目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

彼女

2018-07-15 | 日記
友達が先週白生地を持ってきて

草木染めで染めてほしいと言うのです。

茶色系希望と緑系希望の布が二枚ずつだったので

おととい茶系が出るクルミでそのうちの二枚を染めました。

彼女はその二枚でブラウスが作りたいと言っていたのです。

ブラウスに仕立てるなら、

なるべくムラのできないよう、同じ色に染めあがるよう、

気を使いながら染めました。

明るい茶色で下地の綸子模様の光沢が

陰影を見せて薄いめだけど品のある色です。

で、この前見せたんですよ。

そしたら彼女なんて言ったと思います?


「あら、同じ色に染めたんだ、私は別の色の方が良かったんだけど・・・・」






「別の茶系で色違いがいいなって思っててん」

「やっぱりそれを言わな分からへんわな」って


当然じゃ

このアホ。



普通ブラウスを作ると聞けば

できるだけ同じ色に染めてあげたいと誰だって思うでしょ。


言わなければ分かるわけないですよ。

それ当たり前のこと。

たいていのことはそうなんです。

そのために口も言葉もあるんです。



確かに

以心伝心というケースもありますが・・・


もし私が何も聞かなくても

彼女は茶系の色違いで染めた服が着たいのかもしれない、

とそう思ったとしたら、

私は彼女と結婚していたかもしれません。


人の心やマインドって

何を考えているのか本当にわからないものですよね。


彼女の件にしても、

もし彼女が本気で

言わなくてもわかってもらえるだろうと期待していたのだとしたら、

ちょっと困りものです。

思いもかけないことを突拍子もないことを

やってしまうところがあるのです。


でも、今回はきっと云うのを忘れていただけなのでしょう。

彼女は私の大切な友人なので

全て善意に解釈できます。


身の回りに起こった小さなことを

善意に捉えるか否かで

その後に起こることが変わってくることを

ご存知でしょうか。




猛暑が続きます。

熱中症に気をつけてできるだけ涼しくしてお過ごしください。

コメント
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