“紫式部が主人公のNHK大河ドラマ「光る君へ」を見て、中学校3年生の記憶がよみがえってきました。最後の国語の授業で男性教師が「日本文学の最高傑作は源氏物語である。一生かかってもいいから読んでほしい」と言ったのです。その言葉が忘れられず20代のときに与謝野晶子、60代で瀬戸内寂聴さんの書いたそれぞれの現代語訳を読みだしたものの、長編ということもあり、ともに途中で挫折してしまいました。これらは今も本棚にあります。
大河ドラマで紫式部がどんな思いで源氏物語をつづるのかが楽しみです。情熱的だったあの中学校の先生が伝えたかった真意が分かるかもしれません。源氏物語の現代語訳にもう一度チャレンジしてみようかしら。そう思い始めています。”(2月23日付け中日新聞)
愛知県江南市の主婦・武村さん(女・82)の投稿文です。NHK大河ドラマ「光る君へ」、何年かぶりに大河ドラマを見ています。昔は毎年大河ドラマを楽しみに見ていたものだが、こちらの頭が硬いのか、どうも近頃の大河ドラマは途中で止めてしまう。今年は今のところ見ている。
武村さんが言われるように、ドラマを見ながら小説を読む、と言うのもありかと気がついた。ボクは谷崎潤一郎の源氏物語全11巻を持っている。昭和60年に買っている。多分、ほとんど一度は読んだと思うが、よく覚えていない。今年読むのもいい機会であろう。ドラマの方も見て相乗効果を及ぼすかもしれない。ただ字が小さすぎる。でも読み始めた。
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