車泊で「ご当地マンホール」

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安曇野豊科の道祖神:石仏~其の三 in 長野県安曇野市

2022年06月11日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

安曇野市豊科南穂高踏入、覆い屋の下に「彩色・笏巻物双体道祖神」。上部に「月天・日天 」の装飾。「慶応三(1867)卯年踏入村 看之人延命 帯代金百両」の刻。

女神は「看之人延命」 の巻物を広げ、男神は女神の背をそっと支えている。大切な誰かの、命の長らえる事を願っての奉納と思われます。

隣にもう一基、多分文字碑の何かがあったのですが、ず~~~っとこの状態😥 流石にいつまでも待っていられなくて潔く退散。

安曇野市豊科南穂高寺所「諏訪松尾神社」境内。「握手肩抱き双体道祖神」「文字碑道祖神」

女神・男神の少しとがらせ気味の唇が何ともユニークで可笑しく、更に女神の肩に置かれた男神の遠慮がちな手がちょっと好印象。

互いに手を取り合い肩を抱く「抱擁・握手双体道祖神」「明治三庚午年(1870)二月之吉旦寺所村原 村中 帯代五拾両」刻。円輪の周囲に彫られた文字が飾りのように華やか。

安曇野市豊科南穂高寺所、覆い屋の中に納められた「彩色・祝言双体道祖神」

円輪の外に「正月吉日  明治二巳年(1869)」「西之側中  帯代拾五両」の刻。写す角度で全く異なった表情を見せる男女神。おそらく彩色のなせる業だと思いますが、見下ろす角度の方が美形😄。

安曇野市豊科南穂高、植え込みの一画に「笏扇双体道祖神」・「文字碑道祖神」

石の劣化が進んで表情等はかなり見辛いですが、女神は扇を、男神は笏を手にしています。「文政九戌(1826)十月吉日 木戸中」の刻

安曇野市豊科南穂高吉野梶海渡(かじかいと)、のどかな田んぼの一画に「握手双体道祖神」・「二十三夜塔」

「弘化三丙午年(1846)二月吉日吉野村梶海渡中 帯代十五両」の刻。男女神が立つ円輪下部は波模様に似た座。

伏し目がちな女神。労わるように見守る男神。アップで見る二人の表情には何とも言えない優しさが溢れています。

「庚申仏塔」・「二十三夜塔」・「文字道祖神」

安曇野市豊科吉野荒井、荒井集会所近くに「酒器・祝言双体道祖神」「庚申仏塔」他文字碑二基。

「天保十四卯(1843)正月吉日 扇町中 吉野村荒井中 帯代五両」の刻。堀金の扇町から招来されたと伝えられています。

「青面金剛像」

安曇野市豊科吉野、「安曇野市天然記念物:吉野荒井堂の大イチョウ」「供養塔」三基。

撮影日:2016年4月19日~20日


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