出土物の中には“鉄ちゃん”なら垂涎の的のような品が並んでい
た。左下にカットされた「双頭レール」があった。このレールは上
下対称のI型と呼ばれるもので、片面が摩擦ですり減ったら反対の
面を使用する、現在でいえば、まさにエコレールだった。
枕木にレールを固定する「犬釘」もあった。頭のところが犬に似
ているから名が付けられている。
右上には「軸箱の蓋」があった。これは車軸を支える軸受けを収
容する鉄製の箱の蓋である。銘文の綴りから英国・バーミンガムで
1888年に製造されたものだ。
その他、ニッパ、定規、ゲージ、労働者用のバッジなども発掘さ
れている。
(港区東新橋1-5-3)
た。左下にカットされた「双頭レール」があった。このレールは上
下対称のI型と呼ばれるもので、片面が摩擦ですり減ったら反対の
面を使用する、現在でいえば、まさにエコレールだった。
枕木にレールを固定する「犬釘」もあった。頭のところが犬に似
ているから名が付けられている。
右上には「軸箱の蓋」があった。これは車軸を支える軸受けを収
容する鉄製の箱の蓋である。銘文の綴りから英国・バーミンガムで
1888年に製造されたものだ。
その他、ニッパ、定規、ゲージ、労働者用のバッジなども発掘さ
れている。
(港区東新橋1-5-3)