10月26日(旧暦9月19日 三碧 先負 己酉)
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨日午後からは天候が崩れ、今日はぐっと気温が下がりました。
北海道では雪が降っているとのことで、ついに冬が間近に迫ってきたことを実感しています。
昨日は午前中に羽後町に行ってきましたが、なんと田んぼにすでに白鳥がとまっていました。
通り過ぎたためにはっきりと確認はできませんでしたが、あの大きさと白さはそれに間違いないと思います。
例年より1月近く早い到来は、これから来る厳しい寒さを告げているのかもしれません。
寒さとともに暖房器具を出したことで、これから電気の消費量は上がっていく時期となります。
熱を出す器具は、一般的に消費電力量が多いため、暖房導入の計画はその機器自体の金額だけではなく、電気代も考えたほうがよいとされます。
オール電化住宅においては、そうした消費電力の高い暖房器具を、電気代の安い深夜電力の時間帯に使用して、蓄えた熱を徐々に放出するようにしています。
当然住宅が隙間だらけだったり、断熱が不十分だとせっかく溜めた熱が逃げてしまうため、オール電化住宅は高い気密・断熱性能を求められる、というわけです。
住宅の気密性が上がると、空気の移動が少なくなるため、熱は逃げませんが人から出る二酸化炭素やにおいといったものがとどまるため、換気が必要になります。
換気には窓を開けたり、換気扇で直接外に空気を排出する方法がありますが、当然熱も逃げてしまいます。
そこで、熱を逃がさずに新鮮な空気を取り入れ、排出できる「熱交換換気」というものを使い、住宅の環境を快適に保つ仕組みが採られています。
当然、換気扇の吹き出し口にはホコリがたまっていくため、目詰まりを防ぐためにこまめな掃除と点検が必要になります。
快適な暮らしのためには、そうした普段のメインテナンスが重要となります。
さて、日本では火力・原子力・水力などの発電所での発電によって、日本中の電気をまかなっています。
発電方法はそれぞれにメリット・デメリットがあるため、それらのバランスを考慮に入れて電気を生み出しています。
最近では住宅の太陽光発電や、風力や地熱などの新しい発電の研究が進められていますが、発電における主力は火力発電であり、次いで原子力、水力の順となっています。
火力発電は石油・石炭・液化天然ガスなどの「化石燃料」が使用され、これらは燃焼時にCO2などを排出します。
CO2をはじめとする温室効果ガスは、地球温暖化をはじめとする地球規模の気候変動に影響を与えるとされ、国際的に問題となっています。
中国やインドなどの多くの人口を抱える国が経済発展を遂げている一方で、電気の消費量は莫大に増えています。
特に中国ではここ10年間で電気消費量が3倍以上になり、発展を続けている都市部の電気をまかなうために、地方で発電した電気を都市へ送ったりしていますが、それでも慢性的に不足しています。
中国にも資源はありますが、莫大なエネルギー資源の供給は海外に頼らざるを得なくなり、スーダンやナイジェリアなどのアフリカの産油国からの供給、さらには東シナ海の海底ガス田など、資源獲得にはなりふりかまわない外交を展開しています。
そうしてみると、現在の尖閣諸島をめぐる動きも少し見方が変わってきます。
日本は、昨年の政権交代以来、特に外交においては疑問符が付きまとう行為が多く見られます。
日本の電力消費は、今でも年々伸びています。
日本も、化石燃料の供給先を海外に頼っている現状があるため、こうした問題を避けて通ることはできないはずです。
豊かな生活と経済活動、省エネルギーと環境、資源開発と技術開発などは、それぞれ微妙なバランスでつながっているため、それらを一つ一つ切り離して考えるわけにはいきません。
今だけを考えるのではなく、20年、50年先を見据える観点も必要となります。
外交を含めた政治が、そうした長期的視点をもって行動するには、有権者のほうでもそうした視野を持つことが大切になります。
現状は難しい問題が山積していますが、乗客がベストな選択ができるように、舵取りをする方々には頑張ってもらいたいと思います。
補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先
有限会社 千葉建築
〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4
電話 0182-45-2325 FAX 0182-45-2304
携帯 080-1837-5342
mail kchiba@poem.ocn.ne.jp
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨日午後からは天候が崩れ、今日はぐっと気温が下がりました。
北海道では雪が降っているとのことで、ついに冬が間近に迫ってきたことを実感しています。
昨日は午前中に羽後町に行ってきましたが、なんと田んぼにすでに白鳥がとまっていました。
通り過ぎたためにはっきりと確認はできませんでしたが、あの大きさと白さはそれに間違いないと思います。
例年より1月近く早い到来は、これから来る厳しい寒さを告げているのかもしれません。
寒さとともに暖房器具を出したことで、これから電気の消費量は上がっていく時期となります。
熱を出す器具は、一般的に消費電力量が多いため、暖房導入の計画はその機器自体の金額だけではなく、電気代も考えたほうがよいとされます。
オール電化住宅においては、そうした消費電力の高い暖房器具を、電気代の安い深夜電力の時間帯に使用して、蓄えた熱を徐々に放出するようにしています。
当然住宅が隙間だらけだったり、断熱が不十分だとせっかく溜めた熱が逃げてしまうため、オール電化住宅は高い気密・断熱性能を求められる、というわけです。
住宅の気密性が上がると、空気の移動が少なくなるため、熱は逃げませんが人から出る二酸化炭素やにおいといったものがとどまるため、換気が必要になります。
換気には窓を開けたり、換気扇で直接外に空気を排出する方法がありますが、当然熱も逃げてしまいます。
そこで、熱を逃がさずに新鮮な空気を取り入れ、排出できる「熱交換換気」というものを使い、住宅の環境を快適に保つ仕組みが採られています。
当然、換気扇の吹き出し口にはホコリがたまっていくため、目詰まりを防ぐためにこまめな掃除と点検が必要になります。
快適な暮らしのためには、そうした普段のメインテナンスが重要となります。
さて、日本では火力・原子力・水力などの発電所での発電によって、日本中の電気をまかなっています。
発電方法はそれぞれにメリット・デメリットがあるため、それらのバランスを考慮に入れて電気を生み出しています。
最近では住宅の太陽光発電や、風力や地熱などの新しい発電の研究が進められていますが、発電における主力は火力発電であり、次いで原子力、水力の順となっています。
火力発電は石油・石炭・液化天然ガスなどの「化石燃料」が使用され、これらは燃焼時にCO2などを排出します。
CO2をはじめとする温室効果ガスは、地球温暖化をはじめとする地球規模の気候変動に影響を与えるとされ、国際的に問題となっています。
中国やインドなどの多くの人口を抱える国が経済発展を遂げている一方で、電気の消費量は莫大に増えています。
特に中国ではここ10年間で電気消費量が3倍以上になり、発展を続けている都市部の電気をまかなうために、地方で発電した電気を都市へ送ったりしていますが、それでも慢性的に不足しています。
中国にも資源はありますが、莫大なエネルギー資源の供給は海外に頼らざるを得なくなり、スーダンやナイジェリアなどのアフリカの産油国からの供給、さらには東シナ海の海底ガス田など、資源獲得にはなりふりかまわない外交を展開しています。
そうしてみると、現在の尖閣諸島をめぐる動きも少し見方が変わってきます。
日本は、昨年の政権交代以来、特に外交においては疑問符が付きまとう行為が多く見られます。
日本の電力消費は、今でも年々伸びています。
日本も、化石燃料の供給先を海外に頼っている現状があるため、こうした問題を避けて通ることはできないはずです。
豊かな生活と経済活動、省エネルギーと環境、資源開発と技術開発などは、それぞれ微妙なバランスでつながっているため、それらを一つ一つ切り離して考えるわけにはいきません。
今だけを考えるのではなく、20年、50年先を見据える観点も必要となります。
外交を含めた政治が、そうした長期的視点をもって行動するには、有権者のほうでもそうした視野を持つことが大切になります。
現状は難しい問題が山積していますが、乗客がベストな選択ができるように、舵取りをする方々には頑張ってもらいたいと思います。
お問い合わせ先
有限会社 千葉建築
〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4
電話 0182-45-2325 FAX 0182-45-2304
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