8月22日、午前中の数時間を利用して東京都内の名水を巡って
きた。名水といっても先日巡った京都の名水とは歴史も浅く、名水
と呼べるかどうか疑問であるが、地元の方々に昔から愛され飲まれ
てきた井戸を訊ね歩いた。
まずは「湯島天神」を目指す。この社の男坂坂下に「心城院」と
いうお寺があり、その境内に「柳の井」がある。
本殿前の手水鉢としても利用されており、まず本日一番に手を洗
い口を注ぎ、その清らかな江戸の名水を口に含んでみる。サラサラ
といった感じで喉に流れ込む。
この湧き水は、今まで一度も枯れたことがなく、関東大震災時で
もコンコンと湧き出て、被災された方の命の水として利用された。
昔から伝わるいわれは、この水で髪を洗えば絡まっていた髪の毛も
自然にほぐれ、汚れた垢も落ちてしまう。気分も高揚して、風新柳
の髪を削るということで“柳の井”と名が付けられた。
(文京区湯島3-32-4)
心城院
きた。名水といっても先日巡った京都の名水とは歴史も浅く、名水
と呼べるかどうか疑問であるが、地元の方々に昔から愛され飲まれ
てきた井戸を訊ね歩いた。
まずは「湯島天神」を目指す。この社の男坂坂下に「心城院」と
いうお寺があり、その境内に「柳の井」がある。
本殿前の手水鉢としても利用されており、まず本日一番に手を洗
い口を注ぎ、その清らかな江戸の名水を口に含んでみる。サラサラ
といった感じで喉に流れ込む。
この湧き水は、今まで一度も枯れたことがなく、関東大震災時で
もコンコンと湧き出て、被災された方の命の水として利用された。
昔から伝わるいわれは、この水で髪を洗えば絡まっていた髪の毛も
自然にほぐれ、汚れた垢も落ちてしまう。気分も高揚して、風新柳
の髪を削るということで“柳の井”と名が付けられた。
(文京区湯島3-32-4)
心城院