そして今日は過ぎ行く

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9回目のバンコク旅★2日目―午前―

2011-01-22 00:00:00 | 海外・旅コラム
バンコク旅の2日目。
朝一番の目的地は↓ココ!

ネット検索で見つけて、行ってみたかった素敵カフェです。

「カフェ? お城か何かやないの?」と思った貴方!!

赤矢印のところに看板が出てるのです~

建物の裏手に回るとほら!

黒板には、タイ数字で営業時間が書かれています。

タイ語の教本を首っ引きで解読してみると、

>>月―金  8:30―19:00
>>>土―日 10:30―19:00


にやっているようですね。

このカフェのある建物は、今から100年ほど前に作られた宮殿なのだそうです。
宮殿には、現在のタイ国王の3~4代前の王様が住まわれていて、その当時にあったカフェを、近年に復刻したのだそう。

天井のモザイク模様や、壁の彫り物など、すごく手が込んでいて豪華です。

カフェまで歩いてきて暑かったので、ついアイスティー(40バーツ)を頼んでしまいました。
容器がプラスチックで、ちょいと風情がないですね。
ホットドリンクを頼めば、陶器のカップで出てきますので、雰囲気重視なら、温かい飲み物がおすすめです。

優雅な空間でのひとときに、心癒されました~


雰囲気の割に、お値段が庶民的なのもよかったです。
観光客らしき外国人は私たちだけで、地元の方がたくさん利用されてました。
(英語メニューあり、カタコト英語の注文可でした!)

こちらのカフェは、『CAFE DE NOR RA SINGHA(カフェ・デ・ノーラシン)』といって、病院の敷地内にあります。
(PHRA MONGKUT KLAO HOSPITAL内)


カフェの後ろにある↑赤いとんがり屋根の宮殿(PHAYA THAI PALACE)は、無料で見学できます。

宮殿が作られたのは、タイが急速に欧米文化を取り入れ始めた時期。
日本でいうと明治時代にあたりますね。

装飾は凝っていて素敵なんですが、あまり手入れはされていないようで残念です。
せっかくレトロで素敵な小部屋を見つけても、段ボールが大量につんであって見学できなかったり…観光資源とみなされていないみたいです。

カフェの南側、芝生の前にある『玉座ホール』は、建設当時のままの姿で残っていて、現在も音楽ホールとして使用されているそう。
こちらも床の大理石が割れていたりして、ちょっぴり廃墟に近いような…

せっかくの文化財ですから、これからは大切に保存してもらえるといいな~



のんびりお茶したあとは、タイのお寺で初詣です。

こちらは大理石寺院。

バンコクで今まで訪ねた中では、一番好きなお寺です。
一度ひとりで来たことがあるのですが、今回は旦那に見せたいと思って再訪しました。


お寺のデザインの美しさはもちろんですが、お堂の中に神聖なピリッとした空気が漂っているところがいいんです。

日本でも、人が多い観光地でありながらツーリスティックではない ―私の好きなところで言うと、京都の源光庵みたいな― 凛とした空気のお寺って素敵ですね。

仏教のお寺なのに、窓には↓ステンドグラス

このお寺が作られたのは、110年ほど前。
上記のカフェのある宮殿を作られた王様が、このお寺を建立されたんだそうです。



境内のひとコマ。
人と犬が仲良く(?)お昼寝中…


水おけが、豚の形。犬に襲われて嫌がっているみたい~




このあとは、お昼ごはんを食べに行きます。


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