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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り むろやで冷やし拉麺

2011-07-14 20:34:41 | 麺処_2011
 この時期、何処の中華料理店でも店頭に“冷やし中華あります!”
の品書きが目立つ。従来の冷やし中華は少し酸っぱくて、いつもは
遠慮がちのところ、拉麺の冷やしなら、心いさんで暖簾をくぐる。
 そんな激猛暑の今日この頃、“冷やし、いつでもどうぞ”のメール
が到着。それではと、本日午後からお台場・メガウェイブでの取材
前にランチへと四谷4丁目にGO。

「ラーメン むろや」の暖簾をくぐる。渕上店主の笑顔で迎えてい
ただく。早速、券売機で限定の冷やし拉麺800円のチケットを購
入して座り慣れたカウンターへ。

 器の中は湯気が上がっていれば煮干し拉麺と呼んでも良い塩梅で、
顔を近づけてみる。ふむふむ、海老脂の香りがストレートにやって
きて、その後に煮干しや柚子の香りが優しく包んでくれる。そのス
ープをすすると、さらに海老脂の風味がふわりと浮かび旨い、旨い。
 夏の風物詩、冬瓜も添えられており、また器全体がヒンヤリして
ひとときの冷気と旨味を味わえた。ご馳走様。


Weekendの麺処巡り 鶏の穴で雲丹和え

2011-07-10 14:09:38 | 麺処_2011
 昭和歌謡ショーを後に、庚申塚から都電に乗って東池袋4丁目で
下車。続いての麺処の開店まで時間があったので「新がんこ池袋」
で情報収集と思いきや、店のドアは開いているものの土居店主の顔
は見えず。近くのカフェで一息ついて東池袋1丁目の「鶏の穴」へ。

 こちらの7月の限定麺は「雲丹和え」980円。実は本日、先月オ
ープンした店で塩拉麺を頂こうと思案していたところが、鶏の穴情
報の“雲丹”という単語だけで心動かされてしまった。

 和え麺なので油そばの部類に入るのかな。登場した雲丹は焼きで
も練りでもなく、立派な生雲丹。すでに平打ち麺と混ぜてあるよう
で、温泉玉子とブツ切りチャーシューが盛られた注目の一杯が登場。

 キンキンに冷えたビールが欲しくなるところを、グッと我慢して
全体を掻き混ぜ麺と絡めて頂いた。麺と雲丹の和え麺、良いもんだ。
こちらの定番、鶏白湯スープと雲丹も素晴らしい塩梅で器の底に少
し残ったお汁をすする。これが絶品、旨かった。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り 昭和歌謡ショーで1周年麺

2011-07-10 13:44:45 | 麺処_2011
 昨年の7月に創業された巣鴨の「昭和歌謡ショー」。この7月10
日で丸一年が経ち、それを記念して本日“醤油拉麺を1円”で限定
100食が振る舞われるという。

 早速、都電の庚申塚駅から麺処へ。店頭では高田の「べんてん」
の常連さんお二人もお待ちで4番目の並びとなり、出足は早い。店
内には、一風堂出身の「福の神食堂」スタッフも応援に駆けつけ、
店頭で呼び込みや馴染みのお客さんと麺談義に華が咲いていた。店
主さんの一風堂での立場が自ずと頷ける、さすがである。それに店
頭には、樽に氷とミニ缶ビールが置いてあり、店主さんのサービス。
 さて、1周年記念とあって開店時間は10時ジャストになってい
るが、外の気温も鰻登りで店主さんの気配りだろう9時半頃に暖簾
が登場。嬉しい想定外で、これは早く出てきて正解だった。
 本日はご祝儀で1円の提供で、醤油と白醤油味が選択でき、白醤
油をお願いした。

 店主さんが厨房からカウンター越しに丁寧に置かれた白醤油拉麺、
スープは従来の塩拉麺と同じフェイス。スープをすすると、確かに
塩味とは幾分違うが、塩拉麺といっても良い味で旨い。サービス提
供なので具の配分が違えども、いつもの提供される一品とほぼ同じ。
嬉しいねえ。白醤油、大いに満足して店を後にした。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り 河野でテキーラ塩

2011-07-09 16:11:18 | 麺処_2011
 浅草から西に移動。練馬の中村橋の麺処「麺や 河野」へGO。
 昨日、こちらの方がアップされていたレポを拝見し、矢も盾も
たまらず欲望を抑えて、本日店頭に到着。

 暖簾をくぐり店内を見回すと、ありましたよ。「テキーラ塩拉
麺」880円が。インフォメーションを眺めると“テキーラ協会激
認”だとか“R-20指定”などのコピーが目立ちますゾ。
 チケットをカウンター越しに渡して着席。程なくすると出てき
た。アルコールの匂いが立ちこめた器は、見た目、塩拉麺。とこ
ろがスープをすすると、ヒャホー、酒精50%はあろうか、喉から
鼻に抜けるアルコールの排気で陶酔状態寸前。まどろむ雰囲気。

 気を取り直してゴワッとした食感の平打ち縮れ麺をすする。そ
れでも酒精分が喉奥を刺激する。チャーシューの上にのった青唐
辛子の一種・ハラペーニョのすり下ろしたのを少しずつスープに
溶きながらメキシコ(行ったことがない)のサボテン風景を思い
ながら箸を進めた。東南アジア風味・パクチーも妖艶な刺激を与
えてくれる。過去、味わったことのないテキーラ塩拉麺、恐れ入
りました。

Weekendの麺処巡り きび太郎で醤油

2011-07-09 15:53:37 | 麺処_2011
 渡邉保之さんが率いる「きびグループ」の姉妹店が本日、浅草でオ
ープンする。早速、伺ってみた。その前に、浅草寺のほおずき市を覗
いてみた。夏の風物詩だ。

 その前に、「きび」って現在、何店有るのだろう。まずは神田小川
町の「本店」、品川の「桃太郎外伝」、本店の「土曜の牛の日」、日
暮里の「ぶらり」、向島の「らん亭」、秋葉原の「松風」、海外に目
をやるとタイ・バンコクに「桃太郎外伝」、香港に「鳥華」と八店舗。
以前はお台場に「桃太郎外伝」があったっけ。
 で、本日浅草で開店の「きび太郎」、稼働店が九つ。凄いなあ、海
外店以外は全て暖簾をくぐっているか。さあ、その新店へGO。近く
にはJRAの馬券場があるので店頭の通りは往来が激しいし、自転車の
駐輪場も兼ねているようで慌ただしい。そんな中、暖簾が登場する開
店時には30名程の並びが出来ていた。

 こちら浅草のお店は醤油味の専門店とかで、醤油拉麺670円のチ
ケットを購入してカウンター最奥へ。

 登場した器からは鶏ガラと魚介系の合わさったアッサリとしたスー
プにカネジン食品の麺が泳いでいる。スープをすすると、足すでもな
く引くでもなく、これが浅草に合った大人の味だろう、これは旨い。
醤油と打っているものの醤油を感じさせない、きびマジックを反映
されているようで、実に旨い。初日からこの味とレベル、さすがきび
だ、ご馳走様。

きび太郎
台東区浅草2-13-3 都ビル1F
11:30~22:00 無休  03-5828-9200
HP

Weekendの麺処巡り やじ満で浅利

2011-07-09 15:31:32 | 麺処_2011
 さて、梅雨は明けたのだろうか。このところ天気もよく気温も高
め、いつもの湿気がないなあ。梅雨明けか?

 銀座にスタンドヌードル店が開店していたので伺ってみた。7時
半のオープンと伺っていたら、店頭に到着すると10時半となって
いた。その麺処は「喜和味・東銀座店」(中央区銀座7-17-11)。
メニューには塩拉麺270円もあるし、また今度訪れよう。
 では、築地の場内へGO。浅利を頂きに「やじ満」の暖簾をくぐ
る。本当なら4月の初旬に伺っているはずだが、なんと今シーズン
の同店で浅利を頂くのは2回目。リピートが昨年より少ないなあ。
 鰻の寝床のような店内を眺めると、いつもの定時(5時半頃)と
違い、いつもの常連さんの顔は見えず満席状態。外で待っていると
フロア仕切りのお姉さんから「いつものですねー」とオーダーが厨
房にとおる。嬉しいやね。
 先客が食べ終え席に座る頃には「浅利拉麺」950円が登場。昨シ
ーズンから比べると白髪葱がバージョンアップしたようで、シャキ
ッとして粘りけがあり口直しにも爽やか。

 ところで浅利は春の季語なのかしら・・・。水温む時期の潮干狩
りの頃から話題になるが、魚屋のケージにはいつでも並べられてい
るのでオールシーズンかな。
 さて、やじ満で使われている浅利はツブが大きくて、小振りな蛤
のようだ。貝から身をほぐしアングリとかぶりつくといった表現が
当たるかな。身には弾力があり、つい先ほどまで潮を吹いていたよ
うで新鮮。スープも麺も浅利と相性は抜群。さらにブラッシュアッ
プして旨い、旨いなあ。ご馳走様。

Weekdayの麺処巡り JIMMYで拉麺

2011-07-08 20:50:05 | 麺処_2011
 昨日、スープ切れで頂けなかった中野区上高田の「麺や JIMMY
1ページ目」へ。再び夜の部に伺うと、ドアには営業中の札が掛か
っていたので、まずはひと安心。
 早速、入店するものの、店内は外よりもチョー暑く蒸し風呂状態。
冷房は稼働しているらしいが、厨房の爆熱が想定以上に高くなり、
ほとんど冷房が効かない状態で麺が登場する間、身体全体から汗が
噴き出し、その汗が椅子の廻りに滴り落ちている。ウ~ン、これは
早急に改善の余地があるなあ。

 そうそう、昨日の疑問は解消。やはり店主さんがジミー・ペイジ
のファンで、屋号もひと捻りされたそうだ。店内にはダブルネック
ギターやヴァイオリン、マンドリンなどが展示されていた。これは、
これでGOODな演出。

 さて、待たされた注目の一杯が登場。ルックスは違うものの、ス
ープをすすると鶏ガラと豚骨、タレも家系そのもの。これに麺や具
もしっかりとした仕事がされており、これからスープがさらにブラ
ッシュしていけば味は無限大。
 これが屋号の一部“1ページ目”の味のようで、今後、頁を何枚
もめくっていっていけば、その味に幾重もの引き出しが出来て大い
に期待したい。それにしても、店内は“バツゲーム”を受けている
ようだったなあ。

Weekdayの麺処巡り AFURI原宿で冷やし柚子塩

2011-07-08 20:18:19 | 麺処_2011
 本日は午後から渋谷で仕事。その前にランチを摂取。

 向かった先は、原宿いや千駄ヶ谷にある麺処「AFURI原宿店」。
毎日、暑い日が続いているので体内から冷やそうと「冷やし柚子塩
拉麺」850円を頂こう。店頭には「AFURI中目黒店」のスタッフ募
集の告知が貼ってあり、スタッフの方に伺うと来月8月に開店予定
だそうだ。オープンが楽しみだ。

 店内に入ると何故か南の国にあるようなオープンキッチンで、ホ
ッと息つける雰囲気が漂っている。こんな店、好きだなあ。
 手際の良いスタッフさんが創られた注目の一杯が目の前に登場。
器からは煮干しと玉葱の香味油の香りが入り混じって立ち上ってく
る。香りからして旨味が感じられるのは、さすがAFURI。

 柚子が込められたジュレを少し崩し、細麺に絡めてすする。ヒヤ
ヒヤ旨味スープが絡んで旨い。チャーシューもベスト。旨かった。

 同行者が注文した「柚子塩拉麺」淡麗の写真も撮ってみた。彼は
この店が初めてだったようで、旨い、美味しいを連発していたので、
こちらの本店「ZUND-BAR」(神奈川県厚木市七沢1954-7)を教
えておいた。必ず、行ってネ。

Weekdayの麺処巡り JIMMYでスープ切れ

2011-07-07 19:43:16 | 麺処_2011
 本日、グランドオープンの麺処「麺やJIMMY 1ページ目」、夜の
部に訪れた。“1ページ目”とは、どのような意味があるのだろう。
 ジミーといえば「地雷源」の夜ブランド店「裏七 Jimmy」がある
が、地雷源の姉妹店なのかなあ、と思いながら店頭到着。こちらの
の方
も同じように推測されている。

 ドアになにやら断り書きが・・・。開店初日ではよくあること。
出直しとなった。メニューには麺類がオール200円引きと出ていた。
ツインネックギターの写真が気になる。もしや、地雷源とは無関係
で、ヤードバードからレッド・ツェッペリンのギタリストだったジ
ミー・ペイジ(James・Patrick・Page)に繋がっていくのかな。
“ジミー・1ページ” なんちゃって。

麺や JIMMY 1ページ目
中野区上高田3-17-10  03-4839-2839
11:00~14:00、17:00~23:00 7月は無休

Weekdayの麺処巡り むろやで牛コンソメ

2011-07-04 20:25:46 | 麺処_2011
 最近の拉麺店ではスープを作る時、寸胴でコトコト時間をかけて
煮詰める従来の作業から、大きな圧力釜を使用して短時間で摂る方
式に切り替わっていると聞く。これもエコなのだろうか。

 さて、四谷4丁目の麺処「ラーメン むろや」の渕上店主から10
日程前に裏限定のお誘いメールをいただいていたが、なかなか行け
ず本日の夜の部にやっと伺えた。

 もちろん、すでに常連の皆さんは召し上がっておられるようで、
評判も上々。その裏限定とは「牛コンソメ拉麺」800円。牛のスジ
肉を家庭用の圧力釜を使用して摂取されたスープは少量で、ひと鍋
に4人分ととても貴重なものとか。券売機には表の限定メニューが。
 では、ずっとキープしていただいていた最後の一杯を心して頂こ
う。牛スジのコンソメスープといえども清湯ではなく、煮干しなど
従来の魚介系のスープと合わせられており濁りもある。

 濃い色で濃厚そうに見えるものの、口に含むと牛肉特有の甘味と
旨味がジンワリと舌の上で飛び跳ねて、牛本来の臭みはない。これ
も圧力釜の成せる技だろう。これは旨いぞ。見た目よりもサラリと
したスープは、まさにコンソメ風。開化楼の細麺がコンソメスープ
を持ち上げてくれる。これは良いなあ、素晴らしい一杯、恐れ入り
ました。ご馳走様。今週末あたりからは“冷やしバーション”が続
々登場するとのこと、愉しみだ。