ミュージアム巡り Instant Ramen Museum 製麺機

　新発売当時のパッケージの中は乾燥麺のみで、丼に入れ熱湯をか
けて蓋をし、約３分（当初は２分間と表示されていた）で食べられ
る。鍋で煮込めば１分ちょっとで箸がつけられた。
　麺を食べ終えた残りのスープの中には、冷や飯をほり込んでおじ
やにした。当時のちょっとした、ささやかな一時だったなあ。
　一袋85g、タンパク質や炭水化物、脂質、ナトリウム、カルシ
ウム、ビタミンB1とB2が含まれており、“合成着色料、合成保存
料は使用しておりません“と表示がしてあった。

　インスタントラーメン、電気釜、冷凍すり身が戦後の食の三大技
術発明といわれている。
（大阪府池田市満寿美町8-25）