寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3645話) 食事中のテレビ

2024年03月19日 | 意見

 “私の家のルールは、食事中にテレビなどを見ないことです。私の家では何年も前からこのルールがありました。あまり気にしていなかったのですが、友達に朝のニュース番組を見ていると聞いてとてもうらやましくなりました。家に帰って母に見てよいか聞いてみましたが、よいとは言ってもらえなかったのでとても不満でしたし、理由が分かりませんでした。
 母が出かけて夕食を母以外の家族で食べることになったときに私はテレビを見ました。そのときの夕食はとても楽しかったですが、あまりご飯の味がしなくておいしいと感じられませんでした。そのときに食事中にテレビを見てはいけない理由が分かりました。苦労してご飯を作ってくれた人への感謝を忘れずに食べるためだと思います。私はこのときからテレビを見て食事をしたいと思わなくなりました。食事に感謝しながら失礼のないように大切に食べたいです。 ”(2月24日付け中日新聞)

 名古屋の椙山女学園の中学1年生・池田さん(女)の投稿文です。これは毎日のことであり、重要なことである。ボクの家の食事室にテレビはない。だからテレビを見て食事をすることは、昔からほとんどない。特に見たいことがる時は、食事をテレビのある居間に持っていかねばならない。時折はあるが、滅多にないことである。
 体験されたように、テレビを見ながら食事をしていては、何を食べているか全く分からないだろう。もったいないことである。そして作ってくれた人に失礼である。またそれ程にして見る番組があるのだろうか。最近のボクなど全くテレビ離れである。昔「一億総白痴化」と、言う言葉があった。ボクにしてみれば、この頃の番組は、そのころよりはるかに劣化していると思っている。


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