すべての韓流ドラマが優れているとは言わない。
自分は、見ていないし、なんとも言えないな。
恩師が見たドラマは、脚本が最低だったらしい。
ブームだからといって、すべての作品がいいわけではない、ということだ。
で、結局「冬ソナ」ってどうなのよ?
結果論でいえば、好き嫌いはあるにせよ、非常に緻密に練られたクオリティの高い人間ドラマだったと言える。
「冬ソナ」は韓流ブームの火付け役だけあって、キャストも豪華だし、何よりも「次回はどうなっちゃうのよ?」「最後はどうなっちゃうのよ?」の連続で、視聴者をひきつけ、ラストではご都合主義で終わらない、ある意味視聴者の期待を、いい意味で裏切る形でこのドラマは終わる。
このドラマで注目すべき点は「引き付ける展開」だけではなく、登場人物の魅力にもある。
ぺ・ヨンジュン演じるチョンサン(途中ミニョンと名乗る)は、鼻持ちならない金持ちの息子でキザという悪い面がある一方、自分の正体に疑問を持ち始め、悩んでいく、その過程でチェ・ジウ演じるユジンに惹かれていくという、男性キャラとしては魅力的な面もある。
それは他の人物、例えばユジンにしても同じで、幼馴染のサンヒョクと婚約しながら、チョンサンに惹かれ、気づけば彼につくしていた、という優柔不断な悪い面と、何事も前向きに考え、明るくきさくにふるまう暖かさもかねそなえた人物だ。
チェリンという、ユジンの恋敵も、単に意地悪なだけではなく、実直にチョンサンを愛し続ける一途さゆえに悩む、非常に人間的なキャラだ。
この「冬ソナ」に登場する人物に共通していえるのは、「よくもわるくも人間臭い」ということだ。
動物映画を描いているわけではないのだから、登場人物が人間臭いというのはそのドラマの魅力にもなる。
見ている人間が、その人物の心情に感情移入できなければ、そのキャラは欠陥をもっていることになる。
最近の日本のドラマにはそういったものが多いが、「冬ソナ」はその点よく練られている。
シナリオ的に、いい演出といい演技をひきだせたわけだから、そのクオリティは非常に高いといえる。
断ったように、ドラマには好き嫌いがある。
この「冬ソナ」にしても、誰が見ても面白いと思えるかというと、そうではないと思う。
ただ、これからドラマのライターを目指す人は、今民放で放映しているドラマは勉強にならないから、「冬ソナ」をみて、面白い(と思われる)連ドラの作り方を学んでほしい。
どうでもいいことだが、韓流で話題になっているのは男優だけのようで、どうも女優さんの話題があまりでてこないね。
チェ・ジウも来日してたはずなんだけど、まったくニュースなどのメディアでは見なかったな。
ヨン様が来たときは、こぞって放映してたのにね。
まあ、韓流ブームは女性がターゲットってことか。
でも、そういう表面的な部分ばかり見ないで、もっとドラマの内容など、内面に目を向けてほしいね。
自分は、見ていないし、なんとも言えないな。
恩師が見たドラマは、脚本が最低だったらしい。
ブームだからといって、すべての作品がいいわけではない、ということだ。
で、結局「冬ソナ」ってどうなのよ?
結果論でいえば、好き嫌いはあるにせよ、非常に緻密に練られたクオリティの高い人間ドラマだったと言える。
「冬ソナ」は韓流ブームの火付け役だけあって、キャストも豪華だし、何よりも「次回はどうなっちゃうのよ?」「最後はどうなっちゃうのよ?」の連続で、視聴者をひきつけ、ラストではご都合主義で終わらない、ある意味視聴者の期待を、いい意味で裏切る形でこのドラマは終わる。
このドラマで注目すべき点は「引き付ける展開」だけではなく、登場人物の魅力にもある。
ぺ・ヨンジュン演じるチョンサン(途中ミニョンと名乗る)は、鼻持ちならない金持ちの息子でキザという悪い面がある一方、自分の正体に疑問を持ち始め、悩んでいく、その過程でチェ・ジウ演じるユジンに惹かれていくという、男性キャラとしては魅力的な面もある。
それは他の人物、例えばユジンにしても同じで、幼馴染のサンヒョクと婚約しながら、チョンサンに惹かれ、気づけば彼につくしていた、という優柔不断な悪い面と、何事も前向きに考え、明るくきさくにふるまう暖かさもかねそなえた人物だ。
チェリンという、ユジンの恋敵も、単に意地悪なだけではなく、実直にチョンサンを愛し続ける一途さゆえに悩む、非常に人間的なキャラだ。
この「冬ソナ」に登場する人物に共通していえるのは、「よくもわるくも人間臭い」ということだ。
動物映画を描いているわけではないのだから、登場人物が人間臭いというのはそのドラマの魅力にもなる。
見ている人間が、その人物の心情に感情移入できなければ、そのキャラは欠陥をもっていることになる。
最近の日本のドラマにはそういったものが多いが、「冬ソナ」はその点よく練られている。
シナリオ的に、いい演出といい演技をひきだせたわけだから、そのクオリティは非常に高いといえる。
断ったように、ドラマには好き嫌いがある。
この「冬ソナ」にしても、誰が見ても面白いと思えるかというと、そうではないと思う。
ただ、これからドラマのライターを目指す人は、今民放で放映しているドラマは勉強にならないから、「冬ソナ」をみて、面白い(と思われる)連ドラの作り方を学んでほしい。
どうでもいいことだが、韓流で話題になっているのは男優だけのようで、どうも女優さんの話題があまりでてこないね。
チェ・ジウも来日してたはずなんだけど、まったくニュースなどのメディアでは見なかったな。
ヨン様が来たときは、こぞって放映してたのにね。
まあ、韓流ブームは女性がターゲットってことか。
でも、そういう表面的な部分ばかり見ないで、もっとドラマの内容など、内面に目を向けてほしいね。