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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り アキラで中華そば塩味

2011-07-03 15:27:53 | 麺処_2011
 以前から伺いたかった麺処へ、川越駅前から小江戸巡回バスに乗
ってGO。バスでプチ観光して蔵造りの街並みを残す界隈で下車。

 ここは古い商家を残す街並みで、川越のシンボル「時の鐘」を拝
見して、次の麺処「ラーメン アキラ」へ。
 こちらで提供される麺は、ガッツリ系の味の提供時期もあれば、
突飛に創作麺がメニューに載ったりして、どんどん進化しており
それに比例してリピーターの数も伸びているようだ。

 券売機のメニューを見ると二郎ライクなタイプと豚骨白湯系の中
華そばとつけ麺もあり、店主に伺うと“塩味でも可能”とのことで
味玉中華そば塩味650円のチケットを購入してカウンターへ。

 早速、登場した器の中は白濁したとろみのあるスープに肉の塊、
味玉が沈んでいる。スープをすすると豚骨と鶏の旨味が大蒜の風味
と共に鼻腔を刺激する。これは旨いぞ。伺って良かったなあ。

ラーメン アキラ
埼玉県川越市仲町2-2
11:30~14:30、17:30~23:30  不定休
日・祝11:30~15:00、17:00~20:45

Weekendの麺処巡り 清兵衛で鶏塩

2011-07-03 15:03:29 | 麺処_2011
 本日は川越へ遠征。本当ならば「頑者」に並びたいところだが、
日曜日は定休日(と思っていたら、いつの間にか日曜営業していた)。
西武新宿線の終点駅・本川越から東武東上線・川越駅を目指す。そ
の駅前に目的の麺処がある。

 2010年11月に創業された「麺匠 清兵衛」で、日本料理出身の
ご店主が創り出した一杯は“鶏塩”がメイン。開店前には涼しい店
内へ招き入れたれた。ありがたい。

 早速、「味玉鶏塩そば」780円のチケットを購入してカウンター
へ。店内には食材やそのウンチクが貼り出されており、大いに期待
される。

 そうこうしていると注目の一杯が目の前に登場。何と器はいびつ
な形をしたタイプ。淡麗清湯スープからは鶏の旨いところが香って
きてすすってみる。オオー、これは旨い。何でも、名古屋コーチン
をベースに数タイプの鶏からベースとなる出汁が摂られ、アラを炊
き上げ帆立や昆布、鰹節があわされている。これに玉葱、白菜、ニ
ンジンの野菜類が加わり、塩気の中に甘味が加わった和風な澄まし
汁のよう。製麺所の特注麺も食感が面白く、良い案配で馴染んでい
る。再訪したら塩つけを頂こう。ご馳走様。

麺匠 清兵衛
埼玉県川越市脇田本町1-7  049-248-4410
11:00~翌2:00 不定休

Weekendの麺処巡り のので白たぬき

2011-07-02 21:12:59 | 麺処_2011
 本日は、茨城県の筑波サーキットで仕事。メインは午後からなの
で途中でランチを頂こう。で、向かった先は道すがらにある麺処
「麺屋のの」。

 こちらは昨年も同じ時期に伺い「塩チャーシュー」を頂いている。
あの時は巨大なチャーシューが2枚のったため、その状況はしっか
りと覚えている。

 そこで、今回は「白たぬき」800円と命名されている塩味のつけ
麺を頂こう。ちなみに「黒たぬき」というのもあり、こちらが醤油
味だそうだ。太麺の大盛り(2玉)まで同料金なので、太麺の大盛
りと柔らかチャーシュー150円を注文。
 登場したツケ汁の中には、思ったとおり天麩羅の“揚げ玉”が入
っており、スープをマイルドにしてくれるの天かすは大好きな一品
だ。角煮のようなチャーシューに、ツケ汁の器には柔らかチャーシ
ューもあり、肉尽くしのよう。プリプリ感のある太麺も良いなあ。

 食べ進む途中からは、柑橘酢を麺に直にふりかけ、ツケ汁の器の
縁には柚子練りをつけて少しずつ溶かして味の変化を愉しむ。柑橘
類で味のトーンを変える効果、これは良い演出だ。

 最後は割りスープで、洒落た器が出てきて浸してみると、揚げ玉
の華が咲いた。このフワリとした揚げ玉の食感も好きなひとつ。旨
かった、ご馳走様。

麺屋 のの
茨城県常総市向石下829-53
11:30~15:00、17:30~23:00 月曜定休日
日・祝 11:00~21:00

Weekendの麺処巡り 白河そばでぶっかけ中華

2011-07-02 08:27:15 | 麺処_2011
 「きざみ饂飩」が旨い新宿・原町の「白河そば」は、7月から期
間限定の冷やし麺「ぶっかけ中華」が提供されている。ならば、仕
事に行く前に一杯頂こう。

 こちらの麺は、店主の甥っ子さんが製麺所に勤務されており、そ
こで特注の中華麺を作ってもらっているとのこと。冷やし中華の麺
とは、また違ったタイプである。

 ぶっかけ中華450円にかき揚げ150円をトッピングしてもらい、
器を持っていつもの立ち場所へ。少し甘めの醤油味の出汁スープに
氷水で締められた麺がいいなあ。かき揚げもピッタンコに相性が良
い。途中から自家製ラー油「ダチ油」を振り掛けて味の変化を愉し
む。これは良い、旨いなあ。ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り とびねこで懐かしの塩

2011-07-01 22:01:01 | 麺処_2011
 “昭和40年代の味を再現”と唱った麺処が6月18日、巣鴨にオ
ープンしていた。古き懐かしい味としては昨年の7月10日に創業
された「昭和歌謡ショー」が先輩格ですぐ近くにある。巣鴨は場
所柄“おばあさんの原宿”なので、そんなイメージになってしまう
のだろうか。

 巣鴨のメインストリートを歩くと夜のせいか、おばあさんの姿は
あまりない。商店街も店仕舞いが早いようでほとんどの店のシャッ
ターが下ろされていた。おっ、有名な赤パンツの店があり、とげぬ
き地蔵を過ぎると右側の路地にお目当ての麺処「中華そば とびねこ」
がある。店頭の看板にはイラストの猫に羽が生えている。エンジェ
ルキャットと呼ぼうかな。後で店主に伺うと、お店が飛び跳ねるよ
う繁昌するようにと、娘さんが描かれたという。まさにポエム、娘
さんは詩人である。

 シンプルなメニューの中から塩拉麺600円を注文。昭和40年と
いえば1965年からで、その当時、塩拉麺はあったのかしら。と思
い、調べてみたらその80年以上前の1884年に函館の「養和軒」
で塩味の湯麺「南京そば」が提供されていた。
 さて、店内に客は私独りだけで、店主と会話するには都合がいい、
聞けるだけのキャッチボールを行った。まず、店主の育った川口の
拉麺店で食べた懐かしい醤油拉麺を再現したい。アミノ酸よりもイ
ノシン酸を摂取してスープの味を引き出した。塩拉麺には麹のもろ
みが使ってある。

 以上のことを鑑みスープをすすると、確かに強烈な主張する味は
ないものの、風味はたおやかで穏やか、やんわりとした旨味が物語
っている。奥深いいにしえの味が再現されている。これは良いなあ。
足すでもなく、引くでもない、これが良い案配だ。とびねこグッド。

中華そば とびねこ
豊島区巣鴨4-24-6  03-5980-8119
10:00~21:00 不定休
facebook http://www.facebook.com/tobineko

Weekendの麺処巡り パパパパパインでパイナップル塩

2011-06-26 15:44:26 | 麺処_2011
 新宿・舟町を後にサブウェイで新宿へ。そこからJRで西荻窪へ。
本日開店となった漫画のような屋号の「パパパパパイン」へGO。

 パインの前にパが4つ、店頭の看板にも黄色いパイナップルの
イラストが描かれ、店内のカウンターはイエロータイルが敷かれ、
ポップな感じで面白い。パイナップル塩拉麺700円のチケットを
渡し、店主さんとしばし会話。

 店主さんに伺うと高田馬場の「渡なべ」やその姉妹店・神田神
保町の「可以」の出身で、ありふれた塩拉麺ではインパクトが弱
いため、ココは奇をてらって“パイナップル”を使ってみたとの
こと。店名を呼ぶ毎に思わず笑顔になってしまう。見事な屋号だ。

 登場した器のスープは透き通った淡麗清湯、スープをすすると
今まで味わったことのない酸味と甘味が交互に舌の蕾を刺激する
不思議な味。麺は三河屋製麺の特注品でパイン麺ピッタリかな。
厚みのあるチャーシューはトロトロでいいなあ。圧巻なのは甘~
いパイナップルの切り身がのっけてあり、ほんとに不思議な拉麺
だった。この夏、女性にも大受けしそうなパイン塩、旨かった。
 パパパパパイン、最高だぜ~、ご馳走様。

パパパパパイン
杉並区西荻南3-12-1 日伸西荻プラザ1F
11:00~20:00 無休  03-3247-2181

Weekendの麺処巡り ふわふわで唐墨つけ悪魔

2011-06-26 15:10:46 | 麺処_2011
 新宿・舟町の麺処「ふわふわ」で待望の食材を使った麺が本日、
提供される。その食材とは「唐墨」(カラスミ)、ボラの卵巣を塩
漬けにした後、塩抜き・天日干しとジックリ時間をかけた貴重な高
価な高級珍味。
 長崎産のものが宗家であるが、海外に目を移すとイタリア・サル
ディニア島の名物が、このカラスミで、ボッタルガ(Bottarga)と
呼ばれ、すり下ろしたボッタルガをパスタに和えて食されている。

 その珍味・唐墨が一条家元にかかれば、どのような麺で登場する
のか興味を抱きながら開店を待つ。アミーゴさんが登場し、麺談義
に華を咲かす。

 本日は横関店長がお休みで、新がんこ池袋・土居店主の奥様がヘ
ルパーとして厨房へ。開店時間が遅れ12時半頃、牛骨の目が灯る。
 使用される麺は“大勝軒”ライクな太麺。ツケ汁は従来のスープ
と唐墨から摂ったスープのダブルスープで、悪魔肉も入れば溶き卵
の中に唐墨の摺り下ろしたフワフワ卵焼きも入っており、豪華なつ
け麺だ。最後は割りスープでご馳走様。

 唐墨は今後のSP麺の食材としては使用しないとのことで、オン
リーワンで終了。旨いつけ麺だったが、やっぱり唐墨は少し火に炙
ったスライスものがいいかな。

Weekendの麺処巡り ○麺堂で冷やし塩つけ

2011-06-25 14:14:36 | 麺処_2011
 高田馬場を後に西武新宿線に乗って東伏見駅で下車。早大野球部
のグラウンド横を通り青梅街道へ出ると、お目当ての麺処がある。
そこは季節ごとに限定麺を提供する「○麺堂」(まるめんどう)。

 で、先日同店のHPを眺めると6月20日から7月31日までSP
麺の告知が載っていた。梅雨時期のSPは「冷やし魚介軍鶏塩つけ
麺」。200gから300g、400gと麺の量が選べる、それに比例し
て料金もアップする。店内のSPメニューは“冷やしつけ麺 涼」。

 さて、つけ麺なので300g、900円をオーダー。
 フレンチとイタリアンで修行されたご主人が、7年前の2005年
3月19日にこの地で創業された同店。頻繁に暖簾をくぐってはい
ないが、季節毎のSPは頂いてきた、7年目になるんだなあ。いろ
んなことにトライされたいのだろうが、厨房が狭いだけに限られて
いる。それでもこちらのSP麺は視覚でも味覚でも堪能させていた
だいている。大事にしたい麺処だ。

 そして、注目のつけ麺が登場。まずはトッピングの具からで、蒸
し鶏の割いたのから大和芋の梅肉あえ、ズッキーニのトマト煮、浅
葱。そして三河屋製麺の太麺(実は細麺もオーダーできる)に、軍
鶏の出汁がタップリと摂取されたツケ汁。
 少しすすると、確かに魚介類も感じてスッキリと爽やかなスープ
で、とろみがついている。このとろみ、どんな工夫というか食材が
使われているんだろう、初めての感覚。これは良い。
 で、麺をこのツケ汁のくぐらせるとタップタプに麺に絡んだスー
プがウマウマで素晴らしい。食材は“葛”かな? 7月いっぱいま
で提供されているので、もう何回か頂きに伺おう。グレート、美味
しかった、ご馳走様。

Weekendの麺処巡り べんてんで塩

2011-06-25 13:46:42 | 麺処_2011
 梅雨の時期は湿気が多く好きになれない。早くカラッと晴れた夏
にならないかなあ。と、そんな思いで神田川沿いに並び、原形が崩
れかけてきた暖簾の出るのを待つ。雨の予報がずれているようで、
真夏並みの日差しを一身に浴びてビーチでマッタリな状態、つまり
茹で上がった蛸のような感じ。
 10時を過ぎたところで高田の「べんてん」が開店。長い間、日
光浴をしたので「冷やし油そば」といきたいところだが、この後も
あるので塩拉麺850円の麺少なめをコール。

 朝イチのスープは良いなあ、寸胴の上澄みの旨いところがタップ
リと入ったスープ。もうこれだけで満足。本日の麺は幾分硬めの茹
で加減。喉元をとおる感覚がいつもと違い新鮮。旨い一杯だった。
毎度毎度、ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り 響 くろきで塩

2011-06-24 20:17:14 | 麺処_2011
 6月20日に開店した神田和泉町にある「響 くろき」(もてなし
くろき)へ。くろきの“き”は七を三つ書いた字である。

 塩と味噌の2バージョンをメインに提供されているこちらでは、
もちろん塩そばの味玉付850円を頂こう。自家製麺は細麺と平打
ち麺のどちらか選択でき、平打ちをお願いした。

 物腰の穏やかなご主人はどこかで拝見したような容姿で、すぐに
は思い出せない。厨房での作業も丁寧で、芸術作品の一つを造り上
げているようで、拝見してて清々しくなってくる。これは期待でき
そう。
 さて、登場した器に顔を近づけると、鰹出汁の風味が鼻腔をくす
ぐる。もう、香りだけで旨味が感じられる。揚げた牛蒡が芳ばしく
て、笹切りの葱の食感が口の中で飛び跳ねるようで食べ進むのが嬉
しくなる。

 このスープにツルツルの平打ち麺が良い案配で合っており、食べ
終わるのもアッという間。ウマウマの完璧に近い塩拉麺だった。ご
馳走様。


響 くろき
千代田区神田和泉町2-15
11:00~15:00、18:00~22:00 日・祝日定休