うまくは言えないけど

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駅のホーム

2007年11月08日 | 日記
<傷害>駅での喫煙注意され殴る

東京のJRの駅で喫煙したいた人に注意した男性が殴られて大けがをしたそうです。逮捕された男性は「注意され、頭に来て殴った」そうです。ほんと信じられない話ですが、これが今の現実なのでしょう。こういう心ない人のおかげでますます喫煙者にたいする風当たりは強くなると思います。

注意された男性は勇気のある人だと思います。ボクも以前駅ではありませんが、たばこをやめてくれるようにお願いしたことがあります。その時は相手の方も禁煙場所というわけではなかったのですが、すぐ止めてくれました。それでもやはり知らない人に注意やお願いをするのは非常に緊張するものだ思いました。

ましてや誰もが禁煙場所と知っているはずの場所で喫煙している人に、ボクは冷静に注意することができるのか自信がありません。しかもそんなところで喫煙している人が人の言うことを素直に聞くとは思えません。実際今回のような逆ギレは手を出すか出さないかは別にしてよくあるように思います。

ボクは純粋に駅で喫煙する人や電車の中(特に優先座席)で大声でしゃべったりする人の考えを聞いてみたいと思うことがよくあります。養老 孟司さんの著書「バカの壁」にも書かれていましたが、人間は興味のないもの、見たくないものは入ってこないみたいです。

駅で禁煙の放送や携帯電話のマナーポスターなどが実際どれだけの効果をあげているのかかなり疑問です。駅で喫煙する人は禁煙の看板の前でも平気で喫煙するし、車内で携帯電話を使う人は優先座席であろうが関係なく使っています。

ボクはマナーというのは集団で社会生活をする上でお互いが気持ちよく過ごすための暗黙のルールのようなもので、モラルというのは最低限他人に迷惑をかけないようにするきまりのようなものだと思っています。以前にも書きましたが、長期的には道徳教育の充実などでモラルの向上を図るべきだと思います。

短期的にはシステムとしてできないようにするしかないと思っています。たばこで言えばまず、駅の売店や駅周辺でたばこを売らないことです。喫煙すると言いながら禁煙場所でたばこを販売するというのは矛盾しています。そして条例で公共の場所(どこまでを公共とするかは議論が必要ですが)での喫煙を禁止します。その上で警察OBの方などに取り締まってもらうのがいいと思います。

そしてその費用は罰金とたばこの税金から捻出すればいいのではないでしょうか。大多数のマナーを守っている喫煙者の方は駅や路上で喫煙しないはずですから実際に影響を受けるのはマナー違反の人だけのはずです。金銭的な負担が増える可能性もありますが、喫煙者が肩身の狭い思いをしなくてすむ代金と思ってもらうしかないのかもしれません。

今他人への気遣いができる人がほんとに減っていると思います。駅や車内はたくさんの知らない人同士が一定時間一緒にいなくてはいけない場所です。だからこそそういう事が顕著に感じられる場所なのでしょう。駅での喫煙やポイ捨て、列への割り込みなど、車内での携帯電話での通話や大声での会話、女性なら化粧したり男性なら足を大きく広げて座ったりとキリがありません。

でもそういう事に心を痛めている人がたくさんいるのも事実で、だからこそこういうニュースが報じられるのだと思います。個性も大切かもしれませんが、自由と好き勝手は違いますし、自由は義務を果たした人間にだけ与えられるものだと思います。ボクも他人への気遣いを忘れないようにしたいと思います。

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