“私が今年目標に掲げた漢字は「続」です。中学生になった以上、小学生のときよりも学習の時間を増やさなければなりません。課された宿題に取り組むだけでなく、自学も積極的にやっていく必要があります。しかしながら自学を続けていくには、それなりの強い意思が自分にないとできません。このため私はどんなに疲れて中学校から帰宅しても、授業の復習や予習を欠かさないように頑張りたいと考えています。
私は自分の思ったことをそのまま正直に言ってしまう欠点があり、ずっと改めたいなと思ってきました。小学生の間はまだしも、私も含めた中学生は自己ができつつある思春期にいるので、周囲のことを十分におもんぱかった上でひと呼吸置いて話すようにしたいです。こうして少しずつ自分を変えられたらいいな。”(10月27日付け中日新聞)
岐阜県中津川市の中学生・赤座さん(女・13)の投稿文です。こんな募集があったのでしょうか、続いて女子中学生による決意の漢字です。赤座さんは「続」をあげられました。「継続は力なり」という諺もあります。ボクは「続」と言うことに、非常に価値を置いています。我々凡人は、それ程のことが成せる訳ではありません。まして一朝一夕にできる訳はありません。できるとすれば継続によってでしょう。そして継続は非常に難しいことです。何か始めても飽きるなり、諦めるなりでまもなく止めてしまいます。止めてしまっては成果は上がりません。続けることが成果と言っても良いかもしれません。それ程に継続は価値があります、とボクは思っています。
ボクのホームページに「継続の力」()と言うページがありますが、読んでいただけると幸いです。もちろん中断したものも多いですが、継続しているものもいろいろあります。例えば川柳は35歳から始めていますし、ウォークも40代後半から始め今も続いています。この「話・話」 ももう15年になり3000話を超えています。この一つずつは本当にささやかなことです。でも今では私の財産と思っています。本当に継続の成果です。