車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

藤岡諏訪(ふじおかすわ)神社 in 石川県野々市市矢作

2017年10月30日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・石川県

野々市市矢作に鎮座される「藤岡諏訪神社」。御祭神は『武御名方神、保牟多和気神(ほんだわけのかみ)=応神天皇』。

「創立年代は詳らかでないが、神主岡本越前守の弘安6年の文書によれば、かなり古くから鎮座されていたとみられる。なお、当社はもと諏訪社と称したが、明治13年10月20日現社名に改称。同34年10月25日同字八幡社を合祀した。」石川県神社庁HPより

拝殿額は「諏訪大社 宮司:加藤茂敬書」

二の鳥居の奥、拝殿前左右より神域を守護されるのは明治十四年建立の加賀逆立ち狛犬さん一対。

荒削りっぽい岩の上に半立ちの阿形さん、前脚の間にはまだ頭の毛も充分に生え揃っていない子狛がすっぽりとおさまっています。それを見守る吽形さんの頭には巨大な角。

  

何やら熱心に吽形さんに話しかける阿形さん。身を乗り出して聞き耳を立てる仔狛。優しく耳を傾ける吽形さん・・・・の図。

「おいらの二親ってサイコーだろ <(`^´)>」(笑)

末社

境内の一画に建立された『聖護院道興』の歌碑。『道興』・・関白:近衛房嗣の子、室町時代の僧侶で聖護院門跡となり、寛正6年(1465)に「准三宮」宣下を受けて「道興准后(どうこうじゅごう)」と呼ばれた・・説明し始めると長くなるので以下略。

【 こよひしも 矢はきの里に ゐてぞみる 夏も末なる 弓張の月 】

境内には色も形も大きさも異なった三つの「盤持石」が置かれています。非常に重い石で、古代にはこれを持ち上げて吉凶や願い事の成就を占ったと云われています。後には娯楽や鍛錬のための力試しや力自慢に使われました。

参拝日:2011年10月13日

------------------------00----------------------

一時の会話を楽しませてくれた加賀逆立ち狛犬さんですが、2014年9月に似たような形状の狛犬さんに守護の座を譲ったようです。確かに阿形さんの鼻のあたりが少し削がれていましたが・・・それにしても新しい狛犬が足元にも及ばない綺麗な姿だったのに・・残念です。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 御経塚(おきょうづか)遺跡... | トップ | 薬師日吉(やくしひよし)神... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・石川県」カテゴリの最新記事