秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
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恐竜

2010-04-17 08:56:49 | 自然と科学
4月17日(旧暦3月4日 四緑 赤口 丁酉 土用の入り 土用間日)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。

日本列島を寒波が襲い、東京などでも積雪が観測されています。横手でも雪模様となっており、屋根や道路を白く染める朝となっています。

タイヤ交換をすでにされた方も多いと思います。車での移動には十分に注意が必要です。


今日から「春土用」に入ります。

土用についての記事は以前にご紹介いたしましたので、詳しくは述べませんが、簡単に言うと二十四節気の「立夏(5月5日)」に向けて土の気が盛んになり、土を動かすことをなるべく避けるという時期となります。

土木の基礎工事や、造園の土起こしなどの着工は、間日を選んでされる方もいらっしゃいます。

春土用の間日は4月の17日、25日、26日、29日となります。


毎朝の日課となっている、こよみのページを見ていると、今日は「恐竜の日」だそうです。

1923年(大正12年)に、アメリカの動物学者のロイ・チャップマン・アンドリュースが、中国の北京からモンゴルのゴビ砂漠へ向けて、探検旅行に出発した日となっているそうです。

そして、5年間で多くの恐竜の卵の化石を見つけることに成功し、彼は後にアメリカ自然史博物館の館長も務めることとなりました。これが恐竜研究のさきがけとなり、それを記念した日となっています。


化石は、まさに歴史を映し出す物証と言えます。

その生物が「生きていた」という痕跡であり、さまざまな仮説を立証するもの、あるいはそこから新たな検証・反証が始まるきっかけとなります。

その中でも、巨大な生物が地上の支配者として存在し、約6500万年前に絶滅したとされる「恐竜」に関しては、人々の想像力を大いに刺激するものであると思います。

小説や映画、漫画といったフィクションではなじみがありますが、やはりその大きな化石を目の当たりにすると、驚きとともに恐怖すら感じるものであります。

大陸に多くの恐竜が存在していた中国などでは、その化石を漢方薬として用いたという文化もあり、時代をはさんで恐竜と人類が関わっているとも言えます。



恐竜は、現在の定義では地表に存在していたものを差し、分類上、空を飛ぶ翼竜や水中の首長竜・魚竜を含まないものとしています。

現在の生物の中でも、鳥類は恐竜の系統に最も近く、次いでワニ類が続き、カメ類、トカゲ・ヘビ類の順で遠くなるそうです。

姿についても、私が幼い頃に見た恐竜図鑑と最近のものでは、大きく変わったものもあります。

「暴君竜」と別名が付き、肉食恐竜の代名詞が付いている「ティラノサウルス(T・レックス)」は、以前はゴジラのように尾をつけてノシノシと歩くイメージでしたが、骨格の研究から体が前傾していて、素早く走って獲物を狩るという姿が最近の定説となっています。

なお、DNAからは現在のニワトリと遺伝子的に近いそうです。


日本国内においても、1978年に岩手で初の恐竜の化石が発見され、その後各地で研究・発掘が進み、実は多彩な恐竜が存在していたことが判ってきました。

参考 福井県立恐竜博物館

恐竜研究はまだまだ歴史が浅く、新たな発見がされるごとに新説が生まれるという、発展途上にある学問です。今の説がこれからも有効というものではなく、驚くべき転換もあるのかもしれません。

未来の技術とされる宇宙開発とともに、古代の研究を行う考古学・古生物学についても、日本の若い世代が興味を持ち、学問の発展が進んでいけば、将来に向かっての楽しみが一つ増えると思います。

大恐竜帝国 1 動くティラノサウルス


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