発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

帰宅難民装備

2018年07月14日 | 日記

◆サバイバル

 今月は、台風の中、唐津から帰ったり、大雨の中、佐賀から帰ったり。こうなるとあまり遠出はしたくないが、仕事がらみなので致し方ない。結局6日夕方は佐賀から新鳥栖まで国道34号線を歩いたら一番早く帰宅できたはず、と、地図を見ながら思うわけだが、晴れて明るければわけはないが暗くなっていく雨の中20キロ歩けたかというと自信はない。ただ、帰宅難民には歩く覚悟は必要だということね。 

◆帰宅難民装備

  台風や大雨が来そうだ、というときは、予測がある程度つくから準備できる。今回役に立ったもの、必要だと思ったものについて書いてみる。

・携帯用充電池。交通機関の生き残り情報を入手して動くための情報収集用ひみつ道具が電池切れにならないように。今回の電池切れは新鳥栖駅到着と同時だったので良かったけれど。

・水に強い長く歩ける靴。長く歩かなければならないときはレインブーツでない方がいいこともある。遠出するときは、撥水皮革のウオーキングシューズ(利点=なんぼでも歩ける。軽い。欠点=老人っぽい。結構高い。)のことが多いのだが、大雨ではやはり傷む。あと雪用底のついた防水プレーントウも重宝している。見た目まったく普通の靴なので、普段から時々履いて足に慣らしておけば、役に立つ。今回は、悪天候になりそうだとわかっていたので、合成皮革スニーカー。

・撥水加工のポリエステルのテーブルクロス。120×150。これは、ピクニックなどで敷物として使っているものだが、唐津では台風の中、レインパンツがなかったので、巻きスカートのように使用して雨よけにした。他にもいろいろ使い道はあるだろう。安全ピンがあればさらに用途は広がる。ポンチョとしても使用できよう。乾けば寒さよけになる。素材については検討の余地がある。パラシュートクロスのようなもっと軽くて薄い素材を探しておくべきかも知れない。

・ナイロンのパーカー。風が強く傘が役立たずのときはフードが必要。持って出て来てないときは百円均一やコンビニで調達できるといいかも知れない。その上からブリムのある帽子をかぶるとなおよし。

・撥水素材の帽子。私が使っているのは、ブリムを収納すると直径10センチくらいの薄い円盤状になるポケッタブルハット。これは無印良品で安く売られていたときに何色か買った。素材はパラシュートクロス。街歩きのときの軽い雨のときにも役に立つ。

・水泳用の度つきゴーグル。これは玉ねぎを大量に刻むときにも使っているが、大雨大風に視界を確保するのに役立つ。メガネが飛ぶような大風には遭ったことはないが、一度飛ばしてしまうとメガネ人間は、まったく動きが取れなくなり特に日没後は危険きわまりない。これは今回は持ち出してなかった。

・タオルも大事だが、大判のハンカチは役に立つ。雨やどりできたときに絞って広げておくとすぐ乾く。乾いたお気に入りの柄のハンカチというのは、びしょびしょの自分を勇気づけてくれる。

・かさばらない食糧。カロリーメイトなど。所詮人間、栄養である。おなかがすくと気力と判断力が鈍る。キャンデーやチョコやチーズもいいわね。

・アイマスクとマスクと耳栓。これは常備している。博多や天神止まりの高速バスでよく使う。休息ができるときには豪胆に眠ること。

 台風や雨なら、いくらか準備はできるだろうが、地震や大事故など、予測できないものへの準備(普段持ち歩くということ)をどこまでやっておくかだ。長いこと歩ける靴、おやつ、帽子、折りたたみ傘、充電池、アイマスクとマスクと耳栓。あとは大判ハンカチとスカーフあたりがあればいいかな、と。


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