安政4年(1857年)7月の改印がある「江戸百」80景の
「金杉橋芝浦」(かなすぎばししばうら)。
金杉橋が架かる川は、渋谷駅の恵比寿より辺りから、
いきなり暗渠から出てきた渋谷川が、古川、赤羽川、金杉川と
名前を変えて芝浦に注いでいる。
絵は、江戸講を結んで池上本門寺へ参拝に出かけた人が
描かれている。毎年、10月10日から13日が御会式。
橋の高欄手前が参拝帰り、一番手前の日本手拭いを下げた竿の
一行は、これからお寺さんへ向かうところ。また、傘から垂れる
赤い幕には「南無妙法蓮華経」のお題目。
現在の金杉橋は、第一京浜国道に架かり交通量も多い。それに、
上には首都高、東京湾を眺めるも、JRの架橋で海どころではない。
そのため、撮影ポイントをもっと海よりのJR架橋のトンネルを潜り、
浜松町から東芝ビルへ通じる、通路上から金杉川の河口を撮った。
それも、ガラス越しだ。
この河口辺りは、屋形船の係留地になっていた。
(港区海岸1丁目5番地辺り)
「金杉橋芝浦」(かなすぎばししばうら)。
金杉橋が架かる川は、渋谷駅の恵比寿より辺りから、
いきなり暗渠から出てきた渋谷川が、古川、赤羽川、金杉川と
名前を変えて芝浦に注いでいる。
絵は、江戸講を結んで池上本門寺へ参拝に出かけた人が
描かれている。毎年、10月10日から13日が御会式。
橋の高欄手前が参拝帰り、一番手前の日本手拭いを下げた竿の
一行は、これからお寺さんへ向かうところ。また、傘から垂れる
赤い幕には「南無妙法蓮華経」のお題目。
現在の金杉橋は、第一京浜国道に架かり交通量も多い。それに、
上には首都高、東京湾を眺めるも、JRの架橋で海どころではない。
そのため、撮影ポイントをもっと海よりのJR架橋のトンネルを潜り、
浜松町から東芝ビルへ通じる、通路上から金杉川の河口を撮った。
それも、ガラス越しだ。
この河口辺りは、屋形船の係留地になっていた。
(港区海岸1丁目5番地辺り)