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塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekendの麺処巡り 七彩で鶏白湯

2007-10-06 13:14:34 | 拉麺
 本日は元気である。馬場のべんてんを後に、西武新宿線の
都立家政駅に向かった。「麺や 七彩」の鶏白湯の味が忘れられず
再度確認のため伺った。最近はTVや雑誌で数多く取り上げられ、
一躍有名店になっている。並びも多い。
 開店前に阪田博昭店主と少し会話。
こちらの白湯スープは、“鶏と米と葱”を約8時間煮込んで作られた
もので、数は現在20食程度。2時頃には終了しているそうだ。
 初めて頂いたとき、鶏白湯が登場しているのを知らなかったので、
カウンター越しに変更してもらったが、本日は券売機で購入。
770円だった。2タイプの塩も登場し、つけ汁も進化している。
 白湯スープの麺は、塩を振りかけたシンプルな食べ方こそ、
麺本来の旨味が出てくると思う。頂いている最中、そのシンプルな
旨味に、心躍らせながら箸を進めている自分に驚いた。
七彩の“引き出し”は、ドラえもんのポケットなのだろうか。
 

Weekendの麺処巡り べんてんで塩の濃いめ

2007-10-06 13:08:43 | 拉麺
 築地場内の「やじ満」で半年振りに登場となった「牡蠣拉麺」を
頂いた後、某所でそのレポのアップを行い、馬場のべんてんを
目指した。明け方は涼しかったが、べんてんに到着する頃には、
秋の和らいだ日差しが心地よい。
 並ぶ間も常連さんとの情報交換で、時の流れも早いもの。
入店。本日は、塩800円の麺少なめに、塩濃いめをお願いした。
サービストッピングは、小松菜の餡かけ炒めがのった。この
小松菜が絶妙に塩味にマッチし、いっそう美味しく頂けた。
アルデンテより微妙に柔らかさを持たせた自家製麺も旨い。
やはり、私には塩の濃いめが一番あっている。
 さて、8日の体育の日・ハタ日は、
「牛すじ麺を提供しようかな。明日じっくり仕込むが、失敗
したらごめんね」と田中光勝店主の弁。昨年の今頃も、
パーコー麺や牛肉麺が提供されたので、SPが期待できる。

Weekendの麺処巡り 半年振りの築地・やじ満

2007-10-06 06:42:42 | 拉麺
 10月に入り最初の土曜日、どこに行くか。迷わず築地場内と
決まる。それも、前日より決めていたので、本日はチョー早起きを
して、始発電車で築地を目指した。
 そんな早起きして、何があるのといわれそうだが、10月1日より
築地市場の場内外店は、解禁とばかりに牡蛎を使用したメニューが
登場したと、便りが届いていた。
 牡蛎とくれば、築地場内の魚河岸横丁8号館、ここの食堂街の
「やじ満」(やじま)である。10~3月の期間限定(といっても
半年間の提供)で「牡蛎拉麺」900円が登場している。
昭和24年(1949)創業のやじ満は、鰻の寝床のようなカウンターの
店内で、この店を利用している方は、ほとんどが市場で働く方ばかり。
それでも、この店は観光客であろうが、一見さんであろうが、丁寧な
接客で歓待して頂ける。見た目は、ゴツイ親父ばかりのお客さんであるが、
通路が狭く、背中をかき分けて入店するも、みんな親切である。
 さて、今季初の牡蛎拉麺を注文し、しばし待つ。接客のお姉さんも
半年ぶりの来訪にも、ちゃんと顔を覚えて頂いたようで、「お帰りなさい」の
かけ声を頂いた。
 プリプリの大振り牡蛎がソテーされて、4個乗っかっている。緑の彩りの
ニラが目に鮮やか。スープは湯麺に似た塩味で、牡蛎のエキスが
ホンワリとにじみ出している。少しウェーブのかかった縮れ細麺が牡蛎にも
スープにもマッチし、とても満足いく旨い一杯だった。
 営業は、4:30~13:00 日・祝・市場の休みが定休日

Weekdayの麺処巡り がんこ八代目で基本の塩

2007-10-04 17:09:53 | 拉麺
 本日の午前中、築地で打ち合わせを行い11時過ぎに終了。
築地の場内に向かおうか迷ったが、末広町の「がんこ八代目」へ
伺った。
 本日は、少し汗ばむ陽気である。しかし、この夏大好評だった
“ひんやり”(冷やし拉麺)は、9月の秋分の日前後で終了していた。
ここは、基本の“塩紫蘇拉麺”大盛り900円の食券を購入して
入店。北沢邦男店主の元気のいい挨拶を受けて、着席。
 八代目直系町屋店の「屋台トラック」の話題で、大いに盛り
上がった。現在、どこで営業されているか、HPにアップされて
いないので、わからないものの、屋台トラックを出す初日の前には、
店長の伴さんは、こちらの八代目で軽く修行をされたそうだ。
 さて、がんこの基本の一杯が出てきた。久しぶりの塩である。
やっぱり、八代目は旨いな。本日のスープは、キリリと引き締まり、
背筋をシャキッとさせてくれた一杯だった。

Weekendの麺処巡り 麺や 七彩 白湯麺、始まる

2007-09-30 13:09:52 | 拉麺
 あの猛暑の夏も過ぎ、景色は既に秋を迎えている。
猛暑の中で頂いた“冷やし麺”も、ほとんどの店は終了となった
ことであろう。まだ、9月だからどこかで残っているか・・・。
 ならば、今季一番頂いた“山葵塩味の冷やし”を食しておきたいと
思い西武新宿線・都立家政駅を目指した。本日も朝から雨。
気温も低くい。これで冷やしは、厳しいなー、と思っている矢先、
藤井店主が店頭に顔を見せ、“冷やしがあります”とコールが入る。
 さて、時間。入店して冷やし820円のボタンを押したところで、
“白湯麺も昨日から始まりました”の声がかかる。それなら、白湯麺に
変更してもらう。よって、白湯麺の料金がはっきり覚えていない。
780円だったかな。
 本日、開店から厨房を勤める阪田店主の顔も、何故か自信ありげな
顔でにこやか。本日の麺の量は大盛り200gでお願いした。
この大盛りコールが、後で喜びとなっていた。
 まず、つけ汁としゃれた小皿に特製塩とゆずが登場。少し遅れて、
器になみなみと盛られた白湯スープに自家製麺。熱々のスープに
ゆったりと沈んでいる。上には鶏の蒸した胸肉片が数個。代わって、
塩のつけ汁にはチャーシューの大きな塊が沈んでいる。つけ汁の
隠し味は、烏賊を発酵させた魚醤“いしる”が入っている。
 全て登場したところで、藤井店主から頂き方の講釈が始まる。
が、私は聞いちゃいない。既に写真を撮り終え、白湯から手を
つけていた。白湯に沈んだ麺を口に運ぶ。このスープには味は
ついていない。
 そこで、レンゲに麺を少し盛って特製塩を振りかけ頂いてみた。
白湯スープに甘味が出てくる、こんなシンプルな食べ方こそ、
味を確かめる基本なのかな。
 続いて、つけ汁に浸けて頂く。塩の旨味がはっきりと判る
白湯塩つけになる。このバージョンで麺を3分の2ほど平らげ、
次につけ汁を白湯スープの器にぶちまける。白のスープが
ほんのりと紅茶色に染まり、白湯塩拉麺として頂いた。
麺を全て平らげ、残ったスープに柚を絞って、酸味の白湯を
堪能できた。
 この料金で、味と食べ方と風味と食感が味わえる白湯麺、
恐れ入りました。至福の一時を過ごせましたよ。
 今後は、塩味だけでなく、他の味のバージョンも提供される。
楽しみである。

Weekendの麺処巡り すずらんで限定麺、中華饂飩

2007-09-29 13:19:03 | 拉麺
 べんてんを後に、渋谷に向かう。
すずらんで、27日から限定20食の麺が提供されていると聞いた。
「中華饂飩~二宝地粉麺」と命名されたつけ麺1,000円で、つけ汁は
中華風味のしょうゆ味。名前の通り、饂飩のような太麺は中華麺、
それにその生地で作られた“ミミ”と呼ばれている、ワンタンの皮のような
風変わりな麺。これが、二宝地粉麺なんだね。
 つけ汁は、脂が浮かび中華鍋で火に通された豚肉と中華風出汁が
多く入っている。こんなつけ麺のつけ汁は今までなかった。麺を一気に
吸い上げると、辛みが鼻を刺激して少し気になるが、そこはゆるりと口に
運べば問題ない。
 ただし、私にはこの饂飩麺は合わなかった。このつけ汁には合っていない
と、思う。ところが、もう一方の“ミミ”は絶品。ワンタンの皮よりも少し
硬いくらいで、甘みを含んだ旨い品である。5つも丼の底に沈んでいた。
このミミ、なぜか得をした感じ。
 最後にスープ割りを頼むと、残り汁はほとんど捨てて、別のスープを
注いで頂いた。このスープ割り(割と言えるのか?)が、旨い。
節と煮干しの香りが強烈で、なぜか、ホッとする一杯だ。

Weekendの麺処巡り べんてんで塩に味噌のせ

2007-09-29 13:08:35 | 拉麺
 本日は、雨。
 高田馬場のべんてんへ向かう。雨の並びは、ちと辛い。
気温も下がり、塩拉麺が気分的にも旨くなる良い季節を迎えた。
 もちろん、塩拉麺800円、麺少なめで、かえしを濃くしてもらう
変則オーダーをコールしよう。私には、塩味を濃厚にした方が、
べんてんのスープは引き立つと思う。
 さて、開店時間で入店。味噌100円の札が出ている。これは迷わず、
塩拉麺に味噌をトッピングでオーダーした。この味噌、最近出される
タイプでなく、以前提供されているタイプ。餡かけで練られたもので、
塩気が強く厳味も感じられる味噌である。もちろんいろんな具も
混ざっている。
 この味噌を麺に絡めて頂くと、一度に塩と味噌が味わえ、何とも
まったりしてくる。いやー、旨い一杯だった。

Weekdayの麺処巡り がんこで塩こってり

2007-09-26 21:36:15 | 拉麺
 本日は、がんこ西早稲田店で“塩こってり”が提供される日。
昼間は伺えないので、夜の部を覗いてみた。まだ、いつもの骨が
店頭にぶら下がっている。早速、入店。しかし、いつ来ても入店寺の
不気味さは消えない。
 そろりと足を踏み入れると、小川充也店主が迎えてくれる。
がんこの中では一番寡黙で、喜怒哀楽の表現が顔に出ない店主である。
ところが、月2回提供(第1&4曜日の水&木曜日で決まっていない)
の“塩こってり”の時は、いくぶん和やかな雰囲気で、この一杯が
最高と言わんばかりに、自信に満ちている顔なのか、少し笑顔も
かいま見える。
 がんこ系列店は、“こってり”をそれぞれメニューに上げているが、
ほとんどが“背脂”だそうだ。しかし、こちらの西早稲田店だけは
仕入れが大変な“コラーゲン”を使用されている。まあ、今さら肌が
スベスベにならなくてもいいが、身体にはいいと思う。
 塩こってり800円を注文。ドロッとした白い脂が盛られている。
これがコラーゲン、匂いはしない。その他は、西早稲田の塩拉麺だ。
この脂、マッタリとして食がどんどん進む。麺が少なくなったところで、
別に出された“焦がし葱”と“柚子胡椒”をそれぞれ投入。
 これがまた、脂でべとついた口の中をさっぱり爽やかにしてくれる。
特に、脂のくどさを柚子胡椒が洗ってくれるようで、なんども変化が
楽しめた。旨い一杯だった。

Holidayの麺処巡り べんてんの塩つけ

2007-09-24 11:49:25 | 拉麺
 22日に頂いたべんてんの“塩つけ”、本日も提供されると聞いて
いたので、早速、高田馬場に向かった。
 連休最終日とあって、並びの出足は少ない。それでも、いつもの
常連の皆さんは並びが早い。前回の「塩つけ」の話題で盛り上がる。
本日もあるのか不安だったので、ドアの隙間から覗いてみると、
既に塩つけの札が出ている、嬉しいね。さて、何食分が用意されて
いるのかな。
 10時を少し回ったところで、暖簾が出た。もちろん、塩つけ
800円を注文。「本日分のかえしは、一昨日よりも多めに作ったので、
明日の午前中までなら提供出来るかな」と、田中店主。本日のかえしは
タッパーに入っていた。そのタッパーの底には、貝柱のほぐされた
肉片がどっさりと沈んでいる。
 さらに本日のサプライズは、ロール状になった棒棒鶏がトッピング。
この鶏肉がさっぱりした塩のつけ汁に絶妙に合い、口直しにはドン
ピシャリである。もちろん器の中には、短冊状のチャーシューも
メンマ、青梗菜も入っている。
 つけ汁を少し口に含む。一昨日のものより、貝柱の風味が強く出て
さらに旨くなっていた。これが、べんてんの麺と絡まり、とても旨い。
最後にスープ割りを頂けば、その爽やかなコクがジックリと味わえた。
いやー、田中マジックに感動。
 この塩つけ、明日は少し提供出来るといわれたが、継続しての
提供はないそうだ。「また、気が向いたら出しますよ」と田中店主。

Weekendの麺処巡り がんこ総本家でアゴ悪魔

2007-09-23 13:55:43 | 拉麺
 本日は、がんこ総本家の「悪魔の日」。
午前中、お台場で仕事、ササッーと仕事を終わらせ、向かうは
池袋。11時30分、総本家前に到着。BUSHさん、ビッグスクーターさん、
FILEさん、アミーゴさん、メガネののっぽさん、ほぼいつものメンバー登場。
 今回の食材は、天日干しの「アゴ」(トビウオ)、一条安雪家元いわく、
「本当なら、焼きアゴを使用したかったが、築地市場には今の時期、
出回っていなかった。天日干しのアゴなので使用する量が難しい」
少し離れたところで待っている間も、スープの魚介の香りが漂ってくる。
本日も大いに期待出来る香りだ。楽しみ。
 さあ開店、一条家元「本日の食材の原価は安かった」と、なに隠す
ことなく本音を喋ってもらえる、こんなお茶目な一条家元が好きだ。
 悪魔カラーが漂うスープ、中太の縮れ麺、悪魔肉にとろとろチャーシュー
少し固めの湯で加減、悪魔には申し分のないビジュアルである。
 スープもアゴの風味がよく出た、少し厳味のあるウマーい一杯。
いつもよりは、悪魔らしい渋味の加わった厳味だった。旨かった。
 さて、10月の総本家のスペシャルは、上海蟹のスープ。
10月14日は上海蟹に紹興酒、セロリ仕立ての細麺使用の塩拉麺、
10月28日は上海蟹にマンゴーと赤ワイン仕立ての悪魔がそれぞれ
提供される。さあ、10月も楽しみだ。

アミーゴさん FILEさん BUSHさん