62,229.1km
昨日ツーリングの帰り、フロントブレーキに違和感があるような気がした。重要保安部品なので即チェックすることにし、ついでに清掃とグリスアップをした。
リテーナー?清掃。
パッドはまだだいじょうぶじゃないだろうか?
ところどころ錆びているがグリスアップして使う。
パッドはSBSのものだった。忘れていた。
キャリパー本体も当然清掃。
ディスクの厚みも計測しておく。限度が4.5mmのところ、5mm以上はある。厚みは十分だが、段差ができているので、ヤスリ等で磨いて均す必要があるのだろうか?
今回はチェックのみ。
パッド面に付かないよう注意しながら、各部にシリコングリスを塗り組み付け。
時折出ていたキーキー音がおさまった。
外したプラグの写真を撮るのを忘れた。
以前と変わらず、右はほぼ完璧な焼け具合、左は外周電極にやわらかいススが付いている。
マイクロスコープ。カメラ部の直径か8mmなので、プラグホールから突っ込むと、撮影できる範囲は意外と限定される。
右はキャブテックの効果か、ピストンヘッドの刻印がはっきり見え、アルミ地がきれいに出ている。ただ、シリンダー上部にはサビが出ている様子。15、6年程前だったか、エンジンオーバーホールした時に内燃機屋さんでシリンダースリーブの作成、交換までやってもらったが、その後放置している期間が長かったから仕方ないか。
左は、右とは明らかに違う。カーボンがピストンヘッドのほぼ全体に付いていて、エッジ付近には一部粒状のようなカーボンが付いている。
やはり左シリンダーには燃焼状態を悪くする何らかの要因がまだあるようだ。
この前キャブの同調調整で劇的にエンジンの調子が変わったので、再度いじってみることにした。
近所を一周してエンジンを暖めてから、バキュームメーターを接続、燃料コックのレバーをPRIにしてエンジン始動。
数kmテストランし、走行に問題がないことをチェック。
アイドリングが安定し、回転が力強くなった気がする。高回転も問題なさそう。
この状態で不調が出てこなければ、このまま2〜300km走ってからプラグをチェックしてみることにする。
それでも左右のプラグ焼けが今のままなら、左キャブのスロージェットの番手を下げてみるか。
Napro GXを4ccほど添加。
62,238.1km
400kmちょっと走行後のエンジンオイル。
このNUTECのZZ-03、「薄く強靭な油膜」が謳い文句だが、フリクションロスを少なくしてエンジンからパワーをとりだしやすくするというのが狙いなのだろうか、確かにパワーが上がったのは感じる。特に高回転時。一段高いギヤでも、アクセルの開度に合わせてダイレクトに加速するようになった。上り坂でも、ギヤをひとつ落とさないと失速気味になっていたところが、このオイルに換えてから、そのままのギヤでアクセルを大きめに開けるだけで登っていける。
旧車には厚い油膜が大事という話もよく聞くので、エンジンの保護という意味ではどうなのか、距離を重ねないと不明ではある。反面、80年代以降のバイクなら、「鉱物油で油膜が厚くなくては」という点はそれほど気にしなくても大丈夫という話もある。
といいつつ、やっぱり次は、油膜の厚い鉱物油を使ってみたいと思っている。