ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)石野 雄一光文社このアイテムの詳細を見る |
ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務を読みました。この書籍は、ファイナンスというものを簡潔にまとめているなと思います。企業の投資効果を求める方法論も一部展開されており、イメージ付けをするにはなかなか良い記術レベルで書かれています。最初の章は、財務三表について記述されるており、基本的な財務諸表の見方、B/S、P/Lでの利益とキャッシュフロー計算書でみる企業が現実に運用できる現金の見方について説明されています。財務諸表が過去の利益、現金について記されている管理会計とファイナンスは将来(未来)への資金投資というキャッシュの流れ。ファイナンスについては、自分でもほとんどイメージがなかったのですが、他の本で記述されているような計算式を並べているような内容ではなく、ファイナンスに関する論理的な内容をイメージもてるように解かり易く記述されています。株主資本、債権者がそれぞれもつ負債についてもその特性の違いについてもあらためて気づかされる内容が書かれています。企業に対する期待が大きいと株があがり、それをファイナンスという側面で分析し投資への判断を行うフロー的な内容も書かれています。会計関連の記述も多いので経営、会計、投資についての概要をキャッチアップするには、良い書籍だと感じます。
「ざっくり分かるファイナンス」読みました。
「道具としてのファイナンス」に続く良書ですね。
ファイナンス知識の復習と確認に役に立ちます。
TBさせていただきます。
ファイナンスについては、どうも取り付き難い点もあり、整理できてない部分が多々あったのですが、この本を読んでイメージ作りができたかなと思います。より一層鮮明にするために、間を置いて読み返ししてみたいと思います。読書は本当に知恵というものを豊かにしますね。昨年8月からいろんな本を手当たり次第読んでまして、もうじき100冊になります。これからも読書は続けていきたいと思います。