”ハロウィーンを前に、ほうきを作るためのコキアの刈り取り体験が十一日、一宮市光明寺の138タワーパークであり、親子連れら二十組が参加した。コキアは、枯れた後は乾燥させてほうきの材料にできることから「ホウキグサ」とも呼ばれる。パークには約七百株あり、ハロウィーンに合わせてコキアを使った長さ約五十センチのミニほうきを作るイベントを企画している。そのため、今回は使用するコキアの刈り取りを来園者が手伝った。
パーク職員の指示に従い、大きく育ったコキアの茎を根元から刈り取った。父親と参加した岐阜県各務原市の福手まりちゃん(五つ)は「難しいところもあったけど、切るのが楽しかった」と笑顔で話した。”(10月13日付け中日新聞)
記事からです。コキアを話題にしたくて、この記事を取り上げた。コキアは箒木として川柳連れ連れ草の第165号(平成27年9月号)で扱っているが、「話・話」 としては扱ったことがないようだ。138パークでは「ハロウィーンに合わせてコキアを使った長さ約五十センチのミニほうきを作る」とあるから、ハロウィーンではこのほうきに魔女の子でもでも乗せたのだろうか。
ボクがコキアを作るようになってもうどれくらい立つのだろうか、もう思い出せないくらい昔のことになった。元は1株買ってきただけである。それが毎年種をこぼれ、増えていった。それをいろいろなところに植えたので、今では庭や畑、いろいろなところに生えてくる。邪魔にならないところはそのままにしている。見栄えもする。青もいいが、赤はもっといい。今年ももう随分色づいた。楽しい植物である。ひどいことをしなければ自然生えしてくる花は多い。ボクはこれを十分に楽しんでいる。敷地が広いことは苦労も多いが、ありがたいことである。