ありんくりんマーケット

沖縄と料理とおでかけが大好き!

宮古の島らっきょう

2006-10-30 06:30:28 | 沖縄
酒飲みなら沖縄でのおつまみ”島らっきょう”がハズせない。

関東方面では塩漬けしたものを甘酢でこってり甘くするのがふつうで、このらっきょうはあまり食べないワタシだが、”島らっきょう”となると目の色が変わる。

細くて小ぶりな”島らっきょう”はさっと漬けることができて、おかかと醤油をちょっとかけて泡盛のつまみにするとなんとも旨い。
小さいだけあって、剥くのがタイヘンなためか、牧志公設市場では1パック1000円位する高級品。
千葉のデパ地下でも買えるが、ここではもっと高級品。

仕方がないのでエシャロットの安いときに買って、なるべく細くなるよう皮を剥いたりして”なんちゃって島らっきょう”を楽しんでいるワタシ。

宮古でも・・・と思っていると、早速飲みのつまみに出てまいりました。

けっこう酔っていたので量があやふやなのですが・・・・結構大皿におしげもなく盛られておりまして・・・。
ところがいつもと様子が違う。
小さい・・・とっても小さいツブ。
たまたまなのか、そういう品種なのか・・・しかし後日宮古のスーパーでみたものも小さかった。
剥くのがたいへんだろうなぁ~。

しかもそのちいさい”島らっきょう”が炒められている。
軽く塩漬けした島らっきょうを油でさっと炒めて、おかかと醤油で味付けしてある。
油ととても合うのにビックリしました。
いやぁ~旨すぎて泡盛がすすむ!すすむ!!あの小ささが良いのでしょうね。

ちゃんと買って帰ってきましたよぉ~オットにも好評でした。
ちなみに那覇の3/1の価格です。

またエシャロットでチャレンジです!

ホルガはステキ!

2006-10-27 22:54:27 | ホルガでみる

宮古のさとうきび畑を幸せな気持ちで歩いていたら、幸せな気持ちが写真になっちゃいました!

理由や構造がわからず撮っても、デジカメは平均的な写真が撮れる気がします。
暗かったら明るく調整したり、勝手にピント合わせてくれちゃったり・・・。
それはそれでワタシみたいないい加減な人でもそこそこの写真が撮れるのですが、見たままの感動がなかなか切り取れない。

ちゃんと勉強すれば出来るのでしょう・・・でもそれは性分から行ってムリ!!!

そして、出来上がりがその場で確認できて、すぐ消せることでシャッターを押すことの緊張感が全くない。
それもデジカメの一番の利点なのだろうが、気合と仕上がりのプリントを見るときのドキドキ感は全く得られないのである。

そこいくと、トイカメラホルガくんはどう写っているのか全く予測がつかなく(普通は予測がつくんだろうが・・・)楽しすぎる。
ダメダメのは目も当てられない・・・しかし、想定外の仕上がりもあるわけで・・・光をちゃんと捕まえられれば面白いことになりそうです。


大神島で想う

2006-10-24 07:45:42 | 沖縄

大神島の情報は少ない。
周囲約2km港近くの小さな集落は人口41人。
集落以外は聖地が多くむやみに立ち入ることは出来ない。
島外の人は見ることが許されない祖神祭、原因不明の死者が出たことで中止になった道路工事、財宝伝説・・・神秘の島

宮古から船で渡れることは知っていたが、飲食店も宿泊施設もない島とあって今回は訪問する予定は全くなかった。

2日目はノンビリ歩いて渡れる島”池間島”を一日かけて周ってみようと思っていた。
しかし、なんのかんので20Kmは歩くことになる、しかも半分以上はなにもない道だ・・・。
ところが急展開、前夜飲みの盛り上がりの中、地元の方々のアドバイスやご推薦もあり、同宿の方に便乗させていただき大神島へ向かうことになった。
お二人はシュノーケリング目的でワタシはそんな装備がないので、とりあえず海を楽しもうと大神島へ上陸!

船にはわたしら3人の他観光客2人のみ、島には車の姿もみえず船のエンジンが止まると人工的な音は全くしない。
しばらく歩いて本日のポイント”多目的広場前”へ到着。
広場には水場もあるし、トイレはとってもキレイ、日よけの大きな東屋もあってありがたいことです。
広場前は奇石がくるりと半円を描いたポイント。
直径50㍍くらいでしょうか、まるで神様がココは安全だからココで遊びなさい・・・と作ってくださった自然のプールのように見えますが、潮の関係で深さは侮れない&底はサンゴと岩場。
今回の旅にマリンシューズを携行しなかったことが悔やまれる。(また今年も未使用だ)お二人はシュノーケリングの準備のなか、ワタシは水着にTシャツで海遊びじゃー!

砂浜のないエリアなのでコンクリートの階段から海に入ろうとすると結構潮の流れが速いです。
ちゃんと泳げない上に、装備もないワタシ・・・以前プーケットで溺れそうになってから海に対しては慎重派です。
よって超カッコ悪いのは承知のうえ、他に見てる人もいないので階段に座ってヘリにしがみつきながらの”えっ?シュノーケリング??”を敢行!

水の中で目も開けられないワタシを可哀想に思ってか、同行してくださったAさんがご自分のマスク(ハットリくん付き←呼吸するアレです何て名前じゃ?)を貸してくださった。
Aさんは水泳用のメガネでもOKな泳ぎの達人、ほんとうにありがとうございます。
Aさんのおかげで怪しい海のぞきでもサンゴは見ることは出来ないもののかなりの魚と合えました。
さすが南の島です、カラフルカラフル!地味な魚はめずらしいしいです。
怪しいワタシがめずらしいらしく、魚たちが見に来ている・・・こんなスタイルだっていいじゃないか!いいじゃないか!

楽しい海遊びの後は、12時の船に乗り遅れる・・・というハプニングがあったものの、乗り遅れたおかげで島の方々とお話をする機会があった。
ガイドブックの内容からして、少し緊張しながら話したのだが、島の方々はとってもノンビリしていて穏やかな方ばかり。

入ってはイケナイところを確認して島のてっぺん”遠見台”をめざす。
以前はロープを使ったり登ることも困難だったようだが、今はとっても足場のよい木の階段がつくられている。
とはいえいつまで登ってもなかなか頂上へはつかず、登山気分。
やっとこたどり着くと、そこは島をぐるりと1周見渡せる最高の場所。

心地よい風が吹き汗もひき、3人とも何もしゃべれずただ佇む。
さっき遊んでいたところも、港も学校も、おばぁの家も見渡せるまさに神の場所です。
船に乗り遅れたことに感謝しました。
何もない場所だけど、とっても満ち足りた場所でした。

来年には廃校になってしまう小中学校、高齢化がすすむ島、きびしい自然・・・観光客なので無責任な発言になってしまいますが、どうかどうかいつまでも変わらないでいて欲しい。
当然ムリなこととは思うが、できるだけできるだけ・・・。

またこの島にきて、ゆっくりした時を過ごしたい!と思いながら大神島を後にしました。


国際通り

2006-10-23 08:08:39 | ホルガでみる
今回の沖縄には”ホルガ”も連れて行きました。
ブローニーフィルムにてこずり、光の具合にてこずり、なかなか仲良くなれていない”ホルガ”くんですが、ホルガの目で沖縄を見てみたかったので、かなりガサばりますが、デジカメと一緒におでかけです。

ケースもなく、留め具がいい加減で何か保護してあげないとバッグのなかで崩壊しかねないホルガくん。
ホルガのケースの見取り図も手に入れたのだが間に合わなくなり、100円ショップの200円ポーチを改造してケースとする。(なんとジャストサイズ!)

2本撮影したうちの1本を現像した結果、今回はナカナカ・・・好きです。

この国際通りは現在の栄える”国際通り”と衰退してゆく”竜宮社交街”(夜は栄えてる??)を2重に写しこんで沖縄の今昔を・・・・ではなく、フィルムを巻くのを忘れて2重に写っちゃった写真です。

でもホルガらしくこれはこれでよし!と思う!!・・・?今回だいぶホルガくんと仲良くなれたような気がします。

旅の朝

2006-10-22 23:23:15 | 沖縄

旅の朝は早起きです☆
目覚ましなんてかけなくても(酔っていてかけられなくても)ちゃんと起きられるから不思議。
2泊3日の短い旅だから寝ている暇はないんです。

犬好きなのに日常の早起きはちょっと・・・のワタシは犬の散歩が今回の目的のひとつ。
看板娘犬の”アーサー”に付き合っていただいて、サトウキビ畑をこえて海に着くとサンゴのカケラの白い砂浜につきます。
アーサーと私が歩いていると静かな砂浜も、立ち止まっていると色々なものが動き出す・・・。
ちっちゃなヤドカリがいっぱいいるのです。
そして、何かが掘った穴ぼこが・・・昨日はなかったハズ。
あちこち歩いていると白いカニも発見。
アーサーも楽しそうに遊んでる。

集落の方々と朝の挨拶をしながらぽこぽこ歩くのも旅ならではのタノシミです。
何かひとこと言ってくださるのだが、イマイチよく分からない。
宮古の言葉は結構難しいのです。


フクギ並木を抜ければ美味しいゆくいの朝ごはんが待っている。
今日はなにをしようかな、誰に出逢えるかな。

今日も暑くなりそうです☆


狩俣の熱い夜~オトーリ初体験☆~

2006-10-21 22:51:25 | 沖縄

狩俣の熱い夜は”るみネェ”の美味しい夕食から始まった。
民宿にしてはめずらしく7時からの夕食はありがたい。
いつも夕飯は9~10時になるので、旅先はペースが狂ってちょっと困るからだ。

”酒飲みの宿”として名の知れた(?)ゆくいに集まるだけって、宿泊者全員いいペースで生を飲んでいた。
ジョッキを飲み干した後は2泊目の宿先輩のに聞いていよいよ泡盛へ移行。

やけにたくさん1升壜が並んでいるなぁと思ったら、1本だけ30度のままで他は既に水で割ったものが入っているという。
ちょこっとだけ30度を味見!
銘柄は狩俣の☆ ”千代泉”とっても香りのよい泡盛です。
この後の流れを楽しみたいのでその後は水割りに更に氷を入れていただく、それでもしっかり香りがするし、心地よさが体に広がる。

この宿のパブリックスペースはとても広い。
同宿のみなさんと楽しく飲んでいて、入り口付近のソファコーナーを見るとカワイイ”おばぁ”(と呼ぶにはちと若い)が1人座っている。
しばらくして見るとまた1人増え、そしてまた1人増える。
そんなこんなで5人まで増え、みんな楽しそうにゆんたくしている。

あまり気になるのでるみネェに聞くと”模合”とのこと。
ちょっとだけ輪におじゃましてお話させていただきました。
みなさんとっても朗らかで、みんなで旅行にも行かれるとのこと、今を十分楽しんでいらっしゃる姿がとてもステキな若いおばぁたち。

おばぁが帰ってしまった後は、その日が同宿の方のお誕生日と発覚して、急遽おばぁたちの差し入れの”バナナロールケーキ”一切れに停電用のロウソクをムリムリたててHappy Birthday☆

いつの間にかテーブルに人がたくさん座っていて”オトーリ”がはじまった。(オトーリは泣く子も黙る泡盛イッキ&回しのみシステム)
そうです!ゆくいは集落の人々が集まる宿だったのです。

宮古に行ったら”オトーリ”を!でも二日酔いはイヤだし~と思っていたのだが、ゆくいの宿泊者を交えての”オトーリ”はとてもやさしい。
グラスは小さいオトーリ専用グラス、度数は関係なしで氷も好きにいれてよい。
下戸なら水参加もOKとのこと。

ただお酒を飲むのが目的なのではなく、みんなで楽しく会話しながらのどが渇いたらお酒で潤すのがゆくい流

地元のはこうはいかないのでしょうが、ありがたいシステムです。

ワタシも無事に親を務めさせていただきました。
注いでいただいたお酒は全ていただきました。

なんだかんだで7時から翌2時半すぎまで良く飲んだぁ~
がんばって付き合っていた看板娘犬”あーさー”もダウンです。

それでもワタシは6時半には起きて”あーさー”と朝の散歩です。
結構アルコールは抜けてましたよ!
まぁ布団は敷かず窓全開で服のまま部屋の隅に転がってましたけどね☆

初オトーリ大変楽しゅうございました。


狩俣の夕日を見に行く

2006-10-20 23:19:44 | 沖縄

4時過ぎに宮古に着くと宿からお迎えのパジェロが待っていてくれた。
お忙しい時間に大変恐縮デス!
宮古の台風話を聞いているうちに狩俣集落に到着。
部屋に落ち着いても、まだまだ日が高いココは宮古島。
まずは海を見に行く。

誰もいない静かな海を楽しんでから、オタノシミの夕日を見るために”西平安名崎”をめざす。
頭の中のうろ覚えの地図にない道をすすむ(近道っぽい農道)から迷子にならないか・・・と、そこかしこにある散水器(inさとうきび畑)がいきなり回りださないか・・・それが心配。
どうにか本線に軌道を修正し歩く歩く。

結構先が見えず、道の両側は背の高い木や草が生い茂る。
大丈夫か?ワタシ・・・。
街灯なんて1本もないし、車もなかなか通らない。
先端まで行って夕日を堪能して、帰り道は真っ暗・・・・になりかねない。

いくらハブのいない島とはいえ、暗闇をとぼとぼ歩くのはちと怖いので、途中の”宮古馬”のみなさんのお顔を拝見して戻ることにした。
そのポイントでの夕日です。
雲があって少々残念ですが、十分すばらしい夕日です。
建物がないんだもんねぇ。

6時になると狩俣の集落には”てぃんさぐの花”がながれます。
シャワーをあびたら夕飯です。
狩俣の熱い夜です。


やっぱり沖縄のてんぷら

2006-10-19 23:09:17 | 沖縄
一昨年は沖縄へてんぷらを食べに行った。
うれしくてうれしくて、3日間とも買い食いをしてお土産にも買ってかえった。

昨年の西表・石垣・竹富ではチャンスがなくもこもこの天ぷらにありつけなかった。
ならば作って食べようと試みたが、なかなか上手くいかない。
衣の薄さとカラっと加減を好まれる天ぷらになれているので、沖縄てんぷらのもこもこ感が出せないのだ。
小麦粉・重曹・塩は入っているのだろうが、卵はどうだ??
上手くいかない理由のひとつには衣を作る量にあるのではないだろうか?

おばぁご自慢の天ぷらの衣はとっても大量だ、しかもタネをどっぷりつけて、油の中に手ですくったタネをドバっと投入している。
しかし、ウチは2人家族、大食漢の2人でも天ぷらをしこたま揚げるわけにはいかない・・・。
だから今回の那覇ではやっぱり天ぷらを買い食いすることにした。

あっちこっち物色して、公設市場から農連市場へ抜ける途中の店をえらんだ。
この店は種類も豊富で、イカ・魚(沖縄では種類は関係なく魚)・もずく・えびをチョイス!
イカと魚はとても美味しく定番だが、細長くて区別がつかないのでいつもドキドキする。
モズクはプリプリ、フンパツしたえびは下味が美味しくてまさにビールのつまみだ!(その時オリオン飲んでましたけどね)
更に別の路地の小さな天ぷら屋さんには細長い緑の見慣れない天ぷらが・・・。
忙しそうなあばぁに聞くとひとこと「豆」のお返事・・・「何の豆?」と思いましたが黙っていただきました。
揚げたては”ふわカリ”旨すぎる!

ってなわけで、今回の自宅土産にはやっぱり天ぷらはハズせない。
ゆくい”るみネェ”ご推薦の宮古島”国仲食堂”のてんぷら300円分が今回のお土産!

300円分を舐めたらあかんぜよ~15個まで数えましたが、その後はお皿からこぼれないように積み上げることに夢中で数えなかったです。
天ぷらなのに食べるとあんまり油っこくなくて、衣についた塩味だけだ美味しくいただけるのでたくさんいただけます。
沖縄てんぷらLOVEでございます。

牧志公設市場~豚肉編~

2006-10-18 12:37:39 | 沖縄
ワタシは肉好きである。
なかでも豚肉がとっても好きで、まだガスコンロ使用が許されていない子供の頃、ストーブを熱源にフライパンで夕飯用の”バラ肉”を焼いてオヤツにして余った肉をバレないようにきれいに並べなおし冷蔵庫に戻していた前科がある。

そんなワタシに沖縄の豚肉文化はばっちり合うのだ。
公設市場に限らず、沖縄で肉といったら豚しかないんじゃないか??と思うくらい精肉コーナーは豚オンパレードだ。
ちゃんと見れば山羊牛・鶏もいるのだが、すっかり影の薄い存在になっている。
豚の部位の中でインパクト大賞は、顔の皮”チラガー”だろう。脂っこいのがたまにキズだし、見ようによってはグロいが、すぐ食べられるように味付けして常温保存可の商品なんて、ベタなお土産になるだろう。
だけの集団、だけの塊は少々痛々しい感も漂うが、食べると旨いんだな!

魚・肉・漬物・2階の食堂の匂いが渾然一体となった公設市場をうろついているとなにやら手招きする豚が・・・。
なんともごきげんな仏さんだ!

今回選んだ宮古島の宿”ゲストハウスゆくい”はオーナーのるみネェとお嬢さんの真美ちゃん の愛情と気概たっぷりのおいしいお料理が楽しめるズミッ!な宿だが、中でもテビチの煮つけと中味汁がとっても旨かった!
テビチなど、自分で作ると臭さが目立ち、隠そうとして味が濃くなったり香味系のものに頼ってしまうのだが、るみネェのは堂々のあっさり薄味だ!
2切れなんてペロリでしかも全員完食!コラーゲンが大好きなお年頃のワタシなんておかわりしたいくらい・・・。
また、食べに行かなきゃデス☆