縁があって以前お世話になったイラストレーターの阿部真由美さんの本を数冊購入した。
その中の1冊がこの「イラストで学ぶはじめてのガーデニング」。
文章は三橋理恵子さんが書いており、専門誌「花時間」で数年にわたり連載されていた物が1冊にまとまった本で、ガーデニングの基本土づくり・肥料・剪定・かりこみなどを三橋さんの的確なポイントを押さえた説明と阿部さんのイラストが更にわかりやすく解説している。
数年前、ガーデニングブームに火がついた頃ワタシも飛びついて、いい加減にアレコレ手を出した。
○種から育てた矢車草を間引くことができず(もったいなくて)プランター4本位矢車草畑にしてしまい、台風で崩壊。
○気合を入れて寄せ植えを作り(鉢・土・植物数点の出費)2日位であえなく”花泥棒”にあう。
○2Fベランダガーデニングなら”花泥棒”にあうまい・・・と思い気合を入れるが、”風害”とずぼらな”水やり”でいくつもダメにする。
○キッチンガーデニングだ!とキッチンわきのベランダでハーブを数種育てる。最初の頃は料理に取り入れ「コレだわ!コレ!!」と悦に入っていたが、ハーブが野生化して育ち手におえなくなって冬が来て枯れ、そのまま放置・・・。
○家を作った記念に鉢植えたオリーブを門のところに置いていたところ(剪定の仕方がわからずヒドイ枝ぶりで巨大な鉢に入っている)まさかの”花泥棒”アゲイン。
などなど・・・
ガーデニングは向かない!!との結論のもと、義母の口癖「球根ものがイイよ!手間がかからず毎年咲くから!」のとおり、球根物を庭に放りなげ、時期がきたらその生命力を称えていた。
しかし”花泥棒”の所業を除けば、ワタシの知識のなさがまねいた失敗の数々。
この本を読んでちょっと反省・・・。
知識と手間を惜しむと花は枯れてしまうんですね。
闇雲なガーデニングは卒業して、ちょっとずつじっくりはじめてみようかな。
ホントに好きな花も大体わかってきたし。
水遣りが大変にならない程度で、ちゃんと考えて・・・。
そんな気にさせてくれたガーデニングの教科書でした。
四国霊場八十八箇所を巡るお遍路さん ・・・何か重大なことを祈願する人、信心深い人、修行、年配の方の団体旅行・・・などの認識しかなかった。
ワタシの大好きな番組「水曜どうでしょう」で受験生合格を祈願してなどの内容で巡っていたのを見たのをきっかけに、つい最近入手した“佐藤光代”さんの書いた「私のお遍路日記ー歩いて巡った四国八十八箇所ー」を読み終えた日に偶然書店で「旅の手帳9月号」が目について購入。
なんと特集記事が“おためし遍路”だったのです。
お遍路さんには、もっともっとガチガチの決まりがあって、廻る順番などのこと・身に着けるもの・食べるものなど制約だらけでキツイものだと思っていた。
ましてや信仰心や深刻な悩みなどなく、また長期の休みも取れないワタシなどには無縁のものだと思っていた。
「私のお遍路日記」はそんなビギナーに近い(失礼!本当はお詳しい方なんでしょうが)人達の年齢の佐藤さんが実際一人で46日間で“歩きお遍路”で四国を廻った日記で、お遍路さんの基礎的なことから始まり、行程、細かな距離・宿お店情報・お遍路にくる人々のこと・それを迎え入れる四国の人々のことから日々の足の痛みまでリアルで楽しく一気に読んでしまった。
お遍路にはそれぞれのスタイルがあって良いんですね。
通し打ち(全て廻る)じゃなくても、区切り打ち(何分割化で長期間で廻る)でも交通機関を使っても、逆打ち(逆周りは呪い打ちだと思ってましたよ・・・・映画「死国」を読んでの間違った認識です・・・)でさえOK!ですと。
なんと懐の深いことです。
「旅の手帳」の“おためし遍路”は更にワタシのようなビギナーに新しい提案をするように、旅行に取り入れた“お遍路”のカタチの特集。 いかにも旅行な感じの”お気軽バージョン”ステキな写真・おいしいものの紹介の他、お遍路さんの作法もしっかり押さえている。
印象的だったのは佐藤さんの本の中にあった「いくらお遍路をしても自分がかわろうとしなければ意味がないんだよ」という言葉。
スタンプラリーじゃないんだから、ご利益を期待するのではなく、廻ることで何かを感じ取り自分が変わること・・・それがお遍路の本当の意味なんじゃないでしょうか?
目には見えないものへの感謝・人・モノ・お金への感謝。
頭ではなんとなく理解していることもお遍路での体験は感じ方がぜったい違うハズ。
俗事まみれで、物欲の塊で大人気ないワタシには必要かも・・・。
“いつかは四国にいってみたい”とずっと思っていた。
ステキな景色をみて、おいしいうどんを食べて帰ってくる旅もいいんだが、ぜひ“おためしお遍路”で1日か2日自分の足で“歩きお遍路”をやってみたい!!と思っちゃいました。(とはいえ軟弱モノなので、まずは”おためし”ってことで!)
四国がワタシを呼んでいるのかな???
おでかけ好きのワタシが結構楽しみにしている雑誌で、テーマを掲げ都内のある地域を掘り下げて特集する記事がメインの内容で、東京遊びの参考にしている。
その雑誌の中でもっとも楽しみにしているのは”プロジェクト松”のページである。
イラストレーターの松本英子さんと編集者H岩嬢の2人からなる”プロジェクト松”が未体験ゾーンや気になる場所に体当たりで潜入・体験しリポートするイラストエッセイで、その濃さがかなり興味深い。
このエッセイが1冊にまとまったので買ってみた。
ココに描かれる人物は見た目は”コワカワイイ”キャラであるが、新しいことへの期待感などがとてもよく現われていて、「そうそう!この感じわかるぅぅ~」と共感してしまう。
イラストエッセイ好きのワタシのお気に入りコレクションになりそうだ。
先入観だけで遠くから見ていた世界や場所も体験してみないとね!わからないよね!
ワタシもいろんなトコやモノに首をつっこんじゃお!

この漫画の クラシック音楽界への貢献度は いろいろな所で取り上げられているが
とうとうCDブックまで出しちゃうんだから スゴいなぁ
何度読んでもキャラクターがイキてるから ほんと飽きない
のだめ に限らず登場人物みんなの まじめな変人ぶり がタマラナイ
きっとドラマ化のオファーだらけなんだろうけど 慎重にお願いしたい
幻滅する内容なら 見たくないもんね!
個人的には 石原さとみ に のだめ をお願いしたいと思うが
みんなに話しても ピンとこないようだ だめかなぁ~
ともかく明日楽しみ!!とりあえず 今日の夜 本屋に行って聞いてみよ!
アマゾンのユーズドは ホントに便利だ ついつい衝動買いをしてしまう
こんな本もあったのか という発見が楽しい!
近隣の本屋にはワタシの好きなイラストの多いエッセイものの在庫は少ないので アマゾンありがとう!って感じだ
今回購入したのは 平野 恵理子サンの本が4冊 渡辺 葉サンの本が1冊
そして まいふぇいばりっつ漫画家 田渕 由美子サマの ハードカバー「田渕由美子全作品集Ⅰ」 (確か現在絶版 Ⅱ捜索中!)の以上6冊
ユーズドなので 各々の出品者から送られてくるわけだが どれも良い状態
丁寧な梱包でアリガトウございます 当分楽しめますわ!!
こんなんだから 最近本が増えて増えてしょうがない つまらない本はお風呂で読んで捨ててるけど 大好きな本はそうはいかないから いつか大きな本棚を並べるか 壁の一面を本棚に作り変えて 好きな本を本屋さんのように並べて 暮らしたいなぁ