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大阪の販売員

2010-12-06 22:23:07 | Weblog
わたくし、その昔、ファッション業界に おりましたです。わはは、笑けるよね(笑) ヽ(≧▽≦)/

勤務地は大阪 梅田。

大阪と神戸とで、販売員さんの雰囲気は違う。大阪は、とにかく お客さんに しゃべりかけるし、お客さんの方も しゃべってもらいたがる。いろいろ しゃべっているうちに意気投合して、お客さんの好みも解り、物が売れる。リピーターにも繋がっていく。そのうち仲のいい友達みたいに発展していく。

しかし神戸は違う。話しかけないで お客さんを そっとしておくが よろし。話しかけたり、後ろを ついて歩いたりすると、すぐに お店を後にしてしまう。お客さんに充分に商品を見ていただき、できるだけ そっと見守る。訊かれたことにだけ答える。

今は知らないけれど、昔は常識だった。神戸の お店に出張した日は、いつものノリとテンションを抑え、お店に立たなければならず、苦労したのを覚えている。

ただ、私は大阪の お客さんが好きだ。自分自身も大阪流の接客を される方が、購買意欲がわく。

販売員だった私は、その後 水商売に転向した。クラブで勤め始めた頃、三宮のブティックに大阪のノリの販売員さんがいた。初めて お店に入った時、私はスポーツジムの帰りで、すっぴん でTシャツにジーンズ。どう見ても買いそうにない客だ。そんな客相手に彼女は、花粉症でハンカチ片手に鼻をジュルジュルさせながら、一生懸命 洋服の説明をしてくれた。即、白いジャケットを「じゃあ、コレいただきます。」と言うと、すごくビックリされた。その日から、何枚の洋服を彼女から買っただろう。そのうち彼女は店長になり、その後 大阪に転勤。転勤先にも会いに行ったが、その時には休憩時間を ずらしてくれて、私より年下の彼女が喫茶店で、私に お茶を おごってくれたっけ。

大阪で店長を勤めた後、紳士服に配属になり、残念ながら彼女との縁は無くなってしまった。

彼女は いつも手書きのDMに、自分の名前と お店の電話番号を記していた。その お陰で、いつでも、ちょっとした事でも、彼女に気軽に電話ができた。 いつも「今から行く。」と電話すると、お店で待っていてくれた。私の好きそうな洋服を、すぐに見せられるよう幾つか用意して。

私のタイムカードをチェックして「こんなに遅刻してる!この遅刻の分で、うちの店でジャケット2枚は買えますよ!」と叱ってくれたりもした。


ある日、私は彼女に電話して「ひどい風邪を引いてたんで、しばらく お店を のぞけなくて ゴメンね。今から久しぶりに服 見に行くね~。」と言って、タクシーで お店に向かった。すると、私が到着するまでの短い時間に、彼女はキャンディみたいな いろんな可愛い色のミニバラの花束を買って、待っていてくれた。「コレ、お見舞い!」と笑って。彼女が店長に なったのは、そのすぐ後だった。


ふと、今日 彼女の事を思い出したのは、丸井で店員さんに話しかけられたからだ。丸井の3階に ほしのあき がプロデュースしている お店があるというので、ちょっと気になって見に行ったのだ。珍しくスカートはいていたのだが、販売員の つけまつげ のツンデレ風ギャルが、あちらから声を かけてきたのだ。ドットと白い小花のついたタイツはいていた私に、「可愛いタイツですね~。」と言ってきた。スカートとニーハイの間の、10センチの部分しか見えなかったハズなのに目敏いじゃないか!?

お客さんの どこか一点を いきなり《ほめる》というのは、販売員のマニュアルその1なのだが、悪い気はしない。今日は いろいろチラ見しただけだったけど、久しぶりに感じのいい販売員さんに出会って良かった。今度は冷やかしじゃなく、買い物に行きたいね。


長くなったけど、私は大阪の販売員さんが大好きだ。(≧ω≦)b

本日の独り言

2010-12-06 18:05:42 | Weblog
世の中には、お金持ちなのに愛に恵まれない人がいる。

一方で、愛には恵まれているのに、お金に苦しむ人がいる。

うまくいかないものだと思う。


それでは、お金があって愛が足りない人と、愛に満ちあふれているのに お金の無い人では、どちらが幸せといえるのだろう?


難しい質問だよね。
┓( ̄∇ ̄;)┏


無いものばかりを数えていると、『自分は なんて不幸せなのだろう』と悲観的になる。

でも、今あるものに感謝すれば、とても簡単に幸せになれるのだ。


まぁ、頭では解っていても、なかなか そうは思えないんだけど…。(-"-;)



「私は愛にも恵まれていないし、お金だって無い!」

そう思う人も いるだろう。

でも、あなたは本当に愛に恵まれていないのだろうか?

まず、あなたは誰かを愛すことをしただろうか?

愛することもせず、愛されようなんて、ムシが良すぎる。

周りに誰も いなくなった時も、《自分》という人間が必ずいつも一番 側にいる。

あなたは自分自身を愛せているだろうか?

とても簡単なのに、恥ずかしかったり、後回しにしてしまっていたり…。それでは なかなか幸せに近づけないかも…。


足があること。口が きけること。目が見えること。朝 起きて、また新しい1日が始められたこと。すべて当たり前ではなくて、感謝なのです。


自分を愛し、人を愛し、感謝を忘れない。

そうすれば、きっと幸せになれると思います。


今日の独り言でした。
(^-^)