きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

思い出探し(15)・町内そろって海水浴

2010年09月18日 | 思い出探し


写真;
私10歳 昭和34年撮影。海水浴でのパン食い競争のスナップで近所の人が撮った評判の写真。
手前から2人目のこっち向きでパンに食いつこうとしているのが私。
今時、海水浴に町内で行くこともないだろうし、まして海水浴場でパン食い競争なんてねえ・・・。
子供たちも沢山いたし、思えば良い時代だった。

 引越しした翌年(昭和34年)の夏に、気仙沼の湾口にある大島の小田の浜海水浴場に町内そろって海水浴に出かけた。今では少なくなったが、娯楽の少ない当時は町内そろっての海水浴やハイキング、あるいは町内対抗の運動会などの行事があり、子供だけでなく大人達も子供達と一緒に楽しんでいた。
ほんとに良い時代だった。

 

仕事の忙しかった父もこの日は参加してくれた。
気仙沼に来てから父の病後の回復も順調で胸部手術の後の傷もやっとふさがった頃だと思う。近所の鍼灸師に在宅でお灸を毎日据えてもらっていたのが効いたようだ。
肋骨を数本、片肺を全部摘出した体は人が見たらぎょっとするような傷が痛々しかった。
父は夏の暑いときでも裸になることは無かった。

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