きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

夕照橋 無残

2009年02月21日 | 三浦半島ぶらり散歩
 前回の散歩の続き・・・
 金沢八景の平潟湾に架かる夕照橋は湾の入り口を跨ぎ、追浜と夏島をつないでいる。追浜は旧海軍航空隊があったところで、跡地に日産自動車の追浜工場が建っている(今は日産も経営が大変そうだけど・・・)。夏島は伊藤博文が憲法の草案を練ったところで、同じく日産自動車の敷地内に記念碑が建っている。夏島内の小山の上に展望台があり、高性能車や高出力エンジンの開発を競っていた時代には追浜テストコースを眺める(スパイする)絶好の場所だったが、今はどうなのか?

 ところで夕照橋がコンクリート製になったのは何時だったか忘れてしまったが、少なくとも30年前には今の姿であったように思うが・・・その上で牛若丸と弁慶が立ち回りを演じてもおかしくないほど古風な姿をしていて、周囲の景観と一致して美しかったのだが・・・なんと、今は真っ白けに塗られて、周りから完全に浮いていて、醜くなってしまっていた。昔は黒色(こげ茶かな?)で落ち着いた風情だったのに・・・。橋の管理は国土交通省なのか横須賀市なのか分からないが、なんということをしてくれるのでしょう。なにを考えて白く塗ったのでしょう。姿と色が完全にミスマッチで、やすっぽい白ペンキ塗りの夕照橋がかわいそうでした。
近隣の皆さんもこのままほっておく手はないと思いますよ。
<鍼灸マッサージサロン・セラピット>