きらく堂日記

鍼灸師の喜楽堂が日々の出来事、過去の思い出、趣味にまつわる話などを綴った日記帳(=雑記帳)です

くじらの背中

2008年11月30日 | 日々の暮らし
 横浜港大桟橋の屋上広場は「くじらの背中」と呼ばれています。
 微妙な曲面の組み合わせで構成された黒いウッドデッキは、云われて見ればなるほど鯨の背中に見えなくも無いが・・・。
 先端の尾ひれの所からは右手にベイブリッジ、左手にみなと未来のランドマークタワーが望めてなかなかの眺望です。プラス今日は桟橋に「飛鳥Ⅱ」が停泊中でした。

 少し前の大桟橋は過去の遺物みたいな感じの建物で、本牧地区と合わせて貿易港横浜というイメージ(石原裕次郎の日活ギャング映画の世界)でしたが、最近はみなと未来21地区から赤レンガ倉庫、象の鼻、大桟橋、山下公園、中華街と続く、港周辺が綺麗に整備されて、おしゃれな観光都市の風情に変わってきて、実に良い感じである・・・が、あらためて東京湾に目を向ければ、景色はさて置いて、海上に浮かんでいる船舶の少ないことにあらためて驚かされる。今日がなにか特別の日でもあるまいに・・・海上には全く賑やかさが無い・・・!!!。開港資料館などで見る幕末から明治にかけての横浜港の写真では、東京湾を埋め尽くすほどの貨物船、客船、軍艦、漁船などなど大小さまざまな船舶、艦船がひしめきあっていたはずなのに・・・残念だ。
ああいった活況を今後二度と目にすることは無いのだろうか?!。
<鍼灸マッサージサロン・セラピット>