田端は坂道の多いところで、至る所に坂の名前を記した標記板が
ある。続く坂は「上の坂」(かみのさか)。昔、この坂上西側に芥
川龍之介の邸宅があったところで、1914年からこちらに移り住ん
でいた。
この近くには陶芸家の板谷波山や濱田庄司、香取正彦なども住ん
でいたこともあり“田端文士村”と称されていた。この文士村のこ
とを芥川は詩に詠んでいる。
「わが庭は 枯山吹きの 青枝の むら立つなべに 時雨ふるなり」
(北区田端1-18辺り)
ある。続く坂は「上の坂」(かみのさか)。昔、この坂上西側に芥
川龍之介の邸宅があったところで、1914年からこちらに移り住ん
でいた。
この近くには陶芸家の板谷波山や濱田庄司、香取正彦なども住ん
でいたこともあり“田端文士村”と称されていた。この文士村のこ
とを芥川は詩に詠んでいる。
「わが庭は 枯山吹きの 青枝の むら立つなべに 時雨ふるなり」
(北区田端1-18辺り)