、

「この人は女遊びしなかったです。なのでどうして遊ばないんだ?って聞いたら、僕はあなたに会いにきたんです、女遊びに来たわけじゃないですって答えたんだよ。この人は金とか名誉ではなく真面目に音楽に取り組んでる人だったし、そんなふうに損得なしに自分を信頼してくれたことが嬉しかった」

みたいな人がいたこと。
この鉤括弧の中は全然正確な言葉じゃないのだけど、こんな感じのことをこの人は言ってました。

僕が専門学校時代にずーっと命題としてあったのが、エンタメとアートについてってこと。
エンタメ大好き人間だった僕はアートにもエンタメ要素があってもいいんじゃないかって考えていました。でも、学生ながらストイックに向き合っていくとどんどんエンタメ要素が削ぎ取られていくんですよね。アートの排他的な部分は最後まで好きにはなれなかったけど、自分が向き合う部分にはエンタメ要素を入れることはできない、その反面で多くの人に理解してもらう作品を作りたい、そんなふうに思ったものです。
どちらにしてもまともな生活ができるまで稼ぐことはできないってことはある時点で理解できました。じゃ、どうやって自分のアーティステックな活動をすればいいのか?ってなったわけですが、僕が出した答えは継続することでした。自分が思うことを継続する、これだけです。継続するにはどうしたらいいか・・・?先々を考えてしまいました。何も持っていない空っぽな僕だったので、少しずついろいろなものを入れていかなければならない、その上でしっかり生きていかなければならない・・・10年後はどうなってるんだろう、10年継続するにはどのくらいのお金がかかるのだろう?そんなこと短期間に考えて答えを出そうしたので、パンクしてしまいました。あー、無理だってなりました、情けない話ですが。そんな時に母の大怪我の話が来て、親父が倒れるってことが続いて実家に戻ることになったのですが、正直なところで、ホッとした気持ちがありましたよ。解放されるっても少し思いました。もちろんその後、失ったものの大きさに気付かされるのですが。

少し話がずれてしまいましたが、この暴露してる人の交流関係にいた真面目でストイックな人は尊敬します。

僕が暴露されてる芸能人の立場だったら、女遊びや賭け事や詐欺みたいないことはしなかったとしても、ストイックに芸事に取り組めたかというとそうではないと思うのです。現状に甘んじて向上していこう、自分のアートに向き合おうって気持ちは薄れていただろうなーって思うんですよね。

大きなお金や人気は麻薬です。

それに負けてしまった人全てが悪いっては思わないです。
でも、クズなことをしているのが見えてしまうとうわー・・・ってなるその人たちのファンの気持ちもわかるわけですね。

 

またそのうち書きたいって思いますが、岡田斗司夫さんが提唱するホワイト社会の中では悪人が勝つと僕は思っています。

 

表ではとことんホワイト。でも裏で舌を出してるような、そんな人たちです。

今回の暴露騒動ではこの裏で出していた舌を表で見れるようにした人の功罪な感じですね。
でも、自分がホワイトでいようとする人は、そういう裏側を暴露するってこともしないのです。見て見ぬ振りをするし、暴露することで自分がホワイトでいられなくなるってことを自覚するのですね。
嫌な言い方をすれば、とことん自分を良い立場や場所に押し上げるために、他人をあらゆる手を使って追い払って、蹴落として、蹴散らして、その上で自分がホワイトに転じてしまえばいいのですから楽なものです。悪魔から天使に天使にジョブチェンジしてしまえば良いのです。どう見ても現状、天使な人を貶めるようなことをしたら、その人は悪人ですよ。だからこの人の悪魔時代の事は永遠に闇に葬られるのです。

これがホワイト社会の側面なんじゃないかって思うのですよね。

 

今回の暴露の人のような事はこれからも起こるでしょうね。
堕天使ならぬ元悪魔の天使さんも安心して生きてはいられないって事です。いわゆる無敵の人の現代バージョンでしょうね。自分には責任を取るべき仕事もない、迷惑をかける家族もいない・・・だからなんでも平気でできる無敵な人っていうのが話題になりましたが、追い詰められた人は無敵になってしまうもんなんです。

話と理論が行ったり来たりしますが、ホワイト社会が進行すれば無敵の人を無視しなければ自分のホワイト性が保たれないって世の中にもなるでしょう。

だからやっぱり悪人が得する世の中になっていく恐怖心がありますね。

 

僕が論じられるのはこれが限界w
なんとなーく、世の中の人に変化が見られる10年とかにこれからはなるのかもですね。変化の時代かなと。


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