1月28日(旧暦12月14日 六白 先勝 戊寅)
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
雨がちらついています。今日も気温が上がりそうです。
大寒も半ばが過ぎて、2月4日には立春となります。
秋田に住む私たちにとって、春はまだまだ先のように思えますが、暦ではもうすぐ春となります。
暦で言うと今の時期は、雑節の「冬の土用」にあたっています。
「土用」と聞くと、夏の丑の日にウナギをたべて夏の活力を得るものとして知られていますが、実際には年4回、季節ごとに土用はあります。
季節が変わる前、つまり立春・立夏・立秋・立冬の前の18~19日間が土用にあたるとされています。
それが年4回ですので、72日(年によっては73日)が土用の時期となります。
その起源として、先日の「干支」の記事でも触れた「五行説」というものがあります。
五行説は、古代中国で「あらゆる物質・現象は木・火・土・金・水からできている」という思想です。
春=木、夏=火、秋=金、冬=水として、「土」を各季節に振り分けました。
「土」には「土に還る」「命を育てる」という意味から、「物を変化させる」という働きがあるとされ、各季節の移り変わりをスムーズにする作用があると考えられました。
土用の時期には「土の気」が盛んになり、それは土の神様が動いているためだと言われていました。
その時期に人の手によって土を動かすことは、神様の働きを妨げるものだとされて、土木工事・柱建て・壁塗り・井戸掘り・土起し・かまど造りなどはしてはならないものとされました。
しかし年間約72日もある土用をすべて避けていては、それに関わる仕事をしている人にとってはたまったものでありません。
そこで土用には「間日(まび)」を設定し、その日にこれらの仕事に着工すれば、土用のあいだでも作業ができるとしました。
冬の土用の間日は、十二支の「寅・卯・巳」の日です。
今年で言うと、1月19日・28日・29日・31日がそれにあたります。
建築に携わっていると、土用を気にされる方もいらっしゃいます。
すべてを暦どおりにするわけではありませんが、そういった考え方も尊重し、気持ちよく工事に掛からせて頂きたいと思います。
参考ページ こよみのページ 左サイドバーの「暦と天文の雑学」から、ページ中段「土用のはなし」
雪下ろし、排雪等承っております。
お問い合わせ先
有限会社 千葉建築
〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4
電話 0182-45-2325 FAX 0182-45-2304
携帯 080-1837-5342
mail kchiba@poem.ocn.ne.jp
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雨がちらついています。今日も気温が上がりそうです。
大寒も半ばが過ぎて、2月4日には立春となります。
秋田に住む私たちにとって、春はまだまだ先のように思えますが、暦ではもうすぐ春となります。
暦で言うと今の時期は、雑節の「冬の土用」にあたっています。
「土用」と聞くと、夏の丑の日にウナギをたべて夏の活力を得るものとして知られていますが、実際には年4回、季節ごとに土用はあります。
季節が変わる前、つまり立春・立夏・立秋・立冬の前の18~19日間が土用にあたるとされています。
それが年4回ですので、72日(年によっては73日)が土用の時期となります。
その起源として、先日の「干支」の記事でも触れた「五行説」というものがあります。
五行説は、古代中国で「あらゆる物質・現象は木・火・土・金・水からできている」という思想です。
春=木、夏=火、秋=金、冬=水として、「土」を各季節に振り分けました。
「土」には「土に還る」「命を育てる」という意味から、「物を変化させる」という働きがあるとされ、各季節の移り変わりをスムーズにする作用があると考えられました。
土用の時期には「土の気」が盛んになり、それは土の神様が動いているためだと言われていました。
その時期に人の手によって土を動かすことは、神様の働きを妨げるものだとされて、土木工事・柱建て・壁塗り・井戸掘り・土起し・かまど造りなどはしてはならないものとされました。
しかし年間約72日もある土用をすべて避けていては、それに関わる仕事をしている人にとってはたまったものでありません。
そこで土用には「間日(まび)」を設定し、その日にこれらの仕事に着工すれば、土用のあいだでも作業ができるとしました。
冬の土用の間日は、十二支の「寅・卯・巳」の日です。
今年で言うと、1月19日・28日・29日・31日がそれにあたります。
建築に携わっていると、土用を気にされる方もいらっしゃいます。
すべてを暦どおりにするわけではありませんが、そういった考え方も尊重し、気持ちよく工事に掛からせて頂きたいと思います。
参考ページ こよみのページ 左サイドバーの「暦と天文の雑学」から、ページ中段「土用のはなし」
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