寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3705話) 布製カバー

2024年07月31日 | 知識
 “自転車に乗るときのヘルメット着用が昨年春から努力義務となりました。私はおしゃれも兼ねてチェック柄の布製カバーをヘルメットにかぶせてきましたが、雨に遭ったり経年劣化もあったりして傷みが目立ってきました。代替を考え始めたとき、愛知県警のホームページにカバーの型紙が掲載されていることを知り、それを基にして隣宅に住み裁縫が得意な次女に製作を頼みました。
 次女は裏返しても利用できるカバーを二つ作ってくれました。一つは表裏がピンクとブルーの夏用、もう一つは冬用でデニム生地の紺と白のリバーシブル。ともにおしゃれで、夏の日よけや、冬の防寒にも役立ちそう。何より次女に守られているようで私は安心して自転車をこぐことができています。”(7月4日付け中日新聞)


 愛知県愛西市のパート・荒川さん(女・60)の投稿文です。自転車のヘルメットが義務化され、している人も次第に増えてきた。ただ女性には見かけや髪が乱れるので抵抗が多かろう。そこは知恵である。この投稿がその一つであろう。ヘルメットにきれいな布をかぶせる。そうすればおしゃれの一つにもなる。おしゃれとなるとまたいろいろ知恵が出てくる。それが女性である。
 ボクはほとんどの人がヘルメットをかぶっていない平成29年からかぶるようにした。その年老人クラブ連合会長になり、自転車で地域を回ることが多くなった。見本を示す意味でもかぶるようにした。それ以来かぶっているが、一向に増えなかった。義務化されて次第に増えていった。車を放棄した高齢者には自転車は貴重な乗り物である。でも危険である。ヘルメットをかぶり、十分に注意して乗りたいものである。